女性は飲んでも触れてもダメ!プロペシアを使用する際の注意点

女性は飲んでも触れてもダメ!プロペシアを使用する際の注意点

プロペシアは女性は使ってはいけない薬ですが、「なぜ使ってはいけないのか?」と気になっていませんか?

実は、プロペシアを女性が使ってしまうと、取り返しのつかない被害を受ける可能性があります。

このページでは、過去に育毛アドバイザーとして1000人を超える方々の育毛をお手伝いをしてきた経験を持つ筆者が、プロペシアと女性について以下の流れで詳しく紹介します。

  1. プロペシアは女性には効果がない!
  2. 女性は触れてもいけない!プロペシアを使用してはいけない理由
  3. プロペシア服用中の男性と女性の性行為は大丈夫?
  4. プロペシアを使用する際の6つの注意点
  5. 心配な人はAGAクリニックへ

このページを読めば、主にプロペシアが女性に与える悪影響や注意点について理解でき、正しくプロペシアを使えるようになるでしょう。

1. プロペシアは女性には効果がない!

プロペシアは男性用の薄毛治療薬であり女性は危険があるため使用はできません。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼという酵素を阻害し、男性ホルモンが薄毛を引き起こす脱毛ホルモンが作られるのを防ぎ、抜け毛を防ぐ作用があります。

しかし、女性は2章で紹介するようなリスクがあるため、プロペシアの女性に対する効果は調べられておらず、また、薄毛になる仕組みも違いがあるため女性が使っても効果が得られない可能性があります。

2. 女性は触れてもいけない!プロペシアを使用してはいけない理由

妊娠中の女性や妊娠の可能性がある女性は、フィナステリドの影響を受けてしまうことは危険です。

女性がプロペシアを使用していけない理由は、フィナステリドの効果で胎児のジヒドロテストステロン(DHT)の生成が阻害されるためです。

ジヒドロテストステロン(DHT)は、胎児が成長をする際に必要不可欠なホルモンであり、プロペシアを使うと胎児の時期に作られる性器が奇形の状態で生まれてきたり、5α-リダクターゼという酵素を作れない子供が生まれる可能性があります。

2-1. 女性は触れることもいけない!

女性はプロペシアを飲むことはもちろん、触れることもいけません。

プロペシアの有効成分フィナステリドは皮膚からも吸収されるためです。

通常、薬はコーティングをされているため、心配しすぎる必要はありませんが、触れないように注意しましょう。

2-2. 女性はプロペシア以外の治療を!

女性はプロペシア以外の治療があります。

女性は「パントガール 」や「ミノキシジル」などを使った治療が施されます。

女性の薄毛についてや、パントガール やミノキシジルを使った治療についてはこちら「育毛のプロが薄毛に悩む女性に送る全ての知識|原因・対策・治療まで」の記事を参考にしてみてください。

3. プロペシア服用中の男性と女性の性行為は大丈夫?

プロペシア(フィナステリド)について「体内にフィナステリドが残り、精液にフィナステリドが含まれるため、妊娠中の性行為は避けた方が良い」などという情報がありますが、気にしすぎる必要はありません。

プロペシアを使用していても精液や唾液などへ以降する濃度は高くなく、奇形を起こすほどにはならないということです。

<ヨコ美クリニックの回答>

プロペシアの精液への移行濃度は奇形を起こすレベルではありません。
自信のないor知識のない医師は往々にして責任逃れのためにそこのところをあいまいにしますがそれがまた不安を増大させます。
ただし、どんなカップルでも奇形のリスクは0ではありません。あとで薬のせいかも?と後悔しないように服用しないというのは理解できます。

                                                出典:ヨコ美クリニック

医師によっては避けるように促されるケースもあるようですが、プロペシアの説明書などの注意書にはキスや性行為などについては記載はありません。

4. プロペシアを使用する際の6つの注意点

プロペシアを使用する際に女性は触れることもいけませんが、その他にも使用の際には注意点がありますので、解説していきます。

  1. 子供(未成年)に触れたり飲ませないこと
  2. 飲み合わせに注意
  3. 献血できないこと
  4. 耐性が発生する可能性があること
  5. ポストフィナステリド症候群のリスク
  6. 初期脱毛のリスク

注意① 子供(未成年)に触れたり飲ませないこと

小児は服用は当然のこと、未成年者も薬に触れてはいけません。

フィナステリドはジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制しますが、子供から大人へと体や心に変化が起こっていく過程で、このジヒドロテストステロン(DHT)が働きます。

体や心の発達に影響が出る可能性があるため、まだ体や心が未発達な子供は使用はできません。

注意② 飲み合わせに注意

フィナステリドに併用が禁止されている薬はありませんが、飲み合わせに注意が必要な薬は存在します。

薬の血中濃度に大きな影響を与える可能性があるものには必要です。

下記に飲み合わせに注意が必要な薬をまとめておきますが、基本的には自分で判断せず、使用している薬がある場合は医師に相談しましょう。

<飲み合わせに注意が必要な薬>

プロテアーゼ阻害剤(リトナビル、インジナビル、サキナビル、ネルフィナビル)・クロラムフェニコール(抗生物質)・一部のマクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、テリスロマイシン)・一部のアゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、フルコナゾール、ケトコナゾール)・アプレピタント(制吐剤)・ベルガモチン(グレープフルーツジュースの成分のひとつ)・一部のカルシウム拮抗剤(ベラパミル、ジルチアゼム)・ヴァレリアン・フルオキセチン・シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)・ブプレノルフィン(鎮痛剤)・ネファゾドン(抗うつ薬)

注意③ 献血できないこと

フィナステリドを使用してから、6ヶ月の期間は献血をすることができません。

献血をする習慣がある人は、しっかりと頭に入れておきましょう。

注意④ 耐性が発生する可能性があること

耐性とは薬を使っている間に薬品の効果が少しずつ薄れていくことです。

フィナステリドは長期間の服用によって耐性が生まれる可能性があるとされています。

発生頻度は高くないため気にしすぎる必要はありませんが、もし薬を長期間使用していて、薄毛が進行したかな?と感じる場合は医師に相談してみましょう。

注意⑤ ポストフィナステリド症候群のリスク

フィナステリドの服用を止めたのにもかかわらず、精神障害や性欲減退などの症状が継続したり、服用を止めて症状が治まったあとに再発してしまう等の症状のことをポストフィナステリド症候群と呼びます。

フィナステリドそのものの歴史もまだ10数年と浅いため、長期間試験をしたデータやポストフィナステリド症候群についてのデータがほとんどありません。

ちなみに詳しいことは何もわかっていませんし、発生頻度は高くないため気にしすぎる必要はありませんが、もし薬の服用中止したあとに気になる症状があれば医師に相談してみましょう。

注意⑥ 初期脱毛のリスク

AGA治療薬に共通しますが、薬を使い始めてから2週間〜1ヶ月の間に一時的に抜け毛が増えることがあります。これを初期脱毛と言います。

初期脱毛の詳しい原因は明らかになっていませんが、薬の作用で古い髪を押し出す形で新しい髪が生えてくることによるもので、効果が出始めている前兆と言われています。

初期脱毛は気にする必要がありませんが、薬を使いはじめて抜け毛が増えてびっくりしてしまう人がおられますので、初期脱毛が起こる可能性があることは頭に入れておきましょう。

5. 心配な人はAGAクリニックへ

プロペシアの副作用や注意点について知りたい人は、AGAクリニックで相談することで安心できるでしょう。

薄毛治療は基本的には治療薬で治療を進めていく為、クリニックの医療技術などには大きな差はありませんが、薬の値段や治療法の豊富さ、立地条件などは大きく異なります。

そこで、少しでも良いクリニックを探すため、全国にある30のクリニックを拠点数・治療の豊富さ・価格で比較し、下記の表にまとめました。

クリニック名拠点数初診料プロペシア価格
AGAスキンクリニック60以上無料¥4,600
(ジェネリック薬¥3,700)
湘南美容クリニック80以上無料¥5,500
浜松町第一クリニック7拠点無料¥8,200
アゲインメディカルクリニック1拠点¥5,500→無料¥4,620~
ガーデンクリニック6拠点 無料¥7,150
Dクリニック4拠点 ¥5,500(再診料も¥5,500)¥7,700
TOMクリニック2拠点 ¥3,300(治療しない場合)
イースト駅前クリニック22拠点無料¥8,200前後
(地域による)
銀座総合美容クリニック1拠点 ¥3,300¥7,700
ゴリラクリニック19拠点無料(ジェネリックのみ)
DMMオンラインクリニック遠隔治療無料(ジェネリック薬¥5,478)

※「-」はHPに記載がない、もしくはおこなっていないことを示しています。

比較の結果、おすすめだったのが「AGAスキンクリニック」です。

業界最大手であり、治療費が安くおすすめです。全国に拠点があり、ほとんどの主要都市に拠点があります。

おすすめNo1  AGAスキンクリニック

AGAスキンクリニックの公式ページ

AGAスキンクリニックは非常に低価格で豊富な治療を受けられる、最もおすすめのクリニックです。

提携院含め全国に60院以上ある業界の中でも最大規模の薄毛専門クリニックです。

ジェネリック薬であれば1ヶ月分が3,700円から購入でき、業界最低水準で治療を受けられます。

<治療法と価格>

主な治療法価格
初診料無料(一部の治療を開始する場合のみ5,500円)
再診料無料
プロペシア(フィナステリド)¥4,600〜
ジェネリック薬¥3,700〜
AGAメソセラピー¥55,000〜
MINOXI JET¥33,000〜
自毛植毛

<拠点>

【関東】東京 (秋葉原・池袋・上野・品川・渋谷・新宿・町田・立川)、神奈川(横浜・川崎・藤沢)、埼玉(大宮・川口)、千葉(千葉・柏・船橋)、栃木(宇都宮)、群馬(高崎)
【北海道・東北】北海道(札幌)、青森、宮城(仙台)、秋田
【中部・北陸】富山、愛知(名駅錦通・名古屋栄・名古屋・金山)、静岡(静岡・浜松)、三重(四日市)、岐阜
【近畿】京都(河原町・駅前)、大阪(梅田2・京橋・難波・天王寺・堺東)、兵庫(神戸・姫路)、奈良(西王寺)、滋賀(草津)
【中国・四国】岡山、広島(広島・福山)、愛媛(松山)、高知
【九州・沖縄】福岡(福岡・小倉・博多)、熊本、鹿児島、沖縄(那覇)
【女性専用クリニック】東京 (新宿・銀座・恵比寿)、愛知(名古屋)、大阪(梅田)、京都(京都)

AGAスキンクリニック公式ページ

https://www.agaskin.net/

似たような名前のクリニックがたくさんあるので、間違えないようにしましょう。

家の近くにAGAスキンクリニックがない場合

AGAスキンクリニックがない地域の場合、残念ながら薄毛に特化した専門のクリニックはないと考えていいでしょう。

※『湘南美容クリニック』が新潟や高松などで出店していますが、あくまでも美容クリニックです。

近くにAGAクリニックがない場合、町の皮膚科などで妥協する方も多いですが、最近は「スマホ」で家にいながら診療を受けられる『DMMオンラインクリニック』が注目を集めるようになりました。

DMMオンラインクリニック』は、オンライン英会話やFXなどを手がけるDMMがクリニックと提携して運営する、全国どこに住んでいてもスマホで無料の医師の診察を受けられるサービスです。

医師にテレビ電話で無料診察してもらい、あなたの症状に応じた薬を送ってくれる画期的な仕組みで、多くの人が使うようになってきています。無料診察の後、治療にかかる費用を聞いて治療を断ることも可能ですし、もちろん薬を処方してもらわない限りお金は一切かかりません。

家から一歩も出ずに医師の診察を無料で受けられるので、「近くにクリニックがない」「いきなり病院はちょっと..」という方におすすめです。

また、近年増加しているオンライン化のクリニックは、治療の途中でクリニックに来るように言われ、高額な治療を勧められることもありますが、このクリニックはオンライン完結なので、そういった心配もありません。

主な治療内容及び費用:

  • 初診料・問診料・・・・・・・・・・・・・無料
  • 内服薬(フィナステリド)・・・5,478円/月~
  • 内服薬(ミノキシジル)・・・・・2,838円/月~.
  • 内服薬(デュタステリド)・・・・5,478円/月~

場所:

オンライン専用。全国どこにいてもスマホで治療を受けられます

DMMオンラインクリニック公式ページ:https://clinic.dmm.com/

利用方法は非常に簡単で、上記ホームページから予約をすると、予約時間にクリニックと通話可能になり、そこで治療を受けられます。

6. さいごに

このページでは、女性がプロペシアに触れてはいけない理由やプロペシアの注意点について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

プロペシアは女性が使うことで重大なトラブルのおそれがあるため、服用してはいけません。男性は女性や未成年の子供がプロペシアに触れないように注意しましょう。

あなたの悩みが少しでも解決することを心から祈っています。