「よし、これから育毛しよう!まずはシャンプーから」と意気込んでも、シャンプーはたくさん種類があってどれを選んで良いかわかりませんよね。
薄毛や抜け毛は頭皮環境が原因になっている可能性があるため、育毛シャンプーなどでケアをすることは育毛にとても効果的です。
このページでは育毛アドバイザーとして過去に1000人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、下記の流れで紹介していきます。
- 育毛シャンプーで薄毛は改善しない!
- 育毛シャンプーを選ぶ際の3つのポイント
- 乾燥肌・敏感肌の人におすすめの市販育毛シャンプー10選[男性版ランキング]
- 脂性肌の人におすすめの市販育毛シャンプー8選[男性版ランキング]
- これらのシャンプーには要注意!
- 育毛にはとても重要!髪の洗い方とドライヤー
- 実体験から語る!取り組むべき薄毛対策
このページを読んで頂くことで、おすすめの育毛シャンプーはどれなのか?一目でわかり、シャンプー選びで迷うことがなくなるでしょう。
1. 育毛シャンプーで薄毛は改善しない!
このページでは、ツヤやコシがある髪を育て、薄毛を防ぐために有効なシャンプーの選び方やおすすめについて紹介していきます。ただし、まずはじめに、“育毛シャンプーでは薄毛は改善しない”ことをご理解ください。
薄毛の原因はいくつかありますが、シャンプーそのものには薄毛を改善する効果はないためです。
今流通しているシャンプーに薄毛や抜け毛を改善する効果があるシャンプーは存在しません。そんなシャンプーがあればハゲの悩みはこの世から消えています。
育毛成分が入っていたとしても、シャンプーはすぐに流してしまうので、浸透せず、あまり意味がありません。
1-1. シャンプーでできることは?
シャンプーでできることは、頭皮環境を整えて髪の生育を妨げず、抜け毛や薄毛の原因である頭皮トラブルを起こさないことです。
品質の良くないシャンプーを普段使っていて頭皮が乱れている人は、シャンプーを変えることで改善できる可能性があります。
もし、本格的に薄毛や抜け毛の対策をしたい人は、医薬品で対策をする必要がありますので、「薄毛治療完全ガイド|何科に行くべき?から全国地域別おすすめ病院まで」の記事をチェックしてみてください。
1-2. 育毛シャンプーと普通のシャンプーの違い
そもそも、育毛シャンプーと一般的なシャンプーとはどのように違うのでしょうか?
育毛シャンプーは名前の通り、育毛効果が期待できるとされる成分や頭皮の炎症を抑える成分、頭皮の優しい洗浄成分などで、育毛のために頭皮環境を整えることを目指して作られたシャンプーです。
それに対し、市販の一般的なシャンプーの主な目的は洗浄であり、皮脂や汚れを落とすための成分や髪の仕上がりを良くするための成分がたっぷり入っています。
そのため、どうしても髪には必要な皮脂まで流されてしまいがちです。
皮脂が洗い流されすぎるとどうなるの?
シャンプーの洗浄力や刺激が強すぎると、頭皮のバリア機能を担っている皮脂が洗い流され、それを餌にする善玉菌が減り、頭皮環境の悪化に繋がります。また、同時に保湿機能も失われるため、乾燥につながります。
それとは逆に脂性肌の人は、皮脂が洗い流されると失われた皮脂を補おうと体が反応し、今まで以上の皮脂を分泌するようになります。それが原因で頭皮環境の悪化に繋がるケースもあります。
1-3. 男性と女性で使うべきシャンプーは違う?
男性は女性に比べ、比較的皮脂の分泌量が多く皮膚が厚いです。
男性用に作られたシャンプーは男性の多い皮脂も洗い流せるように、女性用のシャンプーに比べ洗浄力が強く、香りなども男性の好みに合わせて作られています。
育毛シャンプーであれば刺激が少なく、洗浄力も優しいものも多いので男性用と女性用を大きく意識する必要はないでしょう。
2. 育毛シャンプーを選ぶ際の3つのポイント
刺激の強いシャンプーを使っているばかりに、頭皮環境を乱し、抜け毛や薄毛の原因を作ってしまっている人が多くいます。
頭皮に乾燥やかゆみ、フケなどの症状はありませんか?
これらの頭皮トラブルは抜け毛を引き起こす原因にも繋がってしまうため、次に紹介するシャンプー選びのポイントを参考に、頭皮に優しいシャンプーを選べるように知識をつけましょう。
- 洗浄成分が優しいこと
- 添加物が少ないこと
- 肌質に合ったものを選ぶこと
① 洗浄成分が優しいこと
一般的なシャンプーは洗浄力や刺激が強く皮脂を洗い流しすぎるため、頭皮や髪にダメージを与えます。
本来、皮脂は頭皮を外部の刺激から守る役割を担っているため、洗い流しすぎることはよくありません。
そのため、皮脂を適度に落とし、刺激性が少ない”アミノ酸系のシャンプー”を選びましょう。
下記の硫酸系、石鹸系シャンプーとしっかりと見分けがつくようにしましょう。
界面活性剤の種類 | 刺激(洗浄力)の強さ | 価格 | 備考 |
硫酸系 | × 強い | 1000円以下 | ドラッグストアの1000円以下のシャンプーはだいたいこれ |
石鹸系 | △ 中位 | 1000円前後 | 石鹸カスが頭皮に残りやすい |
アミノ酸系 | ◯ 弱い | 2000円以上 | 洗浄力が適度で頭皮や髪に優しい |
主にドラッグストアなどで販売されている「1000円以下のシャンプー」や「せっけんシャンプー」と記載されているシャンプーの界面活性剤は硫酸系や石鹸系で、洗浄力が強いです。
あくまでも目安ですが、2000円以上のシャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を使っており、洗浄力も優しいです。(高ければいいというわけではないのでご注意を!)
参考:界面活性剤の種類と本当に良いシャンプーとは?
界面活性剤は厳密には下表のように分類されます。
本当に良いシャンプーは、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤だけを使ったものです。
ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤は一緒に入っていることもあり、おおよそこれらのシャンプーを総称してアミノ酸シャンプーなどと呼ばれていることが多いです。
界面活性剤 種類 | 洗浄力 強さ | 頭皮 安全性 | 具体的な成分 |
硫酸系 | ★★★★★ | × | ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム ラウレス硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム |
スルホン酸系 | ★★★★☆ | × | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、オレフィンスルホン酸na |
石鹸系 | ★★★★☆ | △ | カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K |
スルホコハク酸系 | ★★★☆☆ | △ | スルホコハク酸(C12-C14)パレスー2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na |
ベタイン系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン |
アミノ酸系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | ココイルグルタミン酸na、ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルアラニンNa |
グルコシド系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | デシルグルコシド |
界面活性剤は複数入っていることも多いので見極めるのが難しいと思いますが、成分一覧を見て、ラウリル硫酸、スルホン酸、脂肪酸、スルホコハク酸が入っていないかどうかをチェックしましょう。
② 添加物が少ないこと
シャンプーにはアルコール、パラベンなどの添加物(防腐剤)が必ずといっていいほど入っています。
シャンプーを腐らせないためには必要な成分なのですが、敏感な人はこれらの成分も刺激になってしまうことがあります。
そのため、なるべく無添加なものを選ぶ方が頭皮には刺激になりにくいです。
添加物とはどんな成分を指すのか下記の表にまとめました。
添加物 | 成分 | 概要 |
防腐剤 | パラベン メチルパラベン | シャンプーの腐敗を防ぐ |
合成ポリマー | ジメチコン メチコン トリシロキサン | 主に髪の滑りを良くしたり、コーティングする成分 |
鉱物油 | パラフィン | 乳化させるため(性質が違うものを混ぜ合わせる) |
人工香料 | 安息香酸Na 香料 | 香りづけ |
これらの添加物は、髪や頭皮への影響については賛否両論あります。
シャンプーの仕上がりを良くしたり、シャンプーの腐敗を防ぐためなど、入っている方が良いという意見もあれば、頭皮や髪に悪影響を与えるという専門家もいます。
皮膚が弱い人やなるべくカラダには良いものをと考えている人は、なるべくこれらの添加物が入っていないものを選ぶと良いでしょう。
③肌質に合ったものを選ぶこと
大きく分けると、頭皮の肌質は2つに分けられ、肌質に合ったものを選ぶことが大事です。
1つは、頭皮がカサカサと乾燥したりすぐに炎症などが起こる乾燥肌・敏感肌な人、もう1つは頭皮が皮脂でベタつくことが多い脂性肌です。
乾燥肌・敏感肌な人はどんなシャンプーを選べば良い?
乾燥肌・敏感肌な人は、とにかく低刺激なシャンプーを選ぶことをおすすめします。
この章でお伝えしたように、洗浄力の優しい界面活性剤が入ったシャンプーを選び、添加物なども入っていないものを選ぶことをおすすめします。
脂性肌な人はどんなシャンプーを選べば良い?
脂性肌な人は皮脂が多く分泌され、炎症やフケなどの症状になりやすいです。
そのため、しっかりと皮脂を洗浄する必要はあるのですが、硫酸系や石鹸系のシャンプーはやはり洗浄力が強すぎるので頭皮に刺激になります。
あくまでも、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤のシャンプーを選び、しっかりめに洗うことが大事です。
追加のポイントとして、皮脂は頭皮に住む菌によって刺激になる物質に変化させられるため、抗菌作用がある成分が入ったものでも良いでしょう。また、皮脂による炎症を防ぐため抗炎症作用がある成分が入ったシャンプーもおすすめです。
3. 乾燥肌・敏感肌の人におすすめの市販育毛シャンプー10選[男性版ランキング]
今人気のシャンプー20種類を選び出し、それぞれの商品について
- 洗浄成分
- 刺激成分
- コスパ
などの点で比較をしました。その結果、育毛シャンプー として優れた3つのシャンプーを紹介します。
- 1位『haru ”kurokamiスカルプ”』・・・総合おすすめNo1
- 2位『ハーバニエンス』・・・コンディショナーとセットで使いたい人におすすめ
- 3位『ブラックシャンプー』・・・しっかりめに洗いたい人におすすめ
比較についてはこの章の最後で比較表を紹介しています。
1位『haru ”kurokamiスカルプ”』
『haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加のシャンプーで、今女性に大人気のアミノ酸シャンプーです。
頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮に優しくフケのケアにも最適です。髪の仕上がりもスルスルとなめらかな仕上がりになります。
ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど、頭皮にお悩みの方が大絶賛するシャンプーです。
- 定期購入(2ヶ月毎): ¥3,256/400ml ←1ヶ月あたり1,440円!
- 通常:¥4,070
- 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン
髪は、天然の黒髪で柔らかい猫っ毛です。元々傷みも無いし、フケや乾燥なども無い頭髪頭皮なので、何か劇的な変化を感じる事は無いのですが、リピート続けてるのには理由があるんですよね、やっぱり。一番は、とにかく楽ちん!泡切れも早くて、香りもキツくなくていい。髪も全くキシキシしないし、痒みも出ない。何より成分がいいので安心して使える所かな?3本セットで買えば、コスパもいいと思いますよ。
出典:アットコスメ
haru「kurokami スカルプ」公式ページ
2位『ハーバニエンス』
『ハーバニエンス』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。
植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。
ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているので安心できますね。
- 定期購入(2ヶ月毎): ¥2,200/300ml ←1ヶ月あたり1100円!
(コンディショナーセット¥4,400) - 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り
泡立ちもよく、泡切れも早く、シャンプーが気持ちよくできます。
香りもすごくいい香りです。
価格は高いですが、価格以上の価値はあると思います。
ただし容器はもう少し改善してほしいです。ポンプのバランスが悪く倒れやすいことと、ポンプの根元から
シャンプーがにじみ出てきます。これさえなければパーフェクトです。
出典:Amazon
ハーバニエンス公式ページ
3位『ブラックシャンプー』
『ブラックシャンプー』は頭皮に栄養を与える、21種類の天然植物成分を配合したアミノ酸系のシャンプーです。
シャンプーを髪で泡だてて、3分間パックする「3分ヘアパック」という少し変わったお手入れ方法を推奨しています。
成分がいい分、値段も高めですが、試してみる価値はあります。香りや爽快感があるので特に男性におすすめです。
- 定期購入:¥4,752 (¥5,280) /400ml←1ヶ月あたり2,376円
- 特徴:21種類の植物成分
出典:Amazon
ブラックシャンプー公式ページ
参考:乾燥肌・敏感肌の人におすすめの育毛シャンプー 比較表
シャンプー | 評価 | 添加物 刺激成分 |
1位 haru ”kurokamiスカルプ” 2ヶ月ごと定期コース:¥3,256/400ml 通常:¥4,070 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 ココイルグルタミン酸TEA コカミドDEA ココイルメチルアラニンNa ココイルグリシンKなど 【刺激成分】 エタノール |
2位 ハーバニエンス 2ヶ月ごと定期コース:¥2,200/300ml (セット¥4,400〜) | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◎ | 【洗浄成分】 ラウロイルメチルアラニンNa ココイルグルタミン酸Na ココアンホプロピオン酸Na コミカドプロピルベタインなど 【刺激成分】 – |
3位 ブラックシャンプー 定期コース:¥4,752/400ml 通常:¥5,280 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 コミカドプロピルベタイン ココイルグリシンK ラウリルグルコシド ココイルグルタミン酸TEAなど 【刺激成分】 エタノール |
モーガンズノンシリコン アミノ酸シャンプー白樹 ¥2,860〜/300ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 デシルグルコシド オレフィン(C14-16)スルホン酸Na コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNaなど 【刺激成分】 安息香酸Na ポリクオタニウム-10 エチドロン酸4Naなど |
マイナチュレシャンプー 1ヶ月ごと定期コース:¥2,979/280ml 通常:¥3,696 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNa など 【刺激成分】 フェノキシエタノール 安息香酸ナトリウム など |
アスタリフトスカルプ フォーカスシャンプー 定期コース:¥1,980/200ml 通常:¥2,200+送料200 | 洗浄成分:△ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 ココイルアラニンTEA ココイルサルコシンNa PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na ラウリルベタインなど 【刺激成分】 メチルパラベン 安息香酸Na オレイルアルコールなど |
ZACCパールリッチシャンプー ¥6,380/400ml コンディショナーセット | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン スルホコハク酸ラウレス2Na ココイルグルタミン酸TEA など 【刺激成分(添加物)】 フェノキシエタノール メチルパラベン プロピルパラベン 香料など |
ボタニカルシャンプー (モイスト) ¥1,540/490ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルアラニンNaなど 【刺激成分(添加物)】 エタノールベヘントリモニウムクロリド,ジステアリルジモニウムクロリド,香料 フェノキシエタノールなど |
守り髪シャンプー ¥3,080/400ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 スルホン酸Na コカミドDEA ココイルグルタミン酸TEA 【刺激成分(添加物)】 エタノール フェノキシエタノール メチルパラベン プロピルパラベンなど |
凛恋(ローズ&ツバキ) ¥1,980/480ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ココイルメチルタウリンNa ラウロイルサルコシンTEA など 【刺激成分(添加物)】 ラウラミドDEA: ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル フェノキシエタノールなど |
<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系・硫酸系△/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×
比較の結果、おすすめだった下記の3つのシャンプーについてもう少し詳しく紹介します。
4. 脂性肌の人におすすめの市販育毛シャンプー 8選[男性版ランキング]
脂性肌の人におすすめの育毛シャンプーを紹介します。
今回は、脂性肌の人向けのシャンプー 8種類について、洗浄成分、添加物、有効成分についてを調べ、比較をしました。
洗浄力は優しく、抗菌作用や抗炎症作用などが入っているものの方が好ましいです。
比較の結果、特に良かったシャンプーを2つのシャンプーを紹介します。
- 1位『KADASON』・・・総合おすすめNo1
- 2位『コラージュフルフルネクスト』・・・皮脂の量が特に多い人におすすめ
1位『KADASON』
『KADASON』は皮膚科医が監修し、すこやかな頭皮環境のために開発されたこだわりのシャンプーです。
頭皮ケアができる成分が配合されており、頭皮のベタつきやフケ、かゆみに悩む人など、脂漏性皮膚炎でしっかりと頭皮の洗浄が必要な人におすすめです。
頭皮への刺激は優しく、それでいてしっかりと洗えます。筆者もフケに悩んだ時に使っていましたが、1回2回使っただけで頭皮の調子がよくなり、フケが治るまで愛用しました。
- 定期購入:¥2,622
- 通常:¥3,278
- 特徴:抗炎症成分・抗菌成分配合、ベタイン系
久々にヘアカラーをしたくなり実施した所
更に頭皮湿疹が悪化し酷い状態になった所で
こちらの商品を見つけ購入し試した所、
三日程で通常の頭皮状態にまで戻り驚きました。たまたま私にこちらの商品が合っていただけかもしれませんが、オススメです。
私はリピートしようと思っています。
出典:Amazon
KADASON 公式ページ
2位『コラージュフルフルネクスト』
『コラージュフルフルネクスト』は皮膚科の先生も進めるシャンプーです。
このシャンプーには、抗真菌作用のあるミコナゾール硝酸塩や、抗菌作用のあるピロクトンオラミンなどの有効成分が入っており、菌の増殖を抑えることで、炎症や皮脂の刺激を和らげます。
ただし、殺菌効果が強いシャンプーなので、人によっては刺激になり頭皮環境が乱れてしまう可能性があるので、注意しましょう。
- 価格:¥2,500前後
- 特徴:抗真菌効果、抗酸化効果
効果はてきめんで、使い始めてからピタッと止み、このシャンプーを使用している間は自分のフケを見たことがありません。
種類を選べるのもいい点かなと思います。
一般的な商品と比較するとややお高めなので-1としています。
出典:Amazon
販売サイト
参考:脂漏性皮膚炎の人におすすめの育毛シャンプー比較表
シャンプー | 評価 | 成分 |
1位 KADASON ¥2,622〜/250ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 ラウラミドプロピルベタイン 【刺激成分(添加物)】 エタノール 【有効成分】 サリチル酸 グリチルリチン酸2K |
2位 コラージュフルフルネクスト ¥2,500前後/400ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン ラウロイルメチル-β-アラニンNa液 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 【刺激成分(添加物)】 ピロクトンオラミン 【有効成分】 ミコナゾール硝酸塩 ピロクトンオラミン |
メディクイックH ¥1,500前後/320ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na 【刺激成分(添加物)】 エタノール 香料 フェノキシエタノール 【有効成分】 ミコナゾール硝酸塩 グリチルリチン酸2K |
チャップアップシャンプー 1ヶ月ごと定期コース:¥3,280/300ml ¥5,300/300ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ココイルグルタミン酸2Na コカミドメチルMEA ラウロイルアスパラギン酸Naなど 【刺激成分(添加物)】 安息香酸Na エタノール など 【有効成分】 グリチルリチン酸2K |
リマーユ スカルプシャンプー ¥4,000前後/400ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 ラウロイルメチルアラニンNa ラウロイルアスパラギン酸Na コカミドプロピルベタイン 【刺激成分(添加物)】 エタノール フェノキシエタノール 【有効成分】 グリチルリチン酸2K |
ウーマシャンプー 2ヶ月ごと定期コース:¥3,460/300ml 通常:¥4,950 | 洗浄成分:△ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液 N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液 ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液 【刺激成分(添加物)】 フェノキシエタノール 【有効成分】 グリチルリチン酸2K |
薬用シャンプースカルプD ¥3,973/350ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液 ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなど 【刺激成分(添加物)】 無水エタノール エタノール 粘度調整剤 など 【有効成分】 ピロクトンオラミン グリチルリチン酸2K サリチル酸 |
モンゴ流シャンプーEX 2ヶ月ごと定期コース:¥4,400/400ml (定期初回¥3,300) | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 ココイルグルタミン酸TEA ラウロイルメチルアラニンNa コカミドプロピルベタイン 【刺激成分(添加物)】 安息香酸Na フェノキシエタノール エタノールなど |
3DボリュームアップシャンプーEX ¥1,650/460ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 オレフィン(C14-16)スルホン酸Na 【刺激成分(添加物)】 EDTA-2Na、安息香酸Na、ピロ亜硫酸Na、フェノキシエタノール、香料 【有効成分】 グリチルリチン酸2K |
オクト薬用シャンプー ¥544/320ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 ラウレス硫酸Na ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 【刺激成分(添加物)】 安息香酸Na 黄203、緑3、香料 【有効成分】 ピロクトンオラミン |
<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系△/硫酸系×/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×
5. これらのシャンプーには要注意!
一見低刺激に見えたり良さそうに見えても、実はあまりよくないシャンプーも存在しますので、下記のようなシャンプーには注意が必要です。
- アミノ酸配合シャンプーに注意
- シリコンには注意
- 薬用シャンプーに注意
- 無添加シャンプーにも注意
① アミノ酸配合シャンプーに注意
出典:http://blog-imgs-19.fc2.com…
アミノ酸シャンプーではなく、アミノ酸配合シャンプーと記載のあるシャンプーには注意が必要です。
なぜなら、アミノ酸系の界面活性剤を配合していても、他の洗浄力の強い界面活性剤も入っているためです。
アミノ酸配合シャンプーは安価な傾向にあり、安くて魅力的に感じてしまうかもしれませんが、”アミノ酸配合”と記載のあるものには注意をしましょう。
② シリコンに注意
シリコンは多くのシャンプーに含まれている成分で、髪をコーティングしキューティクルが壊れないように保護したり、髪同士の摩擦を避け、髪を通りやすくする役割があります。
結論をお伝えすると、髪にとっては良い成分です。しかし、毛穴が詰まり皮膚にダメージを与える可能性がある成分なので、頭皮にはよくありません。
【シリコンにあたる成分一覧】
シロキサン、シクロメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、シリカ、シリル、シロキ、シラン、ジメチコノール、ジメチコンポリオール、シリル化ケラチン、ジメチコノール
低刺激のシャンプーを使いたい人は、ノンシリコンのシャンプーでオイルが配合されているものを使うことをおすすめします。
オイルが配合されていればシリコンの代わりに、髪のまとまりを良くしたり髪通りが良くなります。
③ 薬用シャンプーに注意
薬用シャンプーはフケやかゆみに効くシャンプーとして薬局などで販売されています。
薬用シャンプーは洗浄力が強く、主に抗菌作用や抗炎症作用がある成分が入っています。
皮脂が多い人は炎症が起こりやすいため、薬用シャンプーで皮脂を落とし菌の繁殖を抑える作用によって、頭皮環境が改善できる可能性があります。
しかし、乾燥肌の人の頭皮は敏感であるため、薬用シャンプーを使うと皮脂の失いすぎに繋がり頭皮環境の悪化に繋がります。
④ 無添加シャンプーにも注意
シャンプーの中には、”無添加”と記載されたシャンプーがあります。
無添加と言われれば低刺激なイメージがあるかもしれませんが、残念ながら無添加でも皮膚に刺激になる可能性のある成分は入っているため、必ずしも無添加イコール低刺激であるわけではないのです。
シャンプーや化粧品のようなものは、薬機法で宣伝の際に表現が規制されていますが、無添加という表記をする点については特に規制がありません。
育毛サロンの頭皮ケア無料体験がすごい
育毛サロンと呼ばれる頭皮のエステのようなサロンがあり、頭皮の汚れやフケをスッキリ洗浄したり、頭皮マッサージを受けられます。
中には無料体験を行なっているものもあり、コスパよく、プロに頭皮を洗浄してもらえます。
例えば「バイオテック」は全国各地にある育毛サロンで、無料なのに90分間プロの施術を受けられる無料体験コースが存在します。
通常有料でおこなっているコースなので、体験と言いながらも満足できる内容です。無料体験コースがあるうちに1度は行ってみることをおすすめします。
私も行ったことがありますが、頭皮や髪がスッキリして大満足でした。
バイオテック公式ページ:https://www.biotech.ne.jp/
こういった無料体験のようなものは、「営業が強くないか?」と心配でしたが、そんなことは全くなく、美容室に行って髪を切った後のように、特に営業はなく、和やかな雰囲気のまま帰れました。
6. 育毛にはとても重要!髪の洗い方とドライヤー
育毛のためにはシャンプー選びも大事なのですが、頭の洗い方やドライヤーの仕方もとても重要です。
この章を参考にしながら、正しくヘアケアをおこないましょう。
6-1. 洗髪時の5つのポイント
頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。
そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎることもよくありません。
下記の5つのポイントに注意しながら丁寧に洗髪をしましょう。
また、頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないようにすすぎにも気をつけることが重要です。
6-2. しっかりと乾かす
髪を綺麗にたもち、頭皮の環境を良くするためにはドライヤーの使い方もとても重要です。
ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になったり、髪が熱で傷んでしまいます。
できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。
ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか自然に乾燥させることをおすすめします。
頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してターンオーバーが乱れる原因になります。
そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。
7. 実体験から語る!取り組むべき薄毛対策
私は自分の髪を若かりし頃に戻すために、シャンプーや育毛剤などあらゆる対策を試してきました。
最終的に、見た目に変化が現れた対策は医薬品で、それ以外の対策については「抜け毛が減った」など、少し効果があったかなと感じるものも中にはありましたが、見た目を変えるほどの効果は得られませんでした。
この経験をふまえて、薄毛を改善するために必要な対策について紹介していきます。
7-1. 薄毛を改善するならAGAクリニックに行くしかない
薄毛を改善するためには、AGAクリニックに行って薄毛治療薬を使うしかありません。
薄毛治療で最初に使われることも多いのが「プロペシア」という医薬品で、抜け毛を防ぐ効果があると証明されており、非常に高い確率で改善できます。
一昔前では高いと思われていた薄毛治療ですが、価格競争などもあり数千円から治療ができるようになってきました。
薄毛治療薬として使われる医薬品は薄毛の改善効果が認められていますが、医薬品以外の対策の効果は証明されていません。
出典:浜松町第一クリニック
上図はプロペシアの臨床データです。1年後の現状維持、改善効果を合わせると98%にもなり、3年継続した場合の改善率は約8割ととても高い確率で改善することが証明されています。
薄毛が完全に治るかどうかは薄毛の進行度にもよりますが、治療をすれば高確率で改善が見込めるということがわかります。
私は、AGAクリニックに行ってすぐに抜け毛が減り、1年後には地肌が見えていた頭が、地肌が目立たないくらいに回復しました。
最もおすすめの薄毛専門クリニック・・・『AGAスキンクリニック』
『AGAスキンクリニック』は30のクリニックを比較した結果、非常に低価格で豊富な治療を受けられる、最もおすすめのクリニックです。
提携院含め全国に60院以上ある業界の中でも最大規模の薄毛専門クリニックで、費用に関しても毎月3,000円台からと業界最安水準で治療を受けられます。
もし、AGAクリニックが近くになさそうな人や、クリニックに行く時間がないという人は『DMMオンラインクリニック』がおすすめです。こちらのクリニックであれば、家に居ながら診察を受け、安く薬を処方してもらえます。
7-2. 薄毛対策まとめ
先ほどお伝えしたように、薄毛を改善する効果が証明されているのは医薬品だけです。
しかし、医薬品以外の対策をするメリットもありますので、私が考える効果の高さを★で評価をつけました。
※青い文字から、各解説記事に飛ぶことができます。
AGAの対策 | 効果の高さ | 備考 | 費用目安 |
医薬品 | ★★★★★ | ・すでに髪が薄くなってきており 早く確実に薄毛を食い止め、改善したい人 | ¥3,700〜 |
育毛剤 | ★★★☆☆ | ・薄毛の予防や現状維持したい人 ・薬やクリニックに抵抗がある人 | ¥1,000〜¥10,000 |
育毛シャンプー | ★★★☆☆ | ・頭皮環境が乱れている人 (フケ・発疹・かゆみ・べたつき) | ¥2,000〜¥5,000 |
育毛サプリ | ★★☆☆☆ | ・食生活をどうしても変えられない人 | ¥2,000〜¥5,000 |
育毛サロン | ★★☆☆☆ | ・頭皮環境を整える効果が期待できる | ¥0〜¥10,000(ピンキリ) |
食事 生活習慣 頭皮マッサージ | ★★☆☆☆ | ・全ての人がすべき発毛のための土台作り | ¥0〜 |
以上の表を参考にあなたの解決したい課題や予算に合わせて対策をしていきましょう。
上記の表から飛べるページを参考にぜひ情報を仕入れてもらえればと思います。
8. さいごに
徹底的に比較した上で、おすすめの育毛に有効なシャンプーを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
育毛シャンプーだけでは髪を生やしたり、薄毛を直接的に改善することはできませんが、洗浄成分が強すぎないシャンプーを選ぶことで、頭皮の調子を良くし、スムーズに育毛できる環境を作れるでしょう。
育毛におすすめのシャンプーは下記の5つです
乾燥肌・敏感肌の人におすすめ | 脂性肌の人におすすめ |
『haru ”kurokamiスカルプ”』・・・総合おすすめNo1 『ハーバニエンス』・・・コンディショナーとセットで使いたい人におすすめ 『ブラックシャンプー』・・・しっかり目に洗いたい人におすすめ | 『KADASON』・・・総合おすすめNo1 『コラージュフルフルネクスト』・・・皮脂の量が特に多い人におすすめ |
あなたがあなたに合った育毛シャンプーを見つけ、髪についての悩みが軽くなることを心から祈っています。