本当に良いアミノ酸シャンプーとは?頭皮ケアのプロが比較する15選

本当に良いアミノ酸シャンプーとは?頭皮ケアのプロが比較する21選

「アミノ酸シャンプーは良いらしい」「でもどれを選べばいいのかわからない…」とアミノ酸シャンプーが気になっていませんか?

アミノ酸シャンプーはたくさん種類があり、中には添加物や、洗浄力の強い成分が配合されているものもあるため、注意が必要です。せっかくアミノ酸シャンプーを選ぶなら、少しでも良いものを選びたいですよね。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして1000人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、アミノ酸シャンプーについて知っておくべきことを下記の流れで紹介していきます。

  1. アミノ酸シャンプーの3つのメリットとデメリット
  2. アミノ酸シャンプーの特徴と選ぶ際の注意点
  3. 15種のシャンプーを徹底比較してわかった!本当のおすすめ
  4. アミノ酸シャンプーを無駄にしない正しい頭の洗い方
  5. シャンプーに関してよくあるQ&A

このページを読んで頂くことで、あなたがコスパが良く、安心できるアミノ酸シャンプーを選ぶために必要な知識を身につけることができるでしょう。

0. はじめに

「アミノ酸シャンプーが良いと知った」「でもどれがアミノ酸シャンプーなのかわからない」「どうやって選べば良いの?」と戸惑ってしまいますよね。

アミノ酸シャンプーとは、一般的なシャンプーに比べ洗浄力が強くなく、髪や頭皮に優しく専門家の間でも良いとされているシャンプーです。

最近では、インスタ女子からも支持されとても話題になっています。

アミノ酸シャンプーのイメージ

出典:instagram

ただし、アミノ酸シャンプーは成分が良くないものを選んでしまうと、他のシャンプーを使うのと変わらなくなってしまい、非常にもったいないです。

このページではアミノ酸シャンプーを徹底的に比較した上で、本当におすすめを紹介していますので、参考にしていただければと思います。

1. アミノ酸シャンプーの3つのメリットとデメリット

そもそも、アミノ酸シャンプーを使うことで、どんなメリットがあるのでしょうか?アミノ酸シャンプーを使うメリットやデメリットについて紹介しておきます。

1-1. アミノ酸シャンプーの3つのメリット

アミノ酸シャンプーのメリットは下記の3つです。

  • 頭皮への刺激を減らすのでフケ対策ができる
  • 皮脂を適度に洗い流し、ベタベタする頭皮を予防できる
  • 頭皮や髪にも優しく洗うことができる

一般的に流通していている安価なシャンプーは、洗剤並みに洗浄力が強く、また添加物がたくさん入っているため、頭皮や髪に刺激となります。それによって、フケ、乾燥肌、ベタベタした地肌に繋がっているとも言われています。

しかし、アミノ酸シャンプーであれば、ヒトを構成しているタンパク質と同じ成分なので、地肌や髪への影響がほとんどありません。

1-2. アミノ酸シャンプーの3つのデメリット

アミノ酸シャンプーは下記の3つのデメリットがあります。

  • 一般的なシャンプーに比べて少し高い
  • 洗浄力が弱い
  • 泡立ちが弱い

まず、アミノ酸シャンプーは一般的なシャンプーに比べて少し高価です。本来、洗浄力や泡立ちは強い必要はあまりないのですが、慣れてしまった私たちにとっては、洗浄力は弱く、泡立ちもよくないので、少し違和感を感じる可能性があるでしょう。

1-3. アミノ酸シャンプーを使うべき人

アミノ酸シャンプーは基本的にどんな人にもおすすめできるものですが、具体的に下記に1つでも当てはまる人には間違いなくおすすめできます。

  • 頭皮に乾燥を感じる人
  • 頭皮にベタつきを感じる人
  • 美しい髪を保ちたい人
  • フケを予防、改善したい人
  • 敏感肌の人

これらにあてはまる人はアミノ酸シャンプーを使うことで、髪や頭皮の悩みを解消してくれる可能性が大いにあります。

2. アミノ酸シャンプーの特徴と選ぶ際の注意点

アミノ酸シャンプーは頭皮や髪に良いということはご理解いただけたかと思いますが、実際にどんなシャンプーがアミノ酸シャンプーなのか?という声が良く聞かれます。

そのため、この章では正しくアミノ酸シャンプーが選べるように下記について紹介します。

  • アミノ酸シャンプーの特徴と成分
  • アミノ酸シャンプーを選ぶ際の注意点

2-1. アミノ酸シャンプーの特徴と成分

アミノ酸シャンプーかどうかを見分けるポイントは、成分欄を見て、下記のような「ココイル◯◯」「ラウロイル◯◯」と表記のある成分が配合されていることです。

アミノ酸種類成分表記洗浄力刺激性
グルタミン酸系ココイルグルタミン酸Na
ラウロイルグルタミン酸Na
アラニン系ココイルメチルアラニンNa
ラウロイルメチルアラニンNa
グリシン系ココイルグリシンNa
ココイルサルコシンNa
ラウロイルサルコシンNa

参考:アミノ酸シャンプー以外のシャンプーとの違い

アミノ酸シャンプー以外のシャンプーと違いがわかるようにした表を紹介しておきますので、下記の硫酸系、石鹸系シャンプーとしっかりと見分けがつくようにしましょう。

界面活性剤の種類刺激・洗浄力の強さ価格備考
硫酸系シャンプー×
強い

安め
1000円以下
1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
「ラウリル硫酸◯◯」「◯◯スルホン酸」と表記
石鹸系シャンプー
やや強い

中位
2000円以下
石鹸カスが頭皮に残りやすい
「石鹸シャンプー」と命名されている
アミノ酸系シャンプー
弱い
×
高め
2000円以上
皮脂を落としすぎないので最も良い
「ココイル◯◯」「ラウロイル◯◯」と表記

硫酸系のシャンプーは洗浄力が強すぎて、必要以上に皮脂を洗い流してしまいます。一般的に安い1000円以下のシャンプーがこれにあたります。

「ラウリル硫酸◯◯」「◯◯スルホン酸」などと表記がありますので、これらは避けましょう。

2-2. アミノ酸シャンプーを選ぶ際の注意点

アミノ酸が入っているシャンプーであれば何でもいいのか?と言われると、そういうわけではありません。

下記の3つの注意点を守って選びましょう。

  • アミノ酸配合シャンプーに注意
  • 添加物に注意
  • 髪がギシギシになるものに注意

① アミノ酸配合シャンプーに注意

「アミノ酸配合」と記載のあるシャンプーが存在します。しかし、このようなシャンプーを選ぶことはおすすめしません。

アミノ酸配合というのは、硫酸系の洗浄成分がメインで作られており、アミノ酸を配合しただけのシャンプーです。

騙されないように注意しましょう。

② 添加物に注意

洗浄成分として、アミノ酸が使われていても、洗浄成分以外に添加物が入っていれば、頭皮には刺激となる可能性があります。

そのため、アミノ酸シャンプーであり添加物の入っていない無添加のシャンプーを選びましょう。

③ 髪がギシギシになるものに注意

一般的なシャンプーやリンス、コンディショナーの中には、髪をコーティングして、髪をスルスルと通りを良くしてくれる成分が入っています。

しかし、これらのコーティング成分は、頭皮の皮脂を詰まらせ、刺激となってしまうので、おすすめできません。

また、せっかく低刺激のアミノ酸シャンプーで髪を洗っても、刺激や添加物、コーティング成分が入っているリンスなどを使うと、全くの無駄になってしまいます。

天然オイルが入っており、髪のケアができるシャンプーを選ぶか、成分に安心できるコンディショナーを選びましょう。

3. 15種のシャンプーを徹底比較してわかった!本当のおすすめ

アミノ酸シャンプーと銘打っているものの中にも、実は防腐剤や頭皮に刺激となり得る成分が入っているシャンプーがたくさんあります。

後ほど詳しく紹介しますが、シャンプー選びでは下記の2点が重要です。

  • 洗浄成分が強くないこと
  • 添加物(防腐剤)や刺激物が入っていないこと

そこで、アミノ酸が配合された15種類のシャンプーの成分を徹底的に比較した結果を下記の表にまとめました。

その結果、添加物や刺激成分が入っていないおすすめできるシャンプーは3つだけで、1位〜3位まではコスパを基準にランキングにしました。また、それ以下のものは、防腐剤などの添加物や刺激物が入っているため、ランキングから除外しました。

シャンプー評価添加物
刺激成分
1位
haru ”kurokamiスカルプ”
haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥3,256/400ml
通常:¥4,070
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルグルタミン酸TEA
コカミドDEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイルグリシンKなど
【刺激成分】
エタノール
2位
ハーバニエンス
ハーバニエンスシャンプーのイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥2,200/300ml
(セット¥4,400〜)
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na
ココアンホプロピオン酸Na
コミカドプロピルベタインなど
【刺激成分】
3位
ブラックシャンプー
ブラックシャンプーのイメージ
定期コース:¥4,752/400ml
通常:¥5,280
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コミカドプロピルベタイン
ココイルグリシンK
ラウリルグルコシド
ココイルグルタミン酸TEAなど
【刺激成分】
エタノール
 モーガンズノンシリコン
アミノ酸シャンプー白樹

モーガンズノンシリコンアミノ酸シャンプー白樹のイメージ
¥2,860〜/300ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
デシルグルコシド
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分】
安息香酸Na
ポリクオタニウム-10
エチドロン酸4Naなど
マイナチュレシャンプー

1ヶ月ごと定期コース:¥2,979/280ml
通常:¥3,696
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNa など
【刺激成分】
フェノキシエタノール
安息香酸ナトリウム など
  アスタリフトスカルプ
フォーカスシャンプー

アスタリフトスカルプフォーカスシャンプーのイメージ定期コース:¥1,980/200ml
通常:¥2,200+送料200
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルアラニンTEA
ココイルサルコシンNa
PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na
ラウリルベタインなど
【刺激成分】
メチルパラベン
安息香酸Na
オレイルアルコールなど
ZACCパールリッチシャンプー
ZACCパールリッチシャンプーのイメージ¥6,380/400ml
コンディショナーセット
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
スルホコハク酸ラウレス2Na
ココイルグルタミン酸TEA
など
【刺激成分(添加物)】
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベン
香料など
 ボタニカルシャンプー
(モイスト)
¥1,540/490ml
洗浄成分:
刺激成分:×
 【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分(添加物)】
エタノールベヘントリモニウムクロリド,ジステアリルジモニウムクロリド,香料
フェノキシエタノールなど
モンゴ流シャンプーEX
モンゴ流シャンプーのイメージ¥4,400/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNaラウロイルサルコシンNa
ラウロイルメチルβ-アラニンTEAなど
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
 守り髪シャンプー
守り髪ベースメイクシャンプーのイメージ
¥3,080/400ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
スルホン酸Na
コカミドDEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベンなど
ディアボーテオイルインシャンプー

¥781〜/500ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ココイルメチルタウリンNa
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
コカミドメチルMEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分】
エタノール
安息香酸Na
塩化Na など
凛恋(ローズ&ツバキ)
凛恋ローズ&ツバキシャンプーのイメージ¥1,980/480ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルサルコシンTEA
など
【刺激成分(添加物)】
ラウラミドDEA:
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
フェノキシエタノールなど
モイスト ホイップクリームシャンプー
モイスト ホイップクリームシャンプーのイメージ
¥1,350〜/450ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
コカミドプロピルベタイン
コカミドメチルMEA
【刺激成分(添加物)】
BG
フェノキシエタノール
安息香酸Na など
フィヨーレFプロテクト
フィヨーレFプロテクトのイメージ
¥1,273/300ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
スルホコハク酸(C12-14)
ラウリルスルホ酢酸Na など
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
エタノール
香料 など
いち髪濃密W保湿ケアシャンプー
いち髪濃密W保湿ケアシャンプーのイメージ¥780/480ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ラウロイルサルコシンTEA
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
コカミドメチルMEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分(添加物)】
エタノール
安息香酸Na
香料 など

<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系・硫酸系△/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×

今回比較したシャンプーは比較的有名で、実際にアミノ酸シャンプーとしておすすめされているものも多くあるにもかかわらず、添加物や刺激物が入ったシャンプーも混ざっているので注意しましょう。

この中で、最もおすすめのシャンプーは『haru ”kurokamiスカルプ”』で、コンディショナーやリンスなどが別になっておらず、一本でケアをすることが可能で、最もコスパの良いシャンプーでした。

その他3位までにランクインしたシャンプーについてもう少し詳しく紹介します。

1位 haru ”kurokamiスカルプ”

haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ

haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加シャンプーで、累計50万本を販売達成した今大人気のアミノ酸系シャンプーです。

頭皮に優しいだけでなく、頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮と髪をダブルでケアしてくれます。きしまないための成分を配合しており、これ一本でリンスもコンディショナーも不要で、艶のある美しい髪を保ちます。

30日間の返金保証がついているので安心してはじめることができますね。

  • 定期購入: ¥4,070(税込) (通常¥3,960)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン

haru「kurokami スカルプ」公式ページ

https://www.haru-shop.jp/

2位 ハーバニエンス

ハーバニエンスのイメージ

ハーバニエンス』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。

植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。

ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているのでもしもの時も安心できますね。

  • 定期購入: ¥2,200〜 (コンディショナーセット¥4,400)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り

ハーバニエンス公式ページ

http://www.herbgarden-sf.com/

3位 ブラックシャンプー

ブラックシャンプーのイメージ

ブラックシャンプー』は頭皮に栄養を与える、21種類の天然植物成分を配合したアミノ酸系のシャンプーです。

栄養補給にもこだわったシャンプーなので、「3分ヘアパック」が推奨されています。「3分ヘアパック」とはシャンプーをつけたまま3分間放置し、頭皮全体にシャンプーの植物成分を行き渡らせるという画期的なお手入れ方法です。

成分がいい分、値段も高めですが、試してみる価値はあります。香りや爽快感があるので特に男性におすすめです。

  • 定期購入:¥4,752 (通常¥5,280)
  • 特徴:21種類の植物成分

ブラックシャンプー公式ページ

http://www.andgino.jp/pc/bshampoo/

4. アミノ酸シャンプーを無駄にしない正しい頭の洗い方

実は、正しくシャンプーができていない人も大勢いて、間違ったやり方をしていることが原因で刺激となり、フケを生じている可能性もあります。

あなたのいつもの洗い方と比べながら、問題がないかチェックしながら見ていきましょう。

頭皮に優しいシャンプー7つのステップ

① 洗う前に髪をとかす

髪が長い場合は、風や静電気によって髪が絡まりやすくなっています。

絡まったままシャワーを浴びると抜けやすくなってしまうので、毛先の方から手ぐしやブラシでとかしましょう。

ヘアスプレーや整髪料で固めている場合は、髪が引っ張られて余計に抜けやすくなるので注意が必要です。

② お湯で汚れを落とす

整髪料や汚れを指の腹で、優しくとかすようなイメージで落としましょう。

お湯の温度は38度程度で、汚れの8割程度落とすつもりでシャワーをしましょう。

この時にしっかりと汚れを落としていると、シャンプーの量が少なく済むので、頭皮に余計な負担をかけないで済みます。

③ よく泡立ててからシャンプーをつける

髪が短い場合は10円玉程度、ロングヘアの場合は500円玉程度の量をつけよく泡立ててから髪につけてください。

手のひらを丸め指先で円を描くようにすると泡立ち易いですが、うまく泡立てられない場合は洗顔用のネットを使うのもいいですね。

シャンプーの量が多すぎると、すすぎ残しの元になり頭皮に良くありません。

④ 爪を立てずに優しく洗う

襟足→耳の後ろ→後頭部→頭頂部→生え際の順に指の腹で優しくマッサージをするように洗ってください。

汚れは爪を立てなくても、泡に汚れを溶かすようにすると十分に落ちます。

⑤ しっかりすすぐ

すすぎ残しは頭皮トラブルの元ですので、しっかりとすすいでください。

目安は洗う時間の倍ぐらいです。

泡をすすぎ終わったら、シャワーヘッドで頭皮のマッサージをするように押し当てると毛穴もしっかりとすすぐ事ができます。

⑥ バスタオルで水気を取る

シャワーが終わったら、乾いたバスタオルを髪の根元から押し当てるようにして水気を取ってください。

髪が濡れている時は、静電気や衝撃に弱くなっていますのでゴシゴシと拭くのはNGです。

⑦ ドライヤーで根元を乾かす

ドライヤーの4つのポイント

ドライヤーをせずに髪の毛を濡れたままで放置すると、細菌などが発生する原因になるので、必ずドライヤーをしましょう。

ドライヤーのコツは「熱量ではなく風量で乾かす」ことと「根元から乾かす」ことです。

また、髪の8割程が乾かす目安です。それ以上ドライヤーを当て続けると髪に必要な水分まで失われてしまいます。

そうすることで、髪に余計なダメージを与えなくてすみます。

5. シャンプーに関してよくあるQ&A

シャンプーについて、良く質問を受けるのですが、主な質問とその回答を参考までに紹介しておきます。

  • シリコンって本当はどうなの?
  • 育毛成分入りシャンプーってどうなの?
  • ドラッグストアで売ってるシャンプーってどうなの?

① シリコンって本当はどうなの?

シリコンは多くのシャンプーに含まれている成分で、髪をコーティングし、キューティクルが壊れないように保護したり、髪同士の摩擦を避け、髪を通りやすくする役割があります。

結論をお伝えすると、髪にとっては良い成分です。しかし、皮膚もコーティングしてしまうため、毛穴が詰まり皮膚にダメージを与えるということです。

フケを改善したいなら、シリコンが入っていないノンシリコンのシャンプーを選ぶことをおすすめします。

【シリコンにあたる成分一覧】

シロキサン、シクロメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、シリカ、シリル、シロキ、シラン、ジメチコノール、ジメチコンポリオール、シリル化ケラチン、ジメチコノール

ランキング上位のアミノ酸シャンプーは、シリコンが入っていませんが、髪のケアのために、アルガンオイルなどの天然のオイルやヒアルロン酸などの美髪成分が入っているので、通りもよく髪のまとまりも良く仕上がります。

② 育毛成分入りシャンプーってどうなの?

育毛成分が入っているシャンプーがありますが、筆者は特に価値を感じていません。

なぜなら、シャンプーは洗い流してしまうためです。ただ、入っていることがマイナスであることはないので、取り分け気にしないでも問題ないでしょう。

③ ドラッグストアで売ってるシャンプーってどうなの?

ドラッグストアで販売されているシャンプーはおすすめできません。今回シャンプーを比較するにあたって、ドラッグストアで販売されているシャンプーも加えましたが、ほとんどシャンプーが頭皮に刺激になる成分が入っています。

長期間店頭に置くことを想定されるので、腐らないように添加物を入れる必要があったり、店頭で販売したりTVCMには莫大なコストがかかるため、どうしても安価な成分を入れなければならないなどの理由が考えられます。

6. さいごに

成分を徹底比較してわかったおすすめのアミノ酸シャンプーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

アミノ酸シャンプーは下記の3つの点に注意して選びましょう。

  • アミノ酸配合シャンプーに注意
  • 添加物に注意
  • 髪がギシギシになるものに注意

以上のポイントを考慮に入れた上で、コスパが良くおすすめのシャンプーは下記の通りです。

このページを参考にしながら間違いのないアミノ酸シャンプーを選んでいただければ幸いです。

あなたの頭皮や髪が美しく豊かになることを心から祈っています。