10代のうちからハゲてきたら不安になりますよね。
実は、あなた以外にも非常に多くの10代の方が若ハゲについて悩みを抱えていますが、きちんと対策をすることで改善が期待できます。
本ページでは育毛アドバイザーとして過去に300人以上の育毛のお手伝いをしてきた筆者が、ハゲの原因や対処法を以下の流れで紹介していきます。
このページを最後まで読めば、10代からはじまるはげの原因から対処法まで、はげを改善するために必要な知識が分かります。
1. はげの悩みを抱える10代はあなただけじゃない!
「ハゲは若い自分たちには関係ない」と考えている方は多いですが、実はハゲで悩んでる人はたくさんいます。
しかし、放っておくことで確実にハゲが進行していきます。
1章では下記の流れで解説していきます。
- ハゲの悩みを抱える10代はたくさんいる
- ハゲが治りやすいたった1つの理由
- ハゲになりやすい人・ハゲが進行しやすい人
- ハゲの基準と抜け毛チェック
1-1. はげの悩みを抱える10代はたくさんいる
みなさん「10代のうちからハゲるわけはない」とタカをくくっている方は多いと思いますが、ハゲ自体は珍しいことではありません。
そして、気になりはじめた頃には、残念ながらハゲがはじまっている方が多いのも事実です。
yahoo知恵袋では10代の方でハゲかどうか確かめたい方、ハゲに悩む方がたくさんいらっしゃいました。
します。ちなみに父もハゲていて祖父は禿げてないです..
しっかりと対策をすれば10代のハゲも改善する可能性がありますので、決して諦めずに対策をしましょう。
1-2. 10代のはげが治りやすいたった1つの理由
ハゲ(男性型脱毛症(AGA))は放っておくと着々と進行しますが、年齢が若い時に早く対処するほど治りやすいという特徴もあります。
年齢が若い方が回復能力が高く、新陳代謝が良いため、早いうちに対処をすることで発毛効果が高くなるからです。
著者の所へ相談しに来られた方で、早めに対策をしたことで随分効果が出た方がいらっしゃいます。
薄毛がひどく進行してからではもう手遅れです。
この方のように早めの対策で悩みを解決してしまいましょう。
1-3. 10代のはげになりやすい人・はげが進行しやすい人
若くしてハゲる人には当然理由が存在します。
ハゲになりやすい人、ハゲが進行しやすい人の特徴は主に以下の7つです。
- 家族の誰かがハゲている人
- 食生活が乱れている人
- 普段運動をしない人
- 夜更かししがちな人
- スマホやゲームなどを長時間する人
- ストレスを感じやすい人
- カラーやパーマを頻繁にしている人
もし、1つでも当てはまるものがあるなら今ハゲていなくても将来ハゲてしまったり、あなたのハゲは更に進行してしまう可能性があります。
1-4. はげの基準と抜け毛チェック
どこからがハゲといった明確な基準はありません。日本人の抜け毛の本数は1日あたり50〜100本と言われていますが、個人差もあるので正確なことは分かりません。
通常髪は2〜7年のサイクルで生え変わると言われていますが、脱毛症の人は抜け毛をチェックすることで、あなたの髪がどのタイミングで抜けているかをチェックすることができます。
下記は髪の生え変わりの周期を表した図です。
通常、成長期から退行期に入るまでに毛根が太くなったり、髪が太く成長します。
しかし、脱毛症の人は成長期が短くなるため、毛根が太くなったり髪が太くなることなく髪が抜けてしまいます。
下記の図を見ながら、抜け毛のチェックをしてみてください。
もし抜け毛を何本もチェックして、危険な毛根や髪の特徴がある人は、すでにハゲが進行し初めている可能性があります。
2. 10代でもはげる7つの原因と対策法
はげる場所にはおよそ下記の3つのパターンがあります。
- M字ハゲ
- U字ハゲ
- O字(つむじ)ハゲ
ハゲる場所によってM字ハゲ、U字ハゲ、O字ハゲなど、呼び名は変えられていますが、場所が異なるだけで、9割は「男性型脱毛症(AGA)」が原因と考えられています。
そして、比較的若い世代10代〜30代の男性型脱毛症を若ハゲと呼んでいます。メカニズムについては発症時期が早くても基本的には変わりません。
病院や育毛剤に頼らなくてもできる対策がありますので本章で紹介していきます。まずは男性型脱毛症のメカニズムからしっかりと理解していきましょう。
女性の方は男性型脱毛症とは少しメカニズムが異なりますので「女性が若ハゲになる6つの原因と改善するための全ポイント【医師監修】」こちらの記事を参考にしてみてください。
2-0. 男性型脱毛症(AGA)のメカニズム
ハゲは主に男性ホルモンの乱れから起こります。男性ホルモン「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という還元酵素が結びつくとジヒドロテストステロン(DHT)が生成されます。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、「脱毛ホルモン」と呼ばれ、脱毛に作用するホルモンで、毛根に存在するアンドロゲン受容体に受け取られることで髪の成長を抑制したり皮脂を過剰に分泌し毛髪の育成に悪影響を及ぼします。
下記の図はハゲのメカニズムを図で表したものです。
若年層のハゲの原因は遺伝による部分が大きく、さらにホルモンバランスが乱れやすい時期です。
図の中でホルモンのバランスに影響を与えたり、ハゲの原因となる主なものを6つピックアップしましたので、以降の章で原因と対策について詳しく解説していきます。
- 食生活
- 眼精疲労
- ストレス
- 血行不良
- 運動不足
- 刺激
2-1. 食生活
若いからといって、ファーストフードやお菓子ばかり食べるなど、偏った食生活にはなっていませんか?
ハゲの原因となる食生活は以下の2つです。
- 栄養不足
- 塩分・油分・食品添加物の取りすぎ
栄養不足
もしかすると栄養が足りていないことが原因にあるかもしれません。
髪の原料となる「タンパク質」や、育成を促進させる「ミネラル」「ビタミン」の不足は髪の成長を妨げる大きな原因になります。
- 「ビタミン」・・・血行促進・髪の老化防止
- 「タンパク質」・・髪の毛の原料となる
- 「ミネラル」・・・髪の育成の促進をする
上記の栄養分が不足していると発毛の促進を妨げるため、ハゲの大きな原因となります。
対策
1日3食、肉・魚・野菜・乳製品などバランス良く食べることを心がけましょう。難しければ、「納豆」と「ごま」を毎日食べられれば、簡単にこれらの栄養素を摂取できます。
5αリダクターゼを抑制することで、ジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑えることが期待できる栄養素があります。
それは「イソフラボン」と「亜鉛」です。
- イソフラボンを取れる食材・・・納豆、豆腐など
- 亜鉛を取れる食材・・・・・・・牡蠣、煮干し、するめ、ビーフジャーキー、チーズなど
食生活はすべての病の元ですので、バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
NGな食生活
以下の3つのものはハゲを促進させるリスクがあります。
- 塩分
- 油分
- 食品添加物
「塩分」と「油分」をとることで皮膚がギトギトになり、毛髪の育成に良くない環境ができてしまいます。また、「食品添加物」は血行を悪化させるため、発毛に悪影響を与えます。
そのため、以下のような食べ物はなるべく避けることがハゲ対策には大切です。
- ラーメン
- スナック菓子
- ファーストフード
- 揚げ物
- コンビニ弁当など
我慢することは難しくても、頻度を落としたり、良くない成分が少ないものを選ぶなど工夫をしてみましょう。
薄毛に良いとされている食べ物について、詳しく知りたい方は「プロが教える!育毛に効果的な食べ物と簡単な食事の全知識」を参考にしてみてください。
2-2. 眼精疲労
夜遅くまで勉強したり、スマホやゲームばかりしていると(眼精疲労)目が疲れてしまいます。
眼精疲労は首などの血流を悪くしたり、育毛に使われるはずの栄養が目の疲労回復にあてられてしまうため、育毛に影響します。
また、寝る直前にスマホやゲームなどの明るい画面を見ていると睡眠の質が悪くなります。睡眠もハゲに大きく影響を与えます。
- 寝る1時間前まではスマホやゲームなどの画面は見ないと決める
- 1時間ゲームをしたら30分は休むなどルールを決める
- 睡眠時間を6時間は確保する
2-3. ストレス
ストレスがたまると男性ホルモンが多く分泌されます。男性ホルモンは脱毛ホルモンとも呼ばれるジヒドロテストステロン(DHT)を生成してしまうため、ストレスはハゲの大きな理由となります。
また、ストレスは血管を収縮させる原因になります。頭皮に必要な栄養は血液によって運ばれていますから、髪の毛への栄養供給を阻害してしまうことでハゲの原因となります。
心配性な人に多いのが、ハゲを気にしすぎることでストレスとなりハゲが進行してしまうパターンです。ハゲは必ず治ると信じて気にしないようにしましょう。
対策
- 好きなことをするなどして定期的にストレスを発散する
- 誰かに「ハゲ」に関わることで何かを言われても気にしない
2-4. 血行不良
栄養分や酸素は血液で運ばれますが、頭皮の血行が悪くなってしまうと、毛髪に栄養や酸素が行き渡らなくなります。
すると、毛髪の育成に悪影響を及ぼすだけでなく、髪の毛が弱ってしまいます。
そのため、血行を悪くするような生活習慣はハゲに大きな影響を与えます。
対策
- 過度の飲酒や喫煙を控える
- 適度な運動や入浴を行う
- 血行に良いものを食べる
2-5. 運動不足
脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)は汗と一緒に体外に排出させることが可能です。
この効果はわずかではありますが、運動をしている人はハゲにくい傾向にあります。
反対に運動不足な方はジヒドロテストステロン(DHT)を排出しにくいだけでなく、血行が悪くなる傾向にあるため、運動不足はハゲの原因になりえます。
対策
- できれば有酸素運動を定期的に行う
- 通勤でバスなどではなく少しの距離を歩く
- サウナへ行ったり、入浴時湯船に浸かる
2-6. 頭皮への刺激
ハゲの主な原因は遺伝、ホルモンバランスですが、頭皮への刺激は直接的なハゲの原因にはなりにくいです。
しかし、すでにハゲが始まっている方は頭皮や毛根にダメージを与えることになるので、なるべく頭皮への刺激は控えた方がいいでしょう。
皮脂の洗い残し
頭皮からは常に皮脂が分泌されており、空気中のゴミがつきやすいので非常に汚れやすい環境にあります。
そして、その汚れが毛穴をふさいでしまうと頭皮が皮膚呼吸できなくなり、毛根が弱ってしまいます。
そのため、頭皮をよく洗えていないとハゲの大きな原因になります。
対策
対策はきちんと毎日髪を洗うことだけです。
下記の頭皮に優しい頭の洗い方を参考にしっかりと洗いましょう。
頭皮に優しい頭の洗い方
- シャンプーの前に指の腹で2〜3分程洗う
- シャンプーは手の上で泡立ててから使う
- 指の腹で洗う(爪を立ててはだめ)
- すすぎは3分以上、リンスはその倍以上すすぐ
パーマ・カラー・整髪料
10代というと最もオシャレをしたい時期なので、髪を整える人も多いと思います。
パーマ・カラー・整髪料などが頭皮についてしまうことで、刺激となり炎症を引き起こしたり、毛根がダメージを受けてしまいハゲの原因となっている可能性があります。
対策
パーマやカラーについては頻度を抑えるか、やらないのどちらかしかありません。
整髪料については頻度を抑えるか、洗髪時にしっかりと洗い流すように気をつけましょう。
10代は一番おしゃれには気を使う時期だと思います。「女子100人に聞いた!若ハゲに悩む男に似合う髪型ベスト5」こちらの記事で少し薄毛が気になり始めた人のためのおすすめの髪型をまとめていますので、参考にしてください。
主な原因:遺伝
ハゲになる原因は遺伝にあります。
遺伝によりハゲやすい性質を持っているため、若くても男性ホルモンの増加とともにハゲになる確率はグッと高まります。
遺伝するハゲの要因は以下の2つです。
- 5αリダクターゼの分泌量・・・・・両親どちらからも遺伝の可能性があり
- アンドロゲン受容体の感度・・・・母親からのみ遺伝する
両親や祖父祖母など、親族にハゲている人がいる場合は遺伝子を受け継いでいる可能性が高いです。
残念ながら、遺伝に対して直接対策を行うことは難しいです。しかし、主な原因が遺伝であっても、生活習慣も大きな影響を与えています。
しっかりと原因を理解することで、より効果的な対策ができます。
3. 10代のはげを改善するための4つのステップ
10代のハゲには遺伝や生活習慣など色々な原因が絡んでいる上、食事などについては自分だけでは中々変えられない部分も多いと思います。
精神的な負担を和らげたり、間違った対策をしてしまわないためにも、下記の4つのステップでハゲを改善していきましょう。
- 両親や家族に相談する
- クリニックに行く
- 原因を把握した上で生活習慣の改善
- 育毛剤を使う
3-1. 両親や家族に相談する
10代の頃の食事や生活習慣は、ご家族の協力がないと中々改善は難しいのではないでしょうか。
今後、生活習慣から改善するにしてもクリニックに行くにしても、勇気を出して両親やご家族に悩んでいることを相談し、協力してもらえるようにお願いしましょう。
3-2. AGAクリニックや病院に行く
未成年でもクリニックに行くことは可能です。
しかし、AGAクリニックで治療や診療を受けるには18歳以下(高校生以下)の人は、親・親権者・未成年後見人などの同意書が必要です。
薄毛専門の病院やクリニックでは、ホルモン検査などで何が原因で脱毛がおきてるのかなど調べることができます。
3-3. 原因を把握した上で生活習慣の改善
原因を把握した上で、両親の協力があればより効果的な対策を打てるので、ハゲはグッと改善に近づくでしょう。
生活習慣を改善するなら、クリニックや病院の先生、本ページの2章を参考にしながら改善をしていきましょう。
3-4. 育毛剤を使う
クリニックや病院に行っても、10代のうちは副作用の関係から医薬品をすすめられることは少ないでしょう。医薬品とは国に認められた効果があり、病院や薬局などでしか買えないなどの販売に制限があります。
しかし、医薬部外品であれば効果が期待できて、副作用も少ないものを選ぶことができますので試すことができます。
ただ、医薬部外品は効果が期待できるものの、効果が臨床試験などで証明されておらず医薬品としては認められていないので、選び方が非常に重要になってきます。医薬部外品である育毛剤については次章で詳しく解説していきます。
4. はげ対策最後の砦は「育毛剤」
育毛剤には副作用があるものも存在しますので、10代の人にはなるべく薬を使わない対策をおすすめします。
しかし、上記の対策を試してみても効果がなかった方や、年齢などが原因で医療用の育毛剤の治療ができない方におすすめなのが医薬部外品の育毛剤です。
そこでハゲ対策に使える育毛剤の選び方と、実際のおすすめを紹介します。
4-1. はげに効果的な育毛剤の選び方2つのポイント
ハゲ対策の育毛剤選びにあたって、意識していただきたいポイントは2つあります。
- ハゲの症状にあった育毛剤か
- 続けられる価格か
はげの症状にあった育毛剤か
男性型脱毛症(AGA)に効果が期待る育毛剤であれば、効果が期待できます。
特にDHTの発生を抑制するために、5αリダクターゼ酵素の働きを緩やかにするものがおすすめです。
続けられる価格か
育毛剤は、根気よく続ける必要があります。
つまり、高い効果を期待して、あまりに高いものを選んでしまうと経済的に続けることが困難になり、対策をすることができません。
そのため、価格と期待する効果をよく考えて、コストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
4-2. Amazonで買えるおすすめ育毛剤
先ほどの選ぶときの2つのポイントをもとに、おすすめの育毛剤を紹介します。
チャップアップ・・・目安8,000円/月
- 男性型脱毛症(AGA)への効果・・・期待できる
- 予算・・・・・・・ひと月およそ8,000円程度(目安、キャンペーン等で前後)
期待できる効果
- ジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制する
- 血行を良くする
- 髪の毛に良い栄養を届ける
『チャップアップ』には、DHTの発生の原因となる5αリダクターゼ酵素を抑制する成分が含まれています。そのため、ハゲへの効果が期待できますし、無香料のため外出前でも、女性にも使っていただくことができます。
また、サポートセンターが設置されており、認定毛髪診断士が電話でサポートしてくれるため育毛剤を使ったことがない方にもおすすめです。
10代の方から50代の方まで幅広い年齢の方が利用し、M字、U字、O字、あらゆるタイプの悩みに対応しています。また、産後、病後の脱毛、フケ、痒みなど、総合的な頭皮のトラブルも解決が期待出来る商品です。
利用者の声
気になるところに部分散布をし、100均で買ってきたゴム製の頭皮ブラシを使って馴染ませるようマッサージをすることで髪質が太く変わってきました。時間にして2.3分ほどのケアです。
使用感もよく、べたつきや特に気になるニオイもありません。
髪質がよくなってきたので今後の使用が楽しみです。
匂いもあまり感じられず、使う場面を選ばないと思います。返金保障についても箱に書いています。保証書は不要とのことです。
出典:アマゾン
5. さいごに
10代からのハゲに悩む方に向けて原因と対策を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
10代のハゲは早めの対処で十分に改善が見込めます。
ハゲの改善には時間がかかります。本ページでご紹介した対策を実践してみて、長い目でみてじっくりと改善していきましょう。
どうすればマシになりますか(><)?