21種比較してわかった!脂漏性皮膚炎におすすめのシャンプー5選

20種比較してわかった!脂漏性皮膚炎におすすめのシャンプー5選

脂漏性皮膚炎に悩み、シャンプーで改善できないのか?どんなシャンプーがいいのか?と気になっていませんか?

脂漏性皮膚炎の症状はシャンプーを変えることで、症状が改善できる可能性があります。しかし、シャンプーの選び方を間違えると、悪化の可能性もあるので注意が必要です。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして過去に1000人を超える方にアドバイスを送ってきた筆者が、脂漏性皮膚炎やシャンプーについて下記の流れで紹介していきます。

  1. 脂漏性皮膚炎はシャンプーで治るの?
  2. 脂漏性皮膚炎の人がシャンプーを選ぶ際のポイント
  3. すぐに脂漏性皮膚炎の症状を抑えたい人におすすめのシャンプー
  4. じっくりと症状を改善したい人におすすめのシャンプー3選
  5. 注意が必要なシャンプーまとめ
  6. 脂漏性皮膚炎を治すために効果的な対策まとめ
  7. 皮膚科でできる頭皮の脂漏性皮膚炎の治療
  8. 脂漏性皮膚炎やシャンプーについてよくあるQ&A

このページを読んで頂くことで、脂漏性皮膚炎を解消するためにベストなシャンプーがわかり、症状の改善にグッと近づくでしょう。

1. 脂漏性皮膚炎はシャンプーで治るの?

脂漏性皮膚炎で頭皮がベタついて痒くなったりフケなどが出ると、とても気になってしまいますよね。

現代では、食生活や生活習慣などの乱れによって、頭皮の皮脂の量が過剰に分泌されてしまっている人も多いです。

結論から言うと、シャンプーで脂漏性皮膚炎は改善できる可能性があります。シャンプーをかえることは良いのですが、シャンプーだけでは改善が難しいケースもありますので、まずこの章で、脂漏性皮膚炎の原因から改善方法までをご紹介していきます。

1-1. そもそも脂漏性皮膚炎とは?

本来皮脂は、皮膚を守るバリアのような機能を担っており、頭皮に必要なものなのですが、皮脂の量が過剰になることで炎症を引き起こし、かゆみなどの症状が出ます。これが脂漏性皮膚炎です。

炎症に伴って、ニオイ、フケ、抜け毛などの症状が出ることもあります。

脂漏性皮膚炎は皮脂の多いところで発生するため、頭皮や鼻のまわり、耳のまわりなどにも症状が出ることがあります。

1-2. 脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂が過剰に分泌され、皮膚の常在菌が増殖することで、皮膚が炎症を引き起こした状態のことです。

通常、ヒトの皮膚では皮脂が分泌され、常在菌によって皮脂を分解することで、外部の刺激から皮膚を守るバリアの役割を果たす膜のようなものを作っています。

脂漏性皮膚炎の原因

適度な皮脂は頭皮にとって重要なものですが、過剰に分泌されると脂漏性皮膚炎に繋がります。

1-3. 皮脂の量が多くなる原因は?

皮脂の量が多くなる原因は主に下記の3つです。

  • 食生活
  • ストレス・睡眠不足
  • 皮脂の洗い流しすぎ ← シャンプーで改善可

それぞれ、皮脂の量が多くなる理由について解説しています。

食生活

近年の日本では外食が増え、揚げ物や、脂っぽい食事がとても多いです。

それによって、過剰に摂取した脂肪を体外へ排出するために皮脂が過剰に分泌されるようになってしまいます。

脂だけではなく、ご飯やラーメンなどの炭水化物からも脂肪は作られるため、食べ過ぎないように注意が必要です。

ストレス・睡眠不足

ストレスや睡眠不足が続くと、食欲の増進に繋がります。

ストレスそのものに、皮脂を分泌する作用もあります。

皮脂の洗い流しすぎ

今巷で流通しているシャンプーの洗浄力は非常に強く、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまっています。

皮脂を失うと、失った皮脂を補おうと余計に皮脂を分泌するようになり、それが原因で過剰に皮脂を分泌するようになっていると言われています。

1-4. シャンプーで改善できる場合とできない場合

一般的にドラッグストアなどで販売されているシャンプーのほとんどは、洗浄力が強いものです。

もし、普段から洗浄力の強いシャンプーを使っている人は、洗浄力の優しいシャンプーにかえることで、じっくりと脂漏性皮膚炎を改善できる可能性があります。

そうは言っても食生活、ストレス、睡眠不足などもしっかりとケアする必要がありますので、具体的な対策については6章で紹介します。

2. 脂漏性皮膚炎の人がシャンプーを選ぶ際のポイント

シャンプーは全ての人に共通して言えることですが、まず低刺激であるものを選ぶことが基本です。

どんな点に気をつけてシャンプーを選べば良いのかについて解説します。

  • 洗浄成分が優しいこと
  • 添加物が少ないこと
  • 抗菌作用や抗炎症作用がある成分が入っていること

① 洗浄成分が優しいこと

一般的なシャンプーは洗浄力や刺激が強く皮脂を洗い流しすぎるため、頭皮や髪にダメージを与えます。

本来、皮脂は頭皮を外部の刺激から守る役割を担っているため、洗い流しすぎることはよくありません。

そのため、皮脂を適度に落とし、刺激性が少ない”アミノ酸系のシャンプー”を選びましょう。

下記の硫酸系、石鹸系シャンプーとしっかりと見分けがつくようにしましょう。

界面活性剤の種類刺激(洗浄力)の強さ価格備考
硫酸系×
強い
1000円以下ドラッグストアの1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
石鹸系
中位
1000円前後石鹸カスが頭皮に残りやすい
アミノ酸系
弱い
2000円以上洗浄力が適度で頭皮や髪に優しい

主にドラッグストアなどで販売されている「1000円以下のシャンプー」や「せっけんシャンプー」と記載されているシャンプーの界面活性剤は硫酸系や石鹸系で、洗浄力が強いです。

あくまでも目安ですが、2000円以上のシャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を使っており、洗浄力も優しいです。(高ければいいというわけではないのでご注意を!)

界面活性剤の種類と本当に良いシャンプーとは?

界面活性剤は厳密には下表のように分類されます。

本当に良いシャンプーは、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤だけを使ったものです。

ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤は一緒に入っていることもあり、おおよそこれらのシャンプーを総称してアミノ酸シャンプーなどと呼ばれていることが多いです。

界面活性剤
種類
洗浄力
強さ
頭皮
安全性
具体的な成分
硫酸系★★★★★×ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
スルホン酸系★★★★☆×オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、オレフィンスルホン酸na 
石鹸系★★★★☆カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K 
スルホコハク酸系★★★☆☆スルホコハク酸(C12-C14)パレスー2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na
ベタイン系★☆☆☆☆コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン 
アミノ酸系★☆☆☆☆ココイルグルタミン酸na、ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNa 
グルコシド系★☆☆☆☆ デシルグルコシド 

界面活性剤は複数入っていることも多いので、見極めるのが難しいと思いますが、成分一覧を見て、ラウリル硫酸、スルホン酸、脂肪酸、スルホコハク酸が入っていないかどうかをチェックしましょう。

② 添加物が少ないこと

シャンプーには、アルコール、パラベンなどの添加物(防腐剤)が必ずといっていいほど入っています。

シャンプーを腐らせないためには必要な成分なのですが、敏感な人はこれらの成分も刺激になってしまうことがあります。

そのため、なるべく無添加なものを選ぶ方が頭皮には刺激になりにくいです。

添加物とはどんな成分を指すのか下記の表にまとめました。

添加物成分概要
防腐剤パラベン
メチルパラベン
シャンプーの腐敗を防ぐ
合成ポリマージメチコン
メチコン
トリシロキサン
主に髪の滑りを良くしたり、コーティングする成分
鉱物油パラフィン乳化させるため(性質が違うものを混ぜ合わせる)
人工香料安息香酸Na
香料
香りづけ

これらの添加物は、髪や頭皮への影響については賛否両論あります。

シャンプーの仕上がりを良くしたり、シャンプーの腐敗を防ぐためなど、入っている方が良いという意見もあれば、頭皮や髪に悪影響を与えるという専門家もいます。

皮膚が弱い人やなるべくカラダには良いものをと考えている人は、なるべくこれらの添加物が入っていないものを選ぶと良いでしょう。

③ 抗菌作用や抗炎症作用がある成分が入っていること

脂漏性皮膚炎の人は、皮脂が原因で菌が増殖し炎症を引き起こしている状態ですので、下記のような抗菌作用や抗炎症作用がある有効成分が入ったシャンプーを使うことで、症状を緩和できる可能性があります。

  • ミコナゾール硝酸塩
  • ピロクトンオラミン
  • サリチル酸
  • グリチルリチン酸2K

しかし、食生活、ストレス、睡眠不足などの生活習慣が改善されていない場合は、一時的に症状が緩和されても頭皮の常在菌のバランスがいつになっても整わないため、根本的には改善はできません。

そのため、まず症状を抑えたい人は抗菌作用や抗炎症作用がある成分が入ったシャンプーを使い、逆にじっくりと改善したい人はとにかく洗浄力が優しく、刺激の少ないシャンプーを選びましょう。

おすすめは4章で紹介する「じっくりと改善したい人向けのシャンプー」で、根本から改善されることを期待できます。

3. すぐに脂漏性皮膚炎の症状を抑えたい人におすすめのシャンプー

皮脂が多く脂漏性皮膚炎に悩む人におすすめのシャンプーを紹介します。

今回は、今人気の皮脂が多い人向けのシャンプー11種類について、洗浄成分、添加物、有効成分についてを調べ比較をしました。

比較の結果、特に良かった2つのシャンプーを紹介します。

これらのシャンプーは低刺激かつ、炎症を抑えたり、抗菌作用のある成分が入っているので、とにかく症状を抑えたい人や、皮脂が特に多い人におすすめです。

1位『KADASON』

KADASONのイメージ

KADASON』は皮膚科医が監修し、すこやかな頭皮環境のために開発されたこだわりのシャンプーです。

頭皮ケアができる成分が配合されており、頭皮のベタつきやフケ、かゆみに悩む人など、脂漏性皮膚炎でしっかりと頭皮の洗浄が必要な人におすすめです。

頭皮への刺激は優しく、それでいてしっかりと洗えます。筆者もフケに悩んだ時に使っていましたが、1回2回使っただけで頭皮の調子がよくなり、フケが治るまで愛用しました。

  • 定期購入:¥2,622
  • 通常:¥3,278
  • 特徴:抗炎症成分・抗菌成分配合、ベタイン系

口コミ・評判

まる
評価:★★★★★5
元々脂漏性頭皮湿疹の体質だったのですが、
久々にヘアカラーをしたくなり実施した所
更に頭皮湿疹が悪化し酷い状態になった所で
こちらの商品を見つけ購入し試した所、
三日程で通常の頭皮状態にまで戻り驚きました。たまたま私にこちらの商品が合っていただけかもしれませんが、オススメです。
私はリピートしようと思っています。

出典:Amazon

KADASON 公式ページ

https://ysmd-online.jp/

2位『コラージュフルフルネクスト』

コラージュフルフルネクストのイメージ

コラージュフルフルネクスト』は皮膚科の先生も進めるシャンプーです。

このシャンプーには、抗真菌作用のあるミコナゾール硝酸塩や、抗菌作用のあるピロクトンオラミンなどの有効成分が入っており、菌の増殖を抑えることで、炎症や皮脂の刺激を和らげます。

ただし、殺菌効果が強いシャンプーなので、人によっては刺激になり頭皮環境が乱れてしまう可能性があるので、注意しましょう。

  • 価格:¥3,000前後
  • 特徴:抗真菌効果、抗酸化効果

口コミ・評判

ハイトール
評価:★★★★☆4
子供の頃にフケで悩んでいたところ、皮膚科医から勧められ以来10数年ずっと愛用しています。
効果はてきめんで、使い始めてからピタッと止み、このシャンプーを使用している間は自分のフケを見たことがありません。
種類を選べるのもいい点かなと思います。
一般的な商品と比較するとややお高めなので-1としています。

出典:Amazon

販売サイト

Amazon 楽天

参考:脂漏性皮膚炎の人におすすめの育毛シャンプー比較表

シャンプー評価成分
1位
KADASON
KADASONのイメージ¥2,622〜/250ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウラミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
エタノール
【有効成分】
サリチル酸
グリチルリチン酸2K
2位
コラージュフルフルネクスト
コラージュフルフルネクストのイメージ
¥2,500前後/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
【刺激成分(添加物)】
ピロクトンオラミン
【有効成分】
ミコナゾール硝酸塩
ピロクトンオラミン
メディクイックH

¥1,500前後/320ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na
【刺激成分(添加物)】
エタノール
香料
フェノキシエタノール
【有効成分】
ミコナゾール硝酸塩
グリチルリチン酸2K
チャップアップシャンプー

1ヶ月ごと定期コース:¥3,280/300ml
¥5,300/300ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルグルタミン酸2Na
コカミドメチルMEA
ラウロイルアスパラギン酸Naなど
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
エタノール など
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
リマーユ スカルプシャンプー
リマーユ スカルプシャンプーのイメージ¥4,000前後/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルアスパラギン酸Na
コカミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
【有効成分】

グリチルリチン酸2K
ウーマシャンプー
ウーマシャンプープレミアムのイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥3,460/300ml
通常:¥4,950
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
【刺激成分(添加物)】
フェノキシエタノール
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
薬用シャンプースカルプD

¥3,973/350ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなど
【刺激成分(添加物)】
無水エタノール
エタノール
粘度調整剤 など
【有効成分】

ピロクトンオラミン
グリチルリチン酸2K
サリチル酸
モンゴ流シャンプーEX
モンゴ流シャンプー EXのイメージ2ヶ月ごと定期コース:¥4,400/400ml
(定期初回¥3,300)
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルメチルアラニンNa

コカミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
フェノキシエタノール
エタノールなど
3DボリュームアップシャンプーEX
3DボリュームアップシャンプーEXのイメージ¥1,650/460ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
【刺激成分(添加物)】
EDTA-2Na、安息香酸Na、ピロ亜硫酸Na、フェノキシエタノール、香料
【有効成分】

グリチルリチン酸2K
オクト薬用シャンプー
オクト薬用シャンプーのイメージ¥544/320ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ラウレス硫酸Na
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
黄203、緑3、香料
【有効成分】
ピロクトンオラミン

<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系△/硫酸系×/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×

4. じっくりと症状を改善したい人におすすめのシャンプー3選

日頃の食生活やストレス、睡眠不足などは、少し気をつけるだけでも随分と皮脂の量は変化するはずです。

もし、日頃の生活のケアもおこない、じっくりと脂漏性皮膚炎を改善していきたい人に向けて、おすすめのシャンプーを紹介します。

先ほど紹介したシャンプーとは違って、抗炎症作用や抗菌作用がある成分は入っていませんが、余計な成分もなくとにかく肌に優しいので、少しずつ改善でき、再発も防ぐことが期待できます。

比較についてはこの章の最後で比較表を紹介しています。

1位『haru ”kurokamiスカルプ”』

haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ

haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加シャンプーで、今女性だけでなく男性にも大人気のアミノ酸シャンプーです。

頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮に優しくフケのケアにも最適です。髪の仕上がりもスルスルとなめらかな仕上がりになります。

ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど、頭皮にお悩みの方が大絶賛するシャンプーです。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥3,256/400ml ←1ヶ月あたり1,584円!
  • 通常:¥4,070
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン

口コミ・評判

ミィたん♪さん
評価:★★★★★5
3年程、リピート使用しています。
髪は、天然の黒髪で柔らかい猫っ毛です。元々傷みも無いし、フケや乾燥なども無い頭髪頭皮なので、何か劇的な変化を感じる事は無いのですが、リピート続けてるのには理由があるんですよね、やっぱり。一番は、とにかく楽ちん!泡切れも早くて、香りもキツくなくていい。髪も全くキシキシしないし、痒みも出ない。何より成分がいいので安心して使える所かな?3本セットで買えば、コスパもいいと思いますよ。

出典:アットコスメ

haru「kurokami スカルプ」公式ページ

https://www.haru-shop.jp/

2位『ハーバニエンス』

ハーバニエンスのイメージ

ハーバニエンス』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。

植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。

ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているので安心できますね。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥2,200/300ml  ←1ヶ月あたり1100円!
    (コンディショナーセット¥4,400)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り

口コミ・評判

評価:★★★★★5
頭皮の汚れをしっかりと落としてくれるシャンプーです。
泡立ちもよく、泡切れも早く、シャンプーが気持ちよくできます。
香りもすごくいい香りです。
価格は高いですが、価格以上の価値はあると思います。
ただし容器はもう少し改善してほしいです。ポンプのバランスが悪く倒れやすいことと、ポンプの根元から
シャンプーがにじみ出てきます。これさえなければパーフェクトです。

出典:Amazon

ハーバニエンス公式ページ

http://www.herbgarden-sf.com/

3位『ブラックシャンプー』

ブラックシャンプーのイメージ

ブラックシャンプー』は頭皮に栄養を与える、21種類の天然植物成分を配合したアミノ酸系のシャンプーです。

シャンプーを髪で泡だてて、3分間パックする「3分ヘアパック」という少し変わったお手入れ方法を推奨しています。

成分がいい分、値段も高めですが、試してみる価値はあります。低刺激ですがしっかり目に洗えて、香りや爽快感があるので特に男性におすすめです。

  • 定期購入:¥4,752 (単品購入の場合¥5,280) /400ml←1ヶ月あたり2,376円
  • 特徴:21種類の植物成分

口コミ・評判

ねこやしきさん
評価:★★★★★5
ややアトピー体質の子ども用に購入。今まではどのシャンプーでも痒そうにしてましたが、これにしてからフケと痒みはないそうです。高いけど、買ってよかった

出典:Amazon

ブラックシャンプー公式ページ

http://www.andgino.jp/pc/bshampoo/

今回紹介した3つの低刺激なアミノ酸シャンプーについてはこちらのページ「市販の人気アミノ酸シャンプーおすすめ20選![2024年ランキング]」で詳しく比較をしていますので参考にしてみてください。

5. 注意が必要なシャンプー

これまで、シャンプーを選ぶ時のポイントについて解説してきましたが、シャンプーを選ぶ際には注意点もあります。

  1. 薬用シャンプー
  2. 無添加でも洗浄力の強いシャンプー
  3. アミノ酸”配合”シャンプー
  4. シリコン入りのシャンプー

次の章ではおすすめのシャンプーなども紹介していきますが、シャンプー選びで失敗しないために覚えておきましょう。

① 薬用シャンプー

メディクイックHとオクト

“薬用シャンプー”というジャンルのシャンプーが存在します。

薬用シャンプーと聞くと、いかにも効果がありそうなイメージを持ってしまうかもしれません。

しかし、薬用シャンプーは洗浄力が強い傾向にありますので、安易に選ぶと皮脂の落としすぎになりますし、殺菌成分やピーリング成分なども入っている場合、頭皮環境のバランスが乱れやすくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

② 無添加でも洗浄力の強いシャンプー

無添加でも洗浄力の強いシャンプーの例

先ほど、無添加のシャンプーがおすすめであることをお伝えしましたが、単純に「無添加」と記載があるだけでは判断できません。

無添加であっても洗浄力が強ければ頭皮にはよくないためです。

そのため、まずは洗浄成分に着目するようにしましょう。

③ アミノ酸配合シャンプー

アミノ酸配合シャンプーの例

出典:http://blog-imgs-19.fc2.com…

アミノ酸シャンプーではなく、アミノ酸配合シャンプーと記載のあるシャンプーには注意が必要です。

なぜなら、アミノ酸系の界面活性剤を配合していても、他の洗浄力の強い界面活性剤も入っているためです。

アミノ酸配合シャンプーは、安価な傾向にあり安くて魅力的に感じてしまうかもしれませんが、”アミノ酸配合”と記載のあるものには注意をしましょう。

④ シリコン入りシャンプー

シリコンは多くのシャンプーに含まれている成分で髪をコーティングし、キューティクルが壊れないように保護したり髪同士の摩擦を避け、髪を通りやすくする役割があります。

結論をお伝えすると、髪にとっては良い成分です。

しかし、毛穴が詰まり頭皮環境を乱す可能性がある成分なので、頭皮にはよくありません。

【シリコンにあたる成分一覧】

シロキサン、シクロメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、シリカ、シリル、シロキ、シラン、ジメチコノール、ジメチコンポリオール、シリル化ケラチン

低刺激のシャンプーを使いたい人は、ノンシリコンのシャンプーで、オイルが配合されているものを使うことをおすすめします。

オイルが配合されていればシリコンの代わりに、髪のまとまりを良くしたり、髪通りが良くなります。

6. 脂漏性皮膚炎を治すために効果的な対策まとめ

脂漏性皮膚炎は根本的に治していくためには、皮脂の分泌を適正に戻すために体質をかえることが必須です。

これから紹介する自宅でできる対策を参考に、取り組んでいきましょう。

これらの対策は、皮脂を過剰に分泌されないようにする対策と、菌の繁殖を抑え炎症を悪化させないために必要な対策です。

特に、睡眠、ストレス、食事は、皮脂を過剰に分泌を抑えるために必要な対策ですので、特に注意して取り組みましょう。

  1. 睡眠の質を高める
  2. ストレスを溜め込まない対策をする
  3. 食事(食べ過ぎない)
  4. 正しく洗髪する
  5. しっかりと乾かす
  6. 頭部に触れない・掻かない
  7. スタイリング剤は使わない

① 睡眠の質を高める

睡眠不足によって、免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えるものばかりです。

特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。

1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。

睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。

② ストレスを溜め込まない対策をする

ストレスは、睡眠不足と同様に免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えます。

ストレスの緩和には睡眠が最も簡単で効果的ですが、あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。

下記のケアはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。

  • 太陽の光を浴びる
  • ハーブティーを飲む
  • ヨガ
  • 入浴
  • 散歩
  • 瞑想
  • カラオケ

③ 食事(食べ過ぎない)

皮脂が過剰に出てしまう大きな原因に食事があります。

食事として取り入れた栄養分は、常にエネルギーとして使われ、使われなかった分は脂肪として蓄えられます。

現代では食生活の乱れや欧米型の食生活により肥満体型の人も増えていますが、糖分、塩分、脂分の多い食事ばかりだと、皮脂が過剰に分泌されやすくなってしまいます。

揚げ物や肉の脂など、脂っぽい食事だけではなく、白米やお菓子などの炭水化物や糖分の取りすぎも同様に皮脂の分泌に影響します。まずは、食べ過ぎないようにこころがけましょう。

④ 正しく洗髪する

頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。

そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎることもよくありません。

下記の5つのポイントに注意しながら丁寧に洗髪をしましょう。

頭を洗う時の5つのポイント

また、頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないようにすすぎに気をつけることが重要です。

⑤ しっかりと乾かす

髪を綺麗に保ち、頭皮の環境を良くするためにはドライヤーの使い方もとても重要です。

ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になったり、髪が熱で傷んでしまいます。

できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーのポイントをご紹介します。

ドライヤーの4つのポイント

過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり、乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してターンオーバーが乱れる原因になります。

そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。

⑥ 頭皮マッサージをする

頭皮マッサージは、頭皮を柔らかくして血行を良くすることができます。

頭皮マッサージをすることで頭皮の血行がよくなり、頭皮の新陳代謝を活発にすることができると言われています。

この基本的な動作と、このページで紹介するポイントを意識しながら、あなたの気持ち良いと感じる部分をマッサージしてみましょう。

少しでも効果を得たい方は下記の方法で頭皮マッサージをしてみてください。

  1. こめかみあたりに両手の親指以外の4本の指をあてます。10秒間、指の腹を使ってぐーっと上へ持ち上げるように上下に動かしたり、ゆっくりと円を描くように頭皮の表面をグリグリと動かします。
  2. 10秒が経ったら、指を少し上へずらして同じように頭皮を動かしていきます。少しずつ指を上へずらし頭のてっぺんまでいきます。
  3. 次に、後頭部耳の後、髪の生え際あたりに4本の指をあてて、1と同じようにマッサージします。
  4. 少しずつ指を後頭部の中心部へずらしていき、中央までいきます。

参考:動画でわかる頭皮マッサージ

先ほどの頭皮マッサージの方法とは違いますが、下記に動画を紹介します。

頭皮マッサージで指を動かすバリエーションをまとめると下記の4つです。

  • 指でグーっと押す
  • シワを押上げる
  • シワを押し上げるようにしつつ、円をかきながら動かす
  • 頭全体を包むようにし、引っ張り上げる

これらの動きを参考にしながら頭のシワを動かしましょう。

こちらの記事「頭皮マッサージの効果がすごい!正しいやり方と極意<やりすぎ注意>」で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

⑦ スタイリング剤は使わない

ヘアスタイルを固めるためにスタイリング剤を使用する方も多いですが、スタイリング剤が髪についている間は汗などで流れ、どうしても頭皮に付着し、皮膚に刺激となってしまいます。

また、シャンプーをしてもどうしてもスタイリング剤が頭に残ってしまい、炎症を悪化させるリスクがあるためです。

そのため、脂漏性皮膚炎を発症し、頭皮に赤みがある場合、または抜け毛がある場合は、なるべくスタイリング剤は使わないことをおすすめします。

7. 皮膚科でできる頭皮の脂漏性皮膚炎の治療

脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が正常に戻るように、地道に対策をしていくことで改善の余地があります。しかし、炎症が強い場合、フケ、ベタつき、抜け毛、におい、などの症状が出てしまう恐れもあります。

そのため、一時的にであっても炎症を抑えることで症状が改善しますので、「症状だけでも何とかしたい」という人は皮膚科に行って、薬を処方してもらうと良いでしょう。

この章では、皮膚科で処方してもらえる2種類の薬について紹介します。

  • 抗菌・抗真菌の薬
  • ステロイド系の薬

7-1. 抗菌・抗真菌対策の薬

脂性のフケを治療するために、抗菌剤や、ステロイドなどで治療をすることが一般的です。

脂性フケの治療に使われる薬は下記のようなものがあります。

主に下記の中から、医師があなたの状態にあった薬を処方してくれるはずです。参考までに紹介しておきます。

イメージ有効成分用途
ニゾラールローションクリーム
ニトラゼン(ジェネリック薬)
ニゾラールローションクリーム ニトラゼン(ジェネリック薬)のイメージケトコナゾール抗真菌
ゲンタシン軟膏クリームゲンタシン軟膏クリームのイメージゲンタマイシン硫酸塩抗菌
ルリッド錠ルリッド錠のイメージロキシスロマイシン抗菌

脂漏性皮膚炎により赤みや、かゆみがひどい場合は、抗菌・抗真菌作用とステロイドの混合薬が使われることがあります。

7-2. ステロイド系の薬

ステロイドとは、炎症を抑えたり、アレルギー反応を抑える薬で、とても強力な薬です。

副腎皮質から分泌されるホルモンに似せた人工的に作られた物質で、副作用が強いことや、症状を抑えるだけの対処療法であることから賛否両論ある薬です。

長期間服用することで、副作用として、皮膚が弱くなったり、感染症にかかりやすくなるとされています。

ステロイドは医師の判断の元、短期的に使用しましょう。

8. 脂漏性皮膚炎やシャンプーについてよくあるQ&A

脂漏性皮膚炎やシャンプーについて、よくある疑問とその答えについてこの章にまとめました。

  1. 皮膚科に行かないと治らないの?
  2. 脂漏性皮膚炎は短髪の方が早く治るの?
  3. 石鹸シャンプーはダメなの?
  4. カフェインは脂漏性皮膚炎に良くないの?
  5. 乾燥肌でも脂漏性皮膚炎になるの?
  6. 季節性はあるの?

① 皮膚科に行かないと治らないの?

皮膚科に行かなくても改善は可能ですが、皮膚科に行くとグッと早く良くなる人もいるようです。

ただ、皮膚科に行ってできることは、基本的に薬によって炎症を抑えることだけです。

薬を使う場合、使い続けなければ症状が抑えられないので、根本の解決になりません。

たとえ皮膚科に行くとしても、これまで紹介した基本的な対策をして脂漏性皮膚炎を根本的に治しましょう。

② 脂漏性皮膚炎は短髪の方が良いの?

短髪の方が良いことは間違いありません。

短髪にすることで2つのメリットがあります。

  • 蒸れにくい
  • 薬が塗りやすい

脂漏性皮膚炎は皮脂を餌に増殖した常在菌が原因です。

菌は基本的に高温多湿を好みますので、髪が長い方が蒸れやすく菌が増殖しやすい環境となります。そのためなるべく短髪の方が蒸れにくくておすすめです。

次に薬を使う場合に、髪が長いと塗りにくいのはもちろん、頭皮ではなく髪についてしまう確率が高く、頭皮に行き渡りにくいでしょう。そのため、なるべく髪が短いことに越したことはありません。

③ 石鹸シャンプーはダメなの?

石鹸シャンプーは硫酸系のシャンプーに比べ洗浄力は抑えてありますが、石鹸は必ず石鹸カスが出ます。

丁寧に洗い流さなければ、石鹸カスが頭皮に刺激を与えたり、毛穴に詰まり、炎症を悪化させる可能性があります。

そのため、なるべくこのページで紹介したおすすめのシャンプーでケアすることをおすすめします。

④ カフェインは脂漏性皮膚炎に良くないのか?

コーヒーやお茶、コーラなどはカフェインが多いことで知られていますが、カフェインは皮脂を多く分泌させる働きがあるため、あまりおすすめすることはできません。

小さなことですが、脂漏性皮膚炎を改善するために量を減らして様子を見てみましょう。

⑤ 乾燥肌でも脂漏性皮膚炎になるの?

乾燥肌の人も脂漏性皮膚炎になる可能性があります。

乾燥肌の人は元々刺激にとても弱いため、かゆみや赤みなどの炎症による症状が強めに出てしまう可能性があります。

アトピーもと脂漏性皮膚炎は症状が似ています。脂漏性皮膚炎を併発しているか判別がつかない場合は、病院に行き医師に相談することをおすすめします。

⑥ 季節性はあるの?

脂漏性皮膚炎は季節によって症状が重くなり得るタイミングとそうでないタイミングがあります。

脂漏性皮膚炎の原因である菌は、皮脂の量、温度、湿度、の影響が大きいです。そのため、どうしても夏前後になってくると、先ほどあげた影響で増殖しやすくなってしまいます。

9. さいごに

脂漏性皮膚炎の原因から、おすすめのシャンプーまで詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

脂漏性皮膚炎は、洗浄力が強すぎず刺激の少ないシャンプーに変えることで改善する場合もあります。

すぐに良くなりたい方は、『KADASON』のような抗炎症作用が入ったものを、じっくりと頭皮の改善を図りたい方は『haru ”kurokamiスカルプ”』のようなとにかく低刺激なものがおすすめです。

このページを参考にシャンプーを選び、シャンプー選びで失敗しないようにしましょう。

あなたの頭皮の悩みが軽くなることを心から祈っています。