「オールインワンシャンプーって何?」「オールインワンシャンプーってどれが良いの?」と考えていませんか?
オールインワンシャンプーとして売られているものは少ないですが、とても髪に良いものがあるので、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。
このページでは育毛アドバイザーとして1000人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、オールインワンシャンプーについて下記の流れで紹介していきます。
- オールインワンシャンプーの魅力や効果は?
- オールインワンシャンプーを選ぶ際の2つのポイント
- 人気のオールインワンシャンプーおすすめランキングTop3[2024年]
- シャンプーを選ぶ際の注意点
- シャンプーの仕方やドライヤーにも気をつけて
このページを読んで頂くことで、オールインワンシャンプーにはどんなものがあるか?どれを選べば良いのかわかるようになるでしょう。
1. オールインワンシャンプーの魅力や効果は?
オールインワンシャンプーとは、リンス・コンディショナーのいらないシャンプーと考えておけば間違いありません。
リンスなどをつける手間がかからないことのほかに、リンスなどが必要ない分頭皮に優しいというメリットがあります。
どんな人におすすめ?
実はリンスやコンディショナーには頭皮に良くない成分が入ってるケースが多く、リンスなどのせいでフケやかゆみが出て悩んでいる人も多いです。
しかし、オールインワンシャンプーを使えばリンスなどは必要ないので、下記のようなプラスの変化が現れるかもしれません。
- フケの改善
- かゆみの改善
- 髪がサラサラと綺麗になる
上記のような効果を感じたい方にオールインワンシャンプーはおすすめです。
2. オールインワンシャンプーを選ぶ際の2つのポイント
オールインワンシャンプーと言われても、どれがオールインワンシャンプーなのか?どれが本当に良いシャンプーなのか?見分けるのは難しいですよね。
4章以降ではおすすめのオールインワンシャンプーを紹介しますが、自分でもシャンプーを見分けられるように、選ぶ際のポイントを紹介していきます。
- アミノ系の界面活性剤を使っていること
- 添加物が少ないこと
① アミノ系の界面活性剤を使っていること
シャンプーには界面活性剤(水では落とせない汚れをとる成分)の種類によって下記のように種類があります。
界面活性剤の種類 | 刺激(洗浄力)の強さ | 価格 | 備考 |
硫酸系 | × 強い | 1000円以下 | ドラッグストアの1000円以下のシャンプーはだいたいこれ |
石鹸系 | △ 中位 | 1000円前後 | 石鹸カスが頭皮に残りやすい |
アミノ酸系 | ◯ 弱い | 2000円以上 | 洗浄力が適度で頭皮や髪に優しい |
主にドラッグストアなどで販売されている「1000円以下のシャンプー」や「せっけんシャンプー」と記載されているシャンプーの界面活性剤は硫酸系や石鹸系で、洗浄力が強いです。
あくまでも目安ですが、2000円以上のシャンプーは、アミノ酸系の界面活性剤を使っており、洗浄力も優しいです。(高ければいいというわけではないのでご注意を!)
参考:界面活性剤の種類と本当に良いシャンプーとは?
界面活性剤は厳密には下表のように分類されます。本当に良いシャンプーは、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤だけを使ったものです。
ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤は一緒に入っていることもあり、おおよそこれらのシャンプーを総称してアミノ酸シャンプーなどと呼ばれていることが多いです。
界面活性剤 種類 | 洗浄力 強さ | 頭皮 安全性 | 具体的な成分 |
硫酸系 | ★★★★★ | × | ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム ラウレス硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム |
スルホン酸系 | ★★★★☆ | × | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、オレフィンスルホン酸na |
石鹸系 | ★★★★☆ | △ | カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K |
スルホコハク酸系 | ★★★☆☆ | △ | スルホコハク酸(C12-C14)パレスー2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na |
ベタイン系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン |
アミノ酸系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | ココイルグルタミン酸na、ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルアラニンNa |
グルコシド系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | デシルグルコシド |
界面活性剤は複数入っていることも多いので、見極めるのが難しいと思いますが、成分一覧を見て、ラウリル硫酸、スルホン酸、脂肪酸、スルホコハク酸が入っていないかどうかをチェックしましょう。
② 添加物が少ないこと
シャンプーには、アルコール、パラベンなどの添加物(防腐剤)が必ずといっていいほど入っています。
シャンプーを腐らせないためには必要な成分なのですが、敏感な人はこれらの成分も刺激になってしまうことがあります。
そのため、なるべく無添加なものを選ぶ方が頭皮には刺激になりにくいです。
添加物とはどんな成分を指すのか下記の表にまとめました。
添加物 | 成分 | 概要 |
防腐剤 | パラベン メチルパラベン | シャンプーの腐敗を防ぐ |
合成ポリマー | ジメチコン メチコン トリシロキサン | 主に髪の滑りを良くしたり、コーティングする成分 |
鉱物油 | パラフィン | 乳化させるため(性質が違うものを混ぜ合わせる) |
人工香料 | 安息香酸Na 香料 | 香りづけ |
これらの添加物は、髪や頭皮への影響については賛否両論あります。
シャンプーの仕上がりを良くしたり、シャンプーの腐敗を防ぐためなど、入っている方が良いという意見もあれば、頭皮や髪に悪影響を与えるという専門家もいます。
皮膚が弱い人やなるべくカラダには良いものをと考えている人は、なるべくこれらの添加物が入っていないものを選ぶと良いでしょう。
3. 人気のオールインワンシャンプーおすすめランキングTop3[2024年]
オールインワンシャンプーは、CMなどで宣伝し、知名度があるシャンプーなどに比べれば、圧倒的に低刺激で、髪や頭皮に良いです。
シャンプー選びでは「成分」から下記の2点をしっかりと見極めることが重要です。
- 洗浄成分が優しいこと・・・ <頭皮の汚れを落とす成分が強すぎないか>
- 頭皮に優しいこと・・・・・ <頭皮に刺激となるような成分が入っていないか>
この点に、みなさんが気になるであろう「髪の仕上がり」や「口コミ」の評価を加え、 オールインワンシャンプー5種類を比較した結果を下記の表にまとめました。
※髪の仕上がりについての評価は、筆者が実際に使って、ギシギシしないかどうか、髪がまとまるかどうかで評価しています。
シャンプー | ||
1位 haru ”kurokamiスカルプ” 2ヶ月ごと定期コース:¥4,070 通常:¥3,960/400ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◎ @コスメ評価:5.2 育毛成分有り | 【洗浄成分】 ココイルグルタミン酸TEA ココイルメチルアラニンNA ココイルグリシンKなど 【刺激成分(添加物)】 – |
2位 キココ全身シャンプー 定期コース:¥1,980 通常:¥2,200/275ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◎ @コスメ評価:6.0 | 【洗浄成分】 ココイルメチルタウリンNa コカミドDEA ココイルグルタミン酸TEA コカミドプロピルベタイン 【刺激成分(添加物)】- |
3位 ラテスタ プラチナセラムリッチシャンプー 初回お試し7日間分¥550 通常:¥3,465/300ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ @コスメ評価:- | 【洗浄成分】 ラウロイルメチルアラニンNa コカミドDEA コカミドプロピルベタイン ココイルグルタミン酸TEA 【刺激成分(添加物)】 安息香酸Na ソルビン酸K フェノキシエタノール |
チャップアップシャンプー 1ヶ月ごと定期コース:¥3,280/300ml 通常:¥5,300 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× @コスメ評価:5.2 | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ココイルグルタミン酸2Na コカミドメチルMEA ラウロイルアスパラギン酸Naなど 【刺激成分(添加物)】 ポリアミノプロピルビグアニド フェノキシエタノール 香料 |
マイナチュレシャンプー 1ヶ月ごと定期コース:¥3,172/200ml 通常:¥3,696+送料¥750 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ @コスメ評価:5.4 | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNa ラウロイル加水分解シルクNa 【刺激成分(添加物)】 安息香酸Na フェノキシエタノール |
この中で圧倒的に優れているおすすめのシャンプーは1位2位の『haru ”kurokamiスカルプ”』『キココ全身シャンプー』であることがわかりました。
1位〜3位のシャンプーについて詳しく紹介します。
1位 haru ”kurokamiスカルプ”
『haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加のシャンプーで、累計50万本を販売達成した今大人気のアミノ酸系シャンプーです。
頭皮に優しいだけでなく、頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮と髪をダブルでケアしてくれます。きしまないための成分を配合しており、これ一本でリンスもコンディショナーも不要で、艶のある美しい髪を保ちます。
30日間の返金保証がついているので安心してはじめることができます。筆者も愛用して使っており、20種類以上のシャンプーを使ってきましたが、圧倒的にお気に入りのシャンプーです。
- 通常価格:¥3,960
- 定期購入: ¥4,070( 1回でも解約OK)
- 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン
- 30日間返金保証付き
haru「kurokami スカルプ」公式ページ
2位 キココ全身シャンプー
『キココ全身シャンプー』は超低刺激の洗浄成分で、赤ちゃんや子供、敏感肌の人におすすめの全身を1本でケアできるシャンプーです。
肌に優しいオーガニック成分で構成されており、安心して使うことができます。
トリートメントなしでも髪がしっとりとまとまります。体も洗えるという点ではもっとも、コスパの良いシャンプーかもしれませんね。
髪→パサパサしない
頭皮→痒くならない
肌→カサつかない
成分も安心で防腐剤もフリー
香りも親子で気に入ってます。
- 通常価格:¥2,200
- 定期購入:¥1,980
- 特徴: アミノ酸シャンプー、天然アミノ酸20種類
キココ全身シャンプー公式ページ
3位 ラテスタ プラチナセラムリッチシャンプー
『ラテスタプラチナセラムリッチシャンプー』は、20種類の美容成分を配合し、髪と頭皮をケアしながら、エイジングケアやトリートメントもしてしまう1本4役のオールインワンシャンプーです。
ハリ、コシ、ツヤ、ボリュームなどよくある髪についての悩みを一気に解消してくれるでしょう。
初回限定で7回分が500円で試すことができますので、とても始めやすいです。
- 通常価格:¥3,465
- 2回目以降:¥3,273
- 特徴: アミノ酸シャンプー、美容成分20種類
ラテスタプラチナセラムリッチシャンプー公式ページ
4. シャンプーを選ぶ際の注意点
このページの冒頭で、アミノ酸シャンプーには「ハズレもある」とお伝えしましたが、選ぶ際にいくつか注意していただきたいポイントがあります。
このポイントを抑えることで、シャンプー選びで失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
- アミノ酸配合シャンプーに注意
- オイルが入っていないものに注意
- 薬用シャンプーに注意
- 男性用のシャンプーは洗浄力強めなので女性は注意
- 無添加シャンプーにも注意
これはオールインワンシャンプーに限らず、すべてのシャンプー選びで共通して大切なことです。
ここで紹介した3商品であれば問題ありませんが、自分で探す場合は気をつけましょう。
① アミノ酸配合シャンプーに注意
出典:http://blog-imgs-19.fc2.com…
アミノ酸シャンプーではなく、アミノ酸配合シャンプーと記載のあるシャンプーには注意が必要です。なぜなら、アミノ酸系の界面活性剤を配合していても、他の洗浄力の強い界面活性剤も入っているためです。
アミノ酸配合シャンプーは、安価な傾向にあり、安くて魅力的に感じてしまうかもしれませんが、”アミノ酸配合”と記載のあるものには注意をしましょう。
② オイルが入っていないものに注意
一般的なシャンプーにはシリコンなどが入っており、髪をコーティングしてスルスルと指通りをよくしてくれます。
しかし、無添加で低刺激のものはシリコンも入っていないため、ギシギシした質感になりやすく、髪の仕上がりには不満を持ってしまう人もいます。
オイルが入ったシャンプーであれば、シリコンが入っていなくとも、自然のオイルの力で頭皮に優しく、髪をスルスルと通りをよくしてくれます。
リンスやコンディショナーを使わない人はオイルが入っているものがおすすめです。
③ 薬用シャンプーに注意
薬用シャンプーはフケやかゆみに効くシャンプーとして薬局などで販売されています。
薬用シャンプーは洗浄力が強く、主に抗菌作用や抗炎症作用がある成分が入っています。
皮脂が多い人は炎症が起こりやすいため、薬用シャンプーで皮脂を落とし、菌の繁殖を抑える作用によって、頭皮環境が改善できる可能性があります。
しかし、乾燥肌の人の頭皮は敏感であるため、薬用シャンプーを使うと、皮脂の失いすぎに繋がり頭皮環境の悪化に繋がります。
④ 男性用のシャンプーは洗浄力強めなので女性は注意
男性は女性に比べて皮脂が多く、男性向けに作られたシャンプーは女性用のシャンプーに比べて、洗浄力が強い傾向にあります。
皮脂が多めの女性は男性向けのシャンプーを使ってみても良いですが、必ず洗浄力が優しいものを選んで使いましょう。
⑤ 無添加シャンプーにも注意
シャンプーの中には、”無添加”と記載されたシャンプーがあります。
無添加と言われれば低刺激なイメージがあるかもしれませんが、残念ながら無添加でも皮膚の刺激になる可能性のある成分は入っているため、必ずしも無添加イコール低刺激であるわけではないのです。
シャンプーや化粧品のようなものは、薬機法で宣伝の際に表現が規制されていますが、無添加という表記をする点については特に規制がありません。
5. シャンプーの仕方やドライヤーにも気をつけて
毎日の髪や頭皮のケアと言えば、お風呂に入って髪を洗い、髪を乾かしますよね。シャンプー選びも大事なのですが、頭の洗い方やドライヤーの仕方はとても重要です。
日頃のやり方と比べながら、「違うかな?」と思った人はこの章を参考にしながら、正しくヘアケアをおこないましょう。
5-1. 洗髪時の5つのポイント
頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。
そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎることもよくありません。
下記の5つのポイントに注意しながら丁寧に洗髪をしましょう。
また、頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないようにすすぎにも気をつけることが重要です。
5-2. しっかりと乾かす
髪を綺麗にたもち、頭皮の環境を良くするためにはドライヤーの使い方もとても重要です。
ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になったり、髪が熱で傷んでしまいます。
できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。
ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。
頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり、乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してターンオーバーが乱れる原因になります。そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。
参考:育毛サロンの頭皮ケア無料体験がすごい
育毛サロンと呼ばれる、頭皮のエステのようなサロンがあり、頭皮の汚れやフケをスッキリ洗浄したり、頭皮マッサージを受けられます。
中には無料体験を行なっているものもあり、コスパよく、プロに頭皮を洗浄してもらえます。
例えば「バイオテック」は全国各地にある育毛サロンで、無料なのに90分間プロの施術を受けられる無料体験コースが存在します。
通常有料でおこなっているコースなので、体験と言いながらも満足できる内容です。無料体験コースがあるうちに1度は行ってみることをおすすめします。
私も行ったことがありますが、頭皮や髪がスッキリして大満足でした。
こういった無料体験のようなものは、「営業が強くないか?」と心配でしたが、そんなことは全くなく、美容室に行って髪を切った後のように、特に営業はなく、和やかな雰囲気のまま帰れました。
6. さいごに
オールインワンシャンプーについて、どんなものがあるのか?おすすめのシャンプーなどについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
オールインワンシャンプーは単なるリンスインシャンプーなどとは違って、1本で髪だけではなく頭皮にも優しいシャンプーです。洗浄成分などに注意しながらシャンプーを選びましょう。
おすすめのオールインワンシャンプーは下記の通りです。
あなたの髪についての悩みが軽くなることを心から祈っています。