「5αリダクターゼ」は薄毛の悩みを抱える人にとっては重要なキーワードの1つとなります。
実は、5αリダクターゼはヒトが成人へと成長するするためには欠かせない酵素です。しかし、薄毛を改善するなら、5αリダクターゼを抑制する必要があります。
このページでは、過去に育毛アドバイザーとして1000人を超える方々の育毛をお手伝いをしてきた経験を持つ筆者が、5αリダクターゼについて、下記の流れで詳しく紹介します。
- 5αリダクターゼとは?
- 5αリダクターゼを抑制する3つの成分
- 5αリダクターゼを抑制する4つの方法
- 5αリダクターゼを抑制する2つの治療薬
- 日頃から5αリダクターゼを抑制する4つの方法
- 5αリダクターゼを抑制する成分が入ったおすすめのサプリ
- 5αリダクターゼを抑制する成分が入ったおすすめの育毛剤2選
- 頭皮環境で+αの3つの薄毛対策
このページを最後まで読めば、5αリダクターゼの作用から抑制するための方法について知識がつくので、正しい薄毛対策ができるようになるでしょう。
1. 5αリダクターゼとは?
5αリダクターゼとは、体内に存在する酵素のことで、男性ホルモン(テストステロン)と結びつき、ジヒドロテストステロンを生み出します。
男性ホルモンは、筋肉や精子を作るなど男性的な機能を司っていますが、ジヒドロテストステロンは男性ホルモンの補助するような働きをしています。
このジヒドロテストステロンは、生きていく上で必要なホルモンなのですが、このホルモンは薄毛に関係しているホルモンであり、ジヒドロテストステロンが多く作られてしまうと薄毛になりやすくなってしまいます。
<5αリダクターゼは2種類ある!>
5αリダクターゼⅠ型・・・全身、側頭部、後頭部の皮脂腺に多く存在しています。そのため、5αリダクターゼⅠ型の活性が高い人は、肌が油っぽい人に多い。
5αリダクターゼⅡ型・・・前立腺や前頭部、頭頂部の毛乳頭という毛根にある細胞に多く存在しています。5αリダクターゼⅡ型の活性が高い人はヒゲや体毛が濃い人に多いです。
薄毛と5αリダクターゼの関係性
5αリダクターゼは薄毛を引き起こすきっかけとなる酵素ですが、どのように薄毛に繋がっていくのかについて参考までに解説していきます。
下記の図で見てみましょう。
5αリダクターゼによって作られたジヒドロテストステロンは「脱毛ホルモン」と呼ばれるほど脱毛に作用するホルモンで、髪の根本にあるアンドロゲン受容体と結びつくことで、毛髪の成長を抑制したり皮脂を過剰に分泌し毛髪の育成に悪影響を及ぼします。
そのため、髪が減って薄くなっていくというのが薄毛のメカニズムです。
5αリダクターゼを抑制することができれば、男性ホルモンからジヒドロテストステロンが生成されるのを防げるため、薄毛の対策になります。
2. 5αリダクターゼを抑制する3つの成分
5αリダクターゼを抑制する方法を探しているあなたは、薄毛を改善する方法を探しているのではないですか?
ここからは、薄毛にならないために、また薄毛を改善するために、5αリダクターゼを抑制するための方法について紹介していきます。
そこで、まずは5αリダクターゼを抑制すると言われている成分を紹介していきます。
- 亜鉛
- イソフラボン
- ノコギリヤシ
- フィナステリド・デュタステリド
① 亜鉛
亜鉛には、5αリダクターゼを阻害する働きがあるとされています。
亜鉛は、主に下記の食べ物によく含まれていますので、日頃から積極的に摂取するように心がけてみてください。
生ガキ、レバー、牛肉、煮干し、するめ、カニ、しじみ、たまご、大豆、チーズetc・・・
なお、亜鉛は摂取のしすぎはよくありませんので、ほどほどにしましょう。
1日の上限はおよそ30mg〜40mgで、カキには亜鉛が2mg/1個ほど含まれているので、目安としては15個までとなります。
② イソフラボン
イソフラボンには、5αリダクターゼを阻害する働きがあるとされています。
女性ホルモンは5αリダクターゼの生成を抑制するとされていますが、イソフラボンにも同じ効果があるとされています。
イソフラボンは納豆、豆腐、豆乳などの大豆食品に多く含まれているので、日頃から食べるようにすると良いでしょう。
③ ノコギリヤシ
ノコギリヤシは、北米大陸からメキシコにかけて自生する植物で、5αリダクターゼを抑制する作用をもっていると言われています。
実は5αリダクターゼにはタイプⅠ型、Ⅱ型の2種類があり、ノコギリヤシの成分は、両方に対して働くと言われています。
ノコギリヤシはとても注目されてる天然成分で、多くのサプリや育毛剤に含まれています。
④ フィナステリド・デュタステリド
「フィナステリド」「デュタステリド」は、臨床試験によって5αリダクターゼを抑制する効果が認められた成分です。
これらの成分は治療薬でしか摂取することはできません。確実な効果を得たいのなら、これらの成分が入った薬を使うしかありません。
3. 5αリダクターゼを抑制する4つの方法
これまで、5αリダクターゼを抑制する成分について紹介してきましたが、ここからは具体的に、5αリダクターゼを抑制する成分を摂取する方法を紹介していきます。
5αリダクターゼを抑制する方法は大きく分けて4つです。
具体的な方法 | 効果の高さ |
4章:AGA治療薬を使う | ★★★ |
5章:日頃からできる対策をする | ★☆☆ |
6章:サプリを使う | ★☆☆ |
7章:育毛剤を使う | ★☆☆ |
AGA治療薬については、臨床試験などで5αリダクターゼを抑制する効果が認められているので確実です。
それ以外の対策は、効果についてはあくまでも証明されているものではないので、どこまで5αリダクターゼの抑制効果が得られるかはわかりません。
確実に効果が得られるとわかっている対策をしたいのなら、AGA治療薬を使いましょう。
4. 5αリダクターゼを抑制する2つの治療薬
薄毛の治療薬として使われている薬の成分「プロペシア(フィナステリド)」「ザガーロ(デュタステリド)」は5αリダクターゼを抑制する効果があります。
そして、それぞれ抑制できる型が異なります。
効果 | 効果の高さ | |
プロペシア (フィナステリド) | 5αリダクターゼⅡ型を抑制 | ★★☆ |
ザガーロ (デュタステリド) | 5αリダクターゼⅠ型を抑制 5αリダクターゼⅡ型を抑制 | ★★★ |
本章では、5αリダクターゼを抑制する効果があるとされる2つの治療薬について紹介していきます。2つの治療薬で抑制できる型が異なりますので、基本的に専門医などに相談をしながら服用するようにしましょう。
4-1. 5αリダクターゼを抑制する『プロペシア』の効果
薄毛の治療薬として厚生労働省の認可が下りているものに、「プロペシア」という薬があります。
プロペシアの有効成分フィナステリドは、5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害し、ジヒドロテストステロンを減らします。
プロペシアは臨床試験などで、5αリダクターゼ阻害や薄毛治療としての効果が証明されている薬ですので、薄毛を改善する効果はてきめんです。
その反面、副作用などのリスクもあるので、しっかりと効果とリスクを理解した上での使用をおすすめします。詳しくはこちらの記事「世界一わかりやすいAGA治療薬プロペシアの効果と副作用」を参考にしてみてください。
4-2. 5αリダクターゼを抑制するザガーロの効果
画像出典:http://www.rad-ar.or.jp/….
薄毛の治療薬として厚生労働省の認可が下りているものに、「ザガーロ」という薬があります。
ザガーロの有効成分デュタステリドは、5αリダクターゼⅡ型だけではなく5αリダクターゼⅠ型の働きも阻害し、ジヒドロテストステロンを減らします。
そのため、プロペシア以上にジヒドロテストステロンを減らす効果があります。
プロペシアとザガーロはクリニックでしか処方をしてもらうことはできません。薄毛専門のクリニックでは、無料でカウンセリングも行っていますので、カウンセリングを経て薬を処方してもらってください。
全国に拠点があり、実績や口コミ、薬の価格の観点からオススメのクリニックを下記に4つ紹介します。下記の価格はプロペシアの価格です。プロペシアが安いクリニックはザガーロも安いので参考にしてみてください。
- AGAスキンクリニック・・・¥4,600〜
- 湘南美容クリニック・・・¥5,500〜
- イースト駅前クリニック・・・ ¥8,200前後(地域による)
- Dクリニック(へアメディカル)・・・¥7,700
この中でも圧倒的におすすめなのがAGAスキンクリニックです。業界最大手で、薬も安くほとんどの県で拠点があります。
「近くにクリニックがない」「クリニックに通うのが面倒」という人は・・・
「もし近くに薄毛専門のクリニックがなさそう」「通うのが面倒」という人は、診察から薬の処方までネットで全て完結するサービスがあります。
「DMMオンラインクリニック」が始めたネット診察はスマホのテレビ電話で専門医に診察してもらえ、必要に応じて宅配で薬を送ってもらえるサービスです。治療費を聞いた上で治療を断ることも簡単ですし、その場合は1円もかからないので気軽に聞くことができます。治療薬の価格も業界水準よりも安いので、移動にかかる費用や時間を考えればとてもお得です。
DMMオンラインクリニック公式ページ:https://clinic.dmm.com/
上記公式ページから予約すれば、予約した日時にクリニックと電話できるようになります。予約すれば待ち時間もほとんどありません。
5. 日頃から5αリダクターゼを抑制する4つの方法
5αリダクターゼを抑制するためには、5αリダクターゼを抑制する成分を摂取することです。
また、5αリダクターゼを抑制する作用を持つ成分が、あらゆる場面で失われている可能性がありますので、そういったポイントを抑えることで5αリダクターゼを抑えることができるでしょう。
下記に紹介する方法で、5αリダクターゼを抑制する栄養を摂取し、5αリダクターゼを抑制する成分が失われないように対策をしましょう。
- 5αリダクターゼを抑制する栄養を摂る
- ストレスを緩和する
- 飲酒を控える
- 喫煙を控える
① 5αリダクターゼを抑制する栄養を摂る
5αリダクターゼを抑制するとされる先ほど紹介した下記の2つの成分を取り入れるようにしてみましょう。
- 亜鉛・・・牡蠣、カニ、イカなど
- イソフラボン・・・納豆、豆腐など
上記のような食べ物には多く亜鉛やイソフラボンが配合されていますので、日頃の食事に取り入れてみましょう。
② ストレスを緩和する
ストレスを長期間にわたって感じると、ストレスを抑えるコルチゾールというホルモンが分泌されます。そうすると、活性酸素が増えると言われており、活性酸素を分解する際に亜鉛が消費されます。
亜鉛が消費されてしまうことで、5αリダクターゼの抑制機能が抑えられてしまいます。
そのため、ストレスを感じないように気をつけたり、休息をとるなど、ストレスを解消することで亜鉛の消費を抑えることができます。
ストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。
下記の3つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。
- 太陽の光を浴びる
- ハーブティーを飲む
- 睡眠をしっかりととる
③ 飲酒を控える
アルコールを摂取すると、体内で無害な物質に分解され排出されますが、分解する際に亜鉛などのミネラルやビタミンなどの栄養を消費してしまいます。
亜鉛が消費されてしまうことで、5αリダクターゼの抑制機能が抑えられてしまいます。
アルコールは適量であれば血行をよくする働きもあり、健康にもいいされる面もありますが、やはり適量が一番です。
アルコールは過剰に摂取しないように気をつけましょう。
④ 喫煙を控える
喫煙によって、身体の中で活性酸素が大量に発生します。活性酸素は酵素によって分解されますが、この際に亜鉛が消費されてしまいます。
亜鉛が消費されてしまうことで、5αリダクターゼの抑制機能が抑えられてしまいます。
タバコは辞めるか、本数を減らすように心がけましょう。
6. 5αリダクターゼを抑制する成分が入ったおすすめのサプリ
サプリにはこれまで紹介した5αリダクターゼを抑制する作用を持った成分を配合しています。
5αリダクターゼを抑制する成分が入っていることはサプリ選びで重要なポイントです。
種類もたくさんあってどれを選べばいいのかわからないという人も多いので、本章では薄毛を効率的に改善するために選ぶべきサプリについて紹介していきます。
6-1. サプリの2つの種類
サプリメントは下記のように大きく2種類に分けられます。
- 「栄養サプリ」・・・亜鉛やビタミンのような特定栄養素の補給を目的にしたもの
- 「育毛サプリ」・・・複数の栄養素や薄毛の改善に効果が期待できる成分が配合されたもの
それぞれのサプリについて紹介します。
栄養サプリ
栄養サプリは足りていない栄養素をピンポイントで補給できるサプリです。栄養サプリは比較的安価です。
ジヒドロテストステロンの生成を抑制するだけなら下記のようにイソフラボンや亜鉛を摂れるサプリを使えば安価にすみます。
- イソフラボン・・・DHC「大豆イソフラボン 吸収型 30日分」など
- 亜鉛・・・・・・・DHC「亜鉛 30日分」、ネイチャーメイド「亜鉛 60粒」など
- ノコギリヤシ・・・DHC「ノコギリヤシEX 和漢プラス 30日分」など
しかし、薄毛を改善するためには、ジヒドロテストステロンを増やさないためだけに栄養をとるのではなく、髪の成長に必要な栄養素などをバランスよくとる必要があります。
そこでおすすめなのが育毛サプリです。
育毛サプリ
育毛サプリには複数の栄養素や薄毛に効果が期待できる成分が配合されています。
下記の4つの成分は育毛サプリに配合されている薄毛に期待できるとされている栄養や成分です。
成分 | 期待できる効果 |
亜鉛 | AGAの原因物質5αリダクターゼを阻害する、髪の材料となるタンパク質を合成する。 |
ノコギリヤシ | 5αリダクターゼを阻害し抜け毛を予防する。 |
ビタミンB6 | 亜鉛のタンパク質を合成する働きを助ける。 |
イソフラボン | 5αリダクターゼを阻害する、血液をサラサラにし、頭皮に栄養を運びやすくする、新陳代謝を促し、新しい細胞を作りやすくする。 |
このように5αリダクターゼの阻害や亜鉛など、ジヒドロテストステロンを増やさないための成分ばかりです。
特に、亜鉛とノコギリヤシはサプリで補うべきで、これらが入っているサプリをおすすめします。
6-2. 有名な育毛サプリ10個を比較!おすすめは?
まずは、評判の良い育毛サプリ10種を比較しました。
価格 (1ヶ月あたり) | 亜鉛 | ノコギリヤシ | 成分数 | |
AGALP | ¥3,327 | ◯ | ◯ | 70~ |
チャップアップサプリ | ¥3,647 | ◯ | ◯ | 68~ |
GUNGUN | ¥3,980 | ◯ | ◯ | 26~ |
アルガスサプリ | ¥5,090 | ◯ | ◯ | 58~ |
BOSTON | ¥6,458 | ◯ | ◯ | 24~ |
フェルサ | ¥6,696 | ◯ | ◯ | 21~ |
フィンジア | ¥7,452 | ◯ | ◯ | 32~ |
スカルプDゴールド 5α-R | ¥5,950 | – | ◯ | 5~ |
HAEL | ¥5,160 | ◯ | – | 13~ |
マイナチュレサプリ | ¥6,249 | ◯ | – | 13~ |
価格は3ヶ月利用したときの1ヶ月あたりの平均。成分数は公式ページに記載の成分の数。
上記を比較した結果、最もおすすめの育毛サプリは「AGALP」で、値段、成分どちらの面も優れています。
6-3. おすすめの「AGALP(アガルプ)」とは
「AGALP」は、日本で一番たくさんの成分を配合している育毛サプリです。
育毛サプリで摂りたい、「亜鉛」「ノコギリヤシ」はもちろん、「ブロッコリースプラウト」など最先端の成分まで70の成分を含んでいます。
質はいいのに価格も安く、定期便であれば初回980円、2回目以降4,500円で使えます。定期便の縛りは4ヶ月だけなので、気軽に始められます。
商品情報
- 通常価格:¥6,980/月
- 定期便:初回¥980/月、それ以降4,500円/月、4回で停止可能
- 送料無料
AGALP(アガルプ)公式ページ:https://agalp.com/
6-4. 育毛サプリの選び方とは
「AGALP」をおすすめするのは、育毛サプリの選び方で重要な下記のポイントを満たしているからです。
- 「3ヶ月」続けやすい価格
- 重要成分を含んでいる
- その他の成分数も充実している
選び方について具体的に解説します。
1) 「3ヶ月」続けやすい価格
サプリは飲み続けることで、体質の変化を期待するものですから、飲んでもすぐには効果は出ません。
少なくとも3ヶ月継続しないと効果が出ないことがほとんどです。
サプリによっては毎月注文することを条件に、大幅に値引きする「定期便」を行なっているので、それらを使い、3ヶ月安く使うことをおすすめします。
このページでは、3ヶ月利用したときの1ヶ月あたりの金額で比較しています。この計算で「AGALP」は非常にコスパがいいと言えます。
待って!サプリにそんなに払えないんだけど..
それでも予算オーバーという方は、育毛サプリはおすすめしません。
栄養サプリで、普段の食事で不足している栄養を摂るといいでしょう。
どの栄養がいいかよくわからない方は、下記の2成分のサプリを摂っておきましょう。
- 亜鉛・・・・・・・DHC「亜鉛 30日分」
- ノコギリヤシ・・・ディアナチュラ「ノコギリヤシ30日分」
2) 重要成分を含んでいる
下記の成分は、日常生活で取りにくいので、サプリで補いたいです。
亜鉛 | ハゲを引き起こす原因の1つである「5αリダクターゼ」を抑制する。髪の構成成分である「ケラチン」を合成するのに使われる |
ノコギリヤシ | 「5αリダクターゼ」を抑制し抜け毛を予防する |
上記2成分がどちらも入っているものを選びましょう。
「AGALP」やその他有名サプリはほとんどが2成分を含んでいますが、一部サプリでは含まれないので注意しましょう。
3) その他の成分数も充実している
ハゲの原因はいくつもが絡みあっているため、上記2成分だけでも網羅できないことがあります。
そのため、少しでも効果を高めるために、なるべくたくさんの栄養成分が入っているものを選ぶほうがいいでしょう。
「AGALP」「チャップアップサプリ」はこの観点で、ずば抜けて優れています。
Q. 口コミは?参考にしないの?
サプリに関しては口コミは参考になりません。
理由は、多くの人が3ヶ月使わずに、「効果が出ない」という評価をしてしまっているからです。
反対に「すぐに効果が出た」という書き込みは広告、ステマの可能性が高いです。
参考にする場合は「3ヶ月以上使った」という人の書き込みをチェックしましょう。
6. 5αリダクターゼを抑制する成分が入ったおすすめの育毛剤2選
育毛剤には主に、5αリダクターゼの抑制や血管拡張などの効果が期待できる成分が配合されていることが多いです。
しかし、育毛剤は非常に種類が多く、効果の高いとされるものから、全く効果がないとされるものまであるため、選び方には注意が必要です。
これから検討する方に、特におすすめなのが以下の2つです。
- アルガス
- チャップアップ
これらは5αリダクターゼを阻害する効果が期待できる成分が配合されているだけでなく、薄毛に効果が期待できる成分が豊富に配合されています。
さらに価格も比較的安価です。
アルガス
『アルガス』は、豊富な成分を含んでいる非常にコスパのいい育毛剤です。定価は7,128で購入できます。
薄毛の原因に対して、様々な角度からの対処に期待できる成分が豊富で、以下のような効果が特に期待できる育毛剤でした。
- 「5αリダクターゼ」を阻害する
- 脱毛の指令が出るのを防ぐ
- 炎症を抑え、頭皮を健やかに保つ
- 保湿・血行促進
以上のように様々な角度効果が期待できるので、薄毛をなんとかしたい多くの方におすすめの育毛剤です。
また、商品が合わない場合には90日と比較的長い期間の返金を受け付けてくれること、フリーダイヤルで育毛の相談を受け付けていることから初めての育毛剤におすすめです。
価格(単品) | 7,128円/本 |
3ヶ月利用時 | 20,834円/3本 |
内容量 | 120ml/本 |
アルガス公式ページ
Amazonなどで買うよりも公式ページで定期便を使うことが最もお得です。
また、口コミがどうしても気になる方は「500の口コミでわかるアルガスはあなたにベストな育毛剤か」にまとめたので参考にしてみてください。
チャップアップ
『チャップアップ』は、頭皮の環境を整えたり、脱毛ホルモンを抑制するなど、「予防」「現状維持」に対して効果が期待できる育毛剤です。定価は¥7,400で購入できます。
チャップアップは非常に豊富な成分を含んでいる育毛剤です。特に、薄毛に効果が期待できる成分の数が非常に多く、ジヒドロテストステロンを減らすための「5αリダクターゼ」を阻害する効果が期待できる成分が8種類配合されています。
価格(単品) | 7,400円/本 |
3ヶ月利用時 | 22,200円/3本 |
内容量 | 120ml/本 |
チャップアップ公式ページ
色々な通販サイトをチェックしましたが、単品購入時・定期便利用時共にAmazonなどで買うよりも公式ページが最安でした。(当サイト調べ)
7. 頭皮環境で+αの3つの薄毛対策
これまで、5αリダクターゼを抑制するための方法について詳しく紹介してきました。
薄毛の症状は様々なことが絡み合って引き起こされているため、5αリダクターゼの抑制以外にも対策方法はあります。
頭皮の血行不良や頭皮環境なども薄毛の原因とも言われています。
下記の3つの薄毛対策ついて紹介します。
- アミノ酸シャンプーを使う
- シャンプーの仕方に気をつける
- 頭皮マッサージをする
7-1. アミノ酸シャンプーを使う
市販のシャンプーの多くが「洗いすぎてしまう」という問題があります。そういったものだと、頭皮の皮脂を必要以上に取り除いてしまい、その後、皮脂が余剰に分泌されてしまったり、細菌の繁殖や炎症につながるため、おすすめできません。
そこで筆者は髪の毛に優しいシャンプーは「アミノ酸系のシャンプー」をおすすめします。アミノ酸は皮膚や髪の毛を作るたんぱく質の成分になっています。そのため、適度に頭皮を洗浄することができるのでAGAには効果的です。
界面活性剤とは水と油の境目(界面)を混じり合わせるもので、本来は水で落ちないような汚れを落とすのに効果的な成分で、食器用の洗剤などにも活用されています。
市販の洗浄力が強すぎるシャンプーは、石油を原料とした人工的に作られた合成界面活性剤を成分にしています。そういったものだと、皮脂を余分に取ってしまったり頭皮の皮膚細胞が破壊されてしまいます。
筆者おすすめのシャンプー
シャンプーについては様々なサイトで議論されていますが、シャンプーだけで薄毛を改善することはできません。
そのため、コスパがよく、頭皮に刺激がすくないシャンプーであれば問題ありません。シャンプーの中で筆者がおすすめなのは『&GINO プレミアムブラックシャンプー』です。
- 界面活性剤:天然(アミノ酸)
- 育毛成分:21種類の植物成分
『&GINO プレミアムブラックシャンプー』は頭皮に栄養を与える、21種類の天然植物成分を配合したアミノ酸系のシャンプーです。
栄養補給にもこだわったシャンプーなので、「3分ヘアパック」が推奨されています。「3分ヘアパック」とはシャンプーをつけたまま3分間放置し、頭皮全体にシャンプーの植物成分を行き渡らせるという画期的なお手入れ方法です。
それだけ優しく、育毛成分も含まれたシャンプーなので、「3分ヘアパック」が推奨されています。「3分ヘアパック」とはシャンプーをつけたまま3分間放置し、頭皮全体にシャンプーの栄養を行き渡らせるという画期的なお手入れ方法です。
7-2. シャンプーの仕方に気をつける
爪を立てて洗ったり、洗い残しがあったりなど、シャンプーはしっかりとできていますか?
下記のステップを見直して、もしできていないと感じるポイントがあれば参考にしてみてください。
1) 洗う前にとかす
髪が長い場合は、風や静電気によって髪が絡まりやすくなっています。
絡まったままシャワーを浴びると抜けやすくなってしまうので、毛先の方から手ぐしやブラシでとかしましょう。
ヘアスプレーや整髪料で固めている場合は、髪が引っ張られて余計に抜けやすくなるので注意が必要です。
2) お湯で汚れを落とす
整髪料や汚れを指の腹で、優しくとかすようなイメージで落としましょう。
お湯の温度は38度程度で、汚れの8割程度落とすつもりでシャワーをしましょう。
この時にしっかりと汚れを落としていると、シャンプーの量が少なく済むので、頭皮に余計な負担をかけないで済みます。
3) よく泡立ててからシャンプーをつける
髪が短い場合は10円玉程度、ロングヘアの場合は500円玉程度の量をつけよく泡立ててから髪につけてください。
手のひらを丸め指先で円を描くようにすると泡立ち易いですが、うまく泡立てられない場合は洗顔用のネットを使うのもいいですね。
シャンプーの量が多すぎると、すすぎ残しの元になり頭皮に良くありません。
4) 爪を立てずに優しく洗う
襟足→耳の後ろ→後頭部→頭頂部→生え際の順に指の腹で優しくマッサージをするように洗ってください。
汚れは爪を立てなくても、泡に汚れを溶かすようにすると十分に落ちます。
5) しっかりすすぐ
すすぎ残しは頭皮トラブルの元ですので、しっかりとすすいでください。
目安は洗う時間の倍ぐらいです。
泡をすすぎ終わったら、シャワーヘッドで頭皮のマッサージをするように押し当てると毛穴もしっかりとすすぐ事ができます。
6) バスタオルで水気を取る
シャワーが終わったら、乾いたバスタオルを髪の根元から押し当てるようにして水気を取ってください。
髪が濡れている時は、静電気や衝撃に弱くなっていますのでゴシゴシと拭くのはNGです。
7) ドライヤーで根元を乾かす
ドライヤーをせずに髪の毛を濡れたままで放置すると、細菌などが発生する原因になるので、必ずドライヤーをしましょう。
ドライヤーのコツは「熱量ではなく風量で乾かす」ことと「根元から乾かす」ことです。
また、髪の8割程が乾かす目安です。それ以上ドライヤーを当て続けると髪に必要な水分まで失われてしまいます。
そうすることで、髪に余計なダメージを与えなくてすみます。
7-3. 頭皮マッサージをする
頭皮マッサージは血行を良くし、栄養の吸収効率を高めたり、新陳代謝を高め毛母細胞の働きを活性化する効果があると言われています。
入浴中などに時間をとってやってみましょう。
以下の手順で行ってみましょう。
簡単頭皮マッサージ手順
- こめかみあたりに両手の親指以外の4本の指をあてます。10秒間、指の腹を使ってぐーっと上へ持ち上げるように上下に動かしたり、ゆっくりと円を描くように頭皮の表面をグリグリと動かします。
- 10秒が経ったら、指を少し上へずらして同じように頭皮を動かしていきます。少しずつ指を上へずらし頭のてっぺんまでいきます。
- 次に、後頭部耳の後、髪の生え際あたりに4本の指をあてて、1と同じようにマッサージします。
- 少しずつ指を後頭部の中心部へずらしていき、中央までいきます。
注意:頭皮マッサージのやりすぎはよくないので、力を入れすぎず5分以上はやらないように注意しましょう。
以上のステップで簡単に頭皮のマッサージができます。シャンプーの際などに3分程度、場所を変えながらマッサージをすることで、頭皮が柔らかくなってくるのが実感できるはずですので、意識してやってみましょう。
<頭皮のツボを押す>
また、以下の2つのツボには血行を促進させることが期待できるため、特に意識して押してみましょう。
- 百会
- 角孫
百会(ひゃくえ)
効果
血圧の安定・めまい・立ちくらみ、乗り物酔い、二日酔いなど、全身症状の治療に効果があります。疲れ目や、鼻づまりなどが原因で起こる頭痛、耳鳴りなどにも効果的です。自律神経系の調整をするので、リラックス効果もあり、寝違えや首・肩こり、脱毛症の予防、痔などにも有効です。
場所
頭のてっぺん、耳と鼻を延長線上で結んだところに位置します。
角孫
効果
結膜炎、耳鳴りや耳の痛み、むし歯や歯周炎、首すじから頭部にかけてのこわばりに効き目があるとされています。頭痛・頭重、めまい、立ちくらみなどにも効果が期待できます。
場所
もみあげ付近の、口を開けたり閉じたりする際に、くぼみができるところにあります。
8. さいごに
5αリダクターゼについて、5αリダクターゼを抑制する成分や、抑制する方法などについて詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
5αリダクターゼを抑制する作用を持つ成分は主に下記の4つです。
- 亜鉛
- イソフラボン
- ノコギリヤシ
- アロイン
喫煙や飲酒など、生活習慣の中にも、5αリダクターゼを抑制する要素を維持するために必要な行いがあります。
また、サプリや育毛剤、治療薬を使うことで、より効果的に薄毛の改善ができます。
この中のあなたの取り組みやすい方法で薄毛対策に役立てて頂ければと思います。
あなたの髪についての悩みが少しでも軽くなることを心から祈っています。