フケを簡単に防止するための全手段|食生活からシャンプーまで

フケを簡単に防止するための10の対策とおすすめシャンプー3選

「フケをなんとか防止したい」「どうやったらフケを防止できるの?」など、フケを防止したいと考えていませんか?

フケは、シャンプーを変えたり、洗い方に気をつけるだけでも効果が期待できます。しかし、フケは様々な原因が考えられるため、あなたの日常にあるフケの原因を1つずつ改善していかなければなりません。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして過去に500人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、あなたの頭皮のお悩みを解決するために知っておくべきことを下記の流れで紹介していきます。

  1. フケの正体と、最も根本的な原因
  2. フケ防止のためのシャンプーの選び方とおすすめ3選
  3. フケを防止するために普段から気をつけたい10の対策

このページを読んで頂くことで、フケを防止する方法がわかり、正しく対処できるようになりますから、悩みが軽くなることでしょう。

1. フケの正体と、最も根本的な原因

このページではフケを防止するために必要な情報をお伝えしていきますが、間違った対策をしている人も多いです。

そのため、まずフケを確実に防止するために、フケの正体を知りましょう。

1-1. フケとは?

フケが出る仕組み

フケとは、頭皮や皮膚表面の古くなり、剥がれ落ちた角質(肌の破片)のことです。

通常、皮膚や頭皮の奥底では新しい細胞がどんどん作られ、古くなった細胞は少しずつ剥がれていき、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。

通常目に見えないほどの大きさですが、何かがきっかけでこのターンオーバーが乱れてしまうと、まだ未熟な角質がごっそりと剥がれてしまい、目に見えるフケとなっています。

1-2. フケの最も根本的な原因はターンオーバーの乱れ

通常頭皮からは皮脂が分泌されていますが、頭皮に住む常在菌(マラセチア菌)が皮脂を分解し膜のように皮膚を覆うことで、頭皮を守るバリア機能のような役割を担っています。

皮脂の量とマラセチア菌などのバランスが取れている状態が理想ですが、皮脂の量が多くなったり皮脂が少なくなると頭皮のバリア機能が弱まり、頭皮の新陳代謝が乱れることでフケの原因となってしまいます。

下記の図は、皮脂が菌に分解されバリア機能をもった膜ができるまでを表したものです。

頭皮が正常な状態のイメージ

1-3. フケの2つの種類

ターンオーバーが乱れることによってフケは生じますが、実は、フケには下記の2種類があり、フケの状態が少し異なります。

それぞれのフケには特徴がありますので、あなたのフケや体質と比べながらどちらのフケなのか見当をつけましょう。

乾性フケ脂性フケ
  • パラパラと肩に落ちる細かいフケ
  • 頭皮がカサカサと乾燥している
  • 顔の肌が乾燥しやすい方である
  • 頭皮を掻くと大きいフケがとれる
    (爪の中にフケがたまる)
  • 頭皮がベタつく
  • 頭皮にかゆみや赤みがある

いかがでしたでしょうか?

あなたの体質や日々の習慣によって、フケの状態がつくられているため、フケの状態に合わせた対策が必要になってきます。

この章以降では、具体的なフケ防止対策について詳しく解説していきます。

2. フケ防止のためのシャンプーの選び方とおすすめ2選

フケの防止対策として真っ先に思いつくのがシャンプーという人も多いのではないでしょうか?

シャンプーを変えるだけでもフケを防ぐことができることもありますが、逆に選び方を間違えると悪化してしまうこともあり注意が必要です。

まずは、とても簡単で取り組みやすい、シャンプーの選び方をマスターし、フケを防止するシャンプーを使いましょう。

2-1. 薬用シャンプーでフケは防止できるのか?

一部の人以外にはおすすめしません。

メディクイックHとオクト

フケやかゆみに効く薬用シャンプーとして「メディクイックH」「オクト」などが薬局などで販売されています。これらのシャンプーには、主に抗菌作用がある成分が入っています。

頭皮にべたつきがあるなど、皮脂が多い人は頭皮の常在菌が増えやすくなっているため、薬用シャンプーによって菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

しかし、乾燥肌の人の乾性フケは乾燥が原因であり、炎症を引き起こしていることが1つの原因であるため、薬用シャンプーを使ってもあまり効果は期待できないでしょう。

私自身、脂性のフケに悩み、薬用シャンプーを試したことがありましたが改善しませんでした。理由としては、薬用シャンプーに含まれる添加物が刺激となっていることや、菌の増殖を抑えると言っても皮脂の分泌を抑えるわけではないため、効果がなかったのだと考えられます。

2-2. 市販の無添加シャンプーには要注意

また、ドラッグストアで売っているような無添加のシャンプーは注意しましょう。

シャンプーには下記に示すような添加物と呼ばれる成分が入っていることが多いです。

添加物とは・・・

シリコン・石油系界面活性剤・防腐剤・人工香料・人工着色料

上記に示すような物質で、薬局などで販売されているほとんどの市販のシャンプーに添加物が含まれていますが、これらの添加物が含まれていないシャンプーを無添加と言っています。

無添加のシャンプーを使えば刺激を与えないで済むため、今まで添加物を含んだ成分でシャンプーをしていた人はフケを改善できる可能性があります。

無添加でも洗浄力の強いシャンプーの例

しかし、上記のような無添加のシャンプーは、無添加であるかわりに髪をコーティングする成分が含まれていないため、髪がギシギシした仕上がりになる可能性があります。また、洗浄力は強いです。

一般的なシャンプーはシリコンなどで滑りをよくしていますが、これらのシャンプーには含まれていないためギシギシしてしまいます(シリコンは必ずしも悪い成分ではありません)

2-3. シャンプーの洗浄力の強さに気をつける

薬用シャンプーも微妙、無添加シャンプーも微妙となればどんなシャンプーを選べばいいのでしょうか?

実は下記のような、頭皮にも優しく、髪にも優しいシャンプーがあります。

市販のシャンプー市販の無添加シャンプー天然オイル入り無添加シャンプー
頭皮への優しさ×
髪への優しさ×

天然オイル入り無添加シャンプーであれば、少し価格が高いですが無添加で頭皮にも優しく、天然のオイルで髪をするすると通せるので、髪に優しくベストなシャンプーです。

また、シャンプーは界面活性剤(水では落ちない汚れを落とす成分)の種類によって下記のように種類があります。

界面活性剤の種類刺激の強さ価格備考
硫酸系シャンプー×
強い

安め
1000円以下
1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
石鹸系シャンプー
中位

中位
2000円前後
石鹸カスが頭皮に残りやすい
アミノ酸系シャンプー
弱い
×
高め
3000円以上
皮脂を落としすぎないので最も良い

天然オイル入り無添加シャンプーは、上記の表の中でもアミノ酸系シャンプーに当てはまることが多いです。

これまでの情報をまとめると、頭皮に優しく理想のシャンプーは下記の3つのポイントを抑えたものです。

  • 無添加・・・防腐剤、刺激物が入ってないことで刺激を減らす(頭皮に優しい)
  • 天然オイル入り・・・天然オイルで髪をコーティングできる(髪に優しい)
  • アミノ酸系シャンプー・・・洗浄力が強すぎず、適度に皮脂を残しバリア機能を守る(頭皮に優しい)

これらのポイントを抑えたおすすめのシャンプーを次に紹介します。

参考:界面活性剤の種類と本当に良いシャンプーとは?

界面活性剤は厳密には下記のように分類されます。

本当に良いシャンプーは、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤で、添加物が入っていないものです。

界面活性剤
種類
洗浄力
強さ
頭皮
安全性
具体的な成分
硫酸系★★★★★×ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
スルホン酸系★★★★☆×オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、オレフィンスルホン酸na 
石鹸系★★★★☆カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K 
スルホコハク酸系★★★☆☆スルホコハク酸(C12-C14)パレスー2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na
ベタイン系★☆☆☆☆コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン 
アミノ酸系★☆☆☆☆ココイルグルタミン酸na、ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNa 
グルコシド系★☆☆☆☆ デシルグルコシド 

界面活性剤は複数入っていることも多いので、見極めるのが難しいと思います。

そこで次におすすめを紹介していますので参考にしてみてください。

2-4. フケを予防するためにおすすめのシャンプー3選

シャンプーの中でも洗浄力が強すぎないもので、添加物が入っていないものを見つけるのは本当に大変だと思います。

こちら「市販の人気アミノ酸シャンプーおすすめ20選![2024年ランキング]」で比較をしていますが、人気のシャンプーの中から、洗浄成分や添加物について比較を行い最も良いシャンプーを導き出しました。

そこでおすすめなのが下記の3つです。

筆者もありとあらゆるシャンプーを試しましたが、ダントツでharuシャンプーがよかったです。女性はもちろんのこと、男性にもおすすめです。

総合的におすすめNo.1『haru ”kurokamiスカルプ”』

haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ

haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加シャンプーで、今女性にも男性にもとても人気のアミノ酸シャンプーです。

頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮に優しくフケのケアにも最適です。髪の仕上がりもスルスルとなめらかな仕上がりになります。

ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど、頭皮にお悩みの方が大絶賛するシャンプーです。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥3,256/400ml ←1ヶ月あたり1,584円!
  • 通常:¥4,070
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン

haru「kurokami スカルプ」公式ページ

https://www.haru-shop.jp/

頭皮のニオイケアもしたい人におすすめ『ハーブガーデン』

ハーブガーデンのイメージ

ハーブガーデン』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。

植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。

ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているのでもしもの時も安心できますね。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥2,200/300ml  ←1ヶ月あたり1100円!
    (コンディショナーセット¥4,400)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り

ハーブガーデン公式ページ

http://www.herbgarden-sf.com/

脂性フケの人におすすめ!『KADASON』

KADASONのイメージ

KADASON』は皮膚科医が監修し、すこやかな頭皮環境のために開発されたこだわりのシャンプーです。

頭皮ケアができる成分が配合されており、頭皮のベタつきやフケ、かゆみに悩む人など、脂漏性皮膚炎でしっかりと頭皮の洗浄が必要な人におすすめです。

頭皮への刺激は優しく、それでいてしっかりと洗えます。筆者もフケに悩んだ時に使っていましたが、1回2回使っただけで頭皮の調子がよくなり、フケが治るまで愛用しました。

  • 定期購入:¥2,622
  • 通常:¥3,178
  • 特徴:抗炎症成分・抗菌成分配合、ベタイン系

KADASON 公式ページ

https://ysmd-online.jp/

2-5. ヘアトニックはフケに効果があるのか?

ヘアトニックのイメージ

薬用のヘアトニックとして、「ラフトトニッ」「柳屋 薬用ヘアトニック」などがあります。

薬用ヘアトニックには、抗菌作用のある有効成分が入っており、脂性フケの人には効果がある場合があります。

しかし、注意点として改善する人もいれば、改善しない人もいるということです。ヘアトニックは一般的に安いものも多く、ほとんどの商品に添加物が含まれています。そのため、脂性フケの人でも敏感肌の人や、乾燥体質の人は逆効果になってしまう可能性があります。脂性フケの人は試す価値はあるかもしれませんね。

2-6. 注意!朝シャンはしない

現代では皮脂を洗い流しすぎの人が多い中で、朝もシャンプーをしてしまうと、さらに皮脂が足りなくなってしまいます。

朝シャンをするにしても、カラダだけシャワーを浴びるスタイル、あるいはお湯で流すだけにしましょう。

また、朝は忙しく濡れた状態で乾かすのが甘いことはありませんか?髪を乾かすのが不十分だと、雑菌の繁殖に繋がり、朝シャンが逆効果になってしまいます。

参考:育毛サロンでやってる『頭皮ケアの無料体験』を受けてみては?

育毛サロンと呼ばれる頭皮のエステサロンのようなサロンがあり、そこでは、頭皮の汚れやフケをスッキリ洗浄したり、頭皮マッサージを受けられます。

無料体験を行なっているサロンものもあり、コスパよく、プロに頭皮を洗浄してもらえます。

バイオテックのイメージ画像

例えば「バイオテック」は全国各地にある育毛サロンで、無料なのに90分間プロの施術を受けられる無料体験コースが存在します。

通常は有料でおこなっているコースですが、体験と言いながらも満足できる内容です。無料体験コースがあるうちに1度は行ってみることをおすすめします。

私も行ったことがありますが、頭皮がスッキリしてフケがしばらく出なくなったので大満足でした。

バイオテック公式ページ:https://www.biotech.ne.jp/

こういった無料体験のようなものは、「営業が強くないか?」と心配でしたが、そんなことは全くなく、美容室に行って髪を切った後のように、特に営業はなく、和やかな雰囲気のまま帰れました。

3. フケを防止するために普段から気をつけたい10の対策

フケを防止するためにシャンプー選びはとても重要ですが、いくらシャンプーで対策をしても改善しない可能性があります。

それは、フケの原因は日常生活の中にいくつもある可能性が高いためです。

これから紹介するポイントについてもあなたの日常を思い返して、気になる点があれば改善していくことで、フケの防止につながるでしょう。

  • 正しく洗髪する
  • しっかりと乾かす
  • パーマやカラーをやめる
  • 紫外線に気をつける
  • カラダを動かす
  • 睡眠の質を高める
  • ストレスを溜め込まない対策をする
  • 食べ過ぎない
  • 栄養不足に気をつける
  • 化粧水で保湿する

3-1. 正しく頭を洗う

頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。

そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎるなど言語道断です。頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないように気をつけることが重要です。

頭皮をマッサージするように頭を洗いましょう。

そこで、頭の洗い方で気をつけるポイントをご紹介します。

頭を洗う時の5つのポイント

3-2. しっかりと乾かす

頭皮の乾燥の原因はもしかするとドライヤーの使い方にあるかもしれません。

ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になります。

できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。

ドライヤーの4つのポイント

ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してフケの原因になります。

そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。

3-3. パーマやカラーをやめる

パーマやカラーリングはとても刺激の強い液体を使っているため、頭皮にとっては強い刺激となり、バリア機能も弱ってしまいます。

そのため、パーマやカラーをしてすぐは頭皮の状態がよくない可能性があるため、紫外線や乾燥には特に注意が必要です。

パーマやカラーをおこなって、フケがではじめてもすぐに治るならいいですが、しばらく治らないことがある場合はパーマやカラーの頻度を抑えるか、行わないようにしてみましょう。

もし、パーマやカラーをする際は美容師さんにあらかじめフケが出ることを伝えることで、頭皮を保護するクリームなどを塗ってから、パーマやカラーをしてもらえる場合があります。

3-4. 紫外線に気をつける

夏場は強い紫外線によって皮膚を守る機能が低下し、乾燥の原因になっている場合があります。

特に夏場は帽子などで紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。

なお、帽子をかぶる際は蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう。

3-5. 睡眠の質を高める

睡眠不足によって免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えるものばかりです。

特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。

1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。

睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。

3-6. ストレスを溜め込まない対策をする

ストレスは睡眠不足と同様に免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えます。

ストレスの緩和には睡眠が最も簡単で効果的ですが、あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。

下記の3つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。

  • 太陽の光を浴びる
  • ハーブティーを飲む
  • ヨガ・温泉など

3-7. カラダを動かす

フケの原因の一つに血行不良がありますが、血は皮膚を作るために必要な栄養素を運ぶ重要な役割を担っています。

運動をして筋肉を使うことで、ポンプのように血を循環させることができるので、血行が良くなります。運動不足を感じる人はウォーキングやジョギングなどの軽い運動からでいいので、体を動かすように心がけましょう。

体を動かすことでストレスの解消にも繋がるので一石二鳥ですね。

 3-8. 食べ過ぎない

皮脂が過剰に出てしまう主な原因に食事があります。

食事として取り入れた栄養分は常にエネルギーとして使われ、使われなかった分は脂肪として蓄えられます。

現代では食生活の乱れや欧米型の食生活により、肥満体型の人も増えていますが、糖分、塩分、脂分の多い食事ばかりだと皮脂が過剰に分泌されやすくなってしまいます。

揚げ物や肉の脂など、脂っぽい食事だけではなく、白米やお菓子などの炭水化物や糖分の取りすぎも同様に皮脂の分泌に影響します。

まずは、食べ過ぎないようにこころがけましょう。

3-9. 栄養の不足の解消

あなたの頭皮のフケはもしかすると、栄養不足の可能性もあります。

皮膚を作るのに必要な栄養素が足りていなかったり、高カロリーなものばかりな食事により血行不良をおこしている可能性がありますので、食生活から改善していく必要があります。

下記の表は皮膚の乾燥に効果が期待できる栄養素と食べ物の表です。

栄養素効果食べ物
ビタミンA 皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん
ビタミンB 新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える 豚肉、レバー、卵、豆類
ビタミンC コラーゲンの合成、抗酸化作用 レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン
ビタミンE 血行促進、新陳代謝の活発化 油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ
セラミド 皮膚を保湿する成分 豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ
リノレン酸 細胞分裂の補助 えごま、大豆、小麦、柿
亜鉛 細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化 牡蠣、牛肉、たらこ、卵

基本的にはタンパク質や野菜などのバランスの良い食事を心がけることが重要です。

上記の表を参考にしながら、普段の食生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

3-10. 保湿をする

乾性のフケが気になる方や、乾燥体質で頭皮に乾燥を感じる場合は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿性が高い頭皮用の化粧水を使って保湿するといいでしょう。

アルコール分を含むものや防腐剤を含むものなど保湿を狙っていない商品や、体に害がある可能性のある成分が含まれた商品がたくさん出回っているので注意が必要です。

おすすめの化粧水

これだけやれば頭皮の保湿は完璧!プロが教える対策9選」のページにて様々な化粧水を比較した結果、頭皮に使えるおすすめできる化粧水を紹介します。

キュレル』は頭皮にフケやかゆみの悩みを抱える人のための頭皮保湿ローションです。

安いのに、アルコールや香料など、頭皮の刺激につながる成分が入っていないので、刺激をあまり与えず、保湿することができます。

潤浸保湿セラミド機能成分、ユーカリエキスなどの保湿成分がしっかり入っていて、乾性フケの人におすすめのローションです。

Amazon」で1,500円前後で購入できます。

参考. フケが治らない場合は皮膚科に行きましょう!

フケは自分で対策をしていても、中々治らないこともよくあります。

皮膚科に行くのは面倒に感じたり時間が中々とれない人も多いと思いますが 、フケの症状の中には病気や感染などが原因のものもあり、人にうつってしまうものもあるため、心配な人は皮膚科に行って診断してもらうことをおすすめします。

皮膚科ではフケの症状に対して原因を特定し、様々な治療をおこなってもらえます。皮膚科でできる治療や薬についてはこちら「フケは皮膚科で治るの?症状別にわかる治療法と自宅でできる対策」の記事を参考にしてみてください。

フケと併発して薄毛や抜け毛は気になっていませんか?

フケの症状と併発して起こりやすいのが薄毛です。「最近髪が薄くなってきたかな?」「抜け毛が増えた」と気になっていませんか?

もし将来ハゲたくないなら、今から予防や対策をした方が良いでしょう。薄毛対策はフケを改善するための対策ともとても近いです。

こちらの記事「広告にだまされるな!自宅で0円から始められる薄毛対策10選」で日頃できるケアを紹介したり、薄毛を改善するための情報を紹介していますので、参考にしてみてください。

もし、髪が薄くなっているのか?対策が必要なのかな?となんとなくでも気になる人は、「DMMオンラインクリニック」のスマホで自宅にいながら専門家に頭皮や髪について無料相談できるサービスを利用してみても良いでしょう。

完全無料で抜け毛についてのアドバイスをおこなってくれると評判です。

DMMオンラインクリニック公式ページ:https://clinic.dmm.com/

4. さいごに

フケの根本の原因やフケの防止対策として、シャンプー選びや簡単にできる防止対策まで詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

フケの防止対策として、シャンプー選びはとても重要です。少し費用はかかりますが、綺麗な髪を育て頭皮を清潔に保つために少し良いシャンプーを使ってみてはいかがでしょうか?

おすすめは下記の3つです

また、いくらシャンプーで対策をしていても、日常の他のポイントに原因がある場合は改善しませんので、今回紹介したフケの防止対策を参考にしながら、できることから改善していきましょう。

あなたのフケの悩みが軽くなることを心から祈っています。