「女性の薄毛対策は何をすればいい?」「どの対策が効果あるの?」など、女性の薄毛対策の方法が気になっていませんか?
男性のように全ての髪が抜け落ちることはありませんが、放置していても改善はしないので、しっかりと原因を理解した上で対策をしなければ改善は難しいでしょう。
本ページでは、育毛アドバイザーとして過去に300人以上の育毛のお手伝いをしてきた筆者が、薄毛が気になる女性へ原因や対策を以下の流れで紹介していきます。
このページを最後まで読めば、女性の薄毛を改善するために必要な知識が身につくので、あなたの悩みがグッと軽くなるでしょう。
1. 女性に薄毛を引き起こす4つの症状
今、女性の薄毛に悩む女性は非常に増えています。
でも、なかなか恥ずかしくて人には相談できないと1人で悩みを抱えている女性も多いです。
ネット上には下記の方のような薄毛の対策をしたい人や悩みをかかえている方がたくさんいらっしゃいます。
つむじや分け目など、薄毛が気になってきたあなたは「びまん性脱毛症」という頭全体の髪が少しずつ薄くなっていく症状を発症している可能性が高いです。
しかし、髪が薄くなる症状には主に下記の4つのパターンがあります。
- 半年以内に出産を終えた方
- 髪を強く結んだり、引っ張り上げるなど長時間同じ髪型の方
- 10円玉サイズの丸い形にきれいさっぱりと髪がなくなっている方
- 分け目、つむじなど髪全体が薄くなってきた方
原因や対処法がそれぞれ異なるので最初にどの症状なのか、下記の項目と照らし合わせながら確認しましょう。
1-1. 半年以内に出産を終えた方
心当たりがある方は、「産後脱毛症」という症状である可能性があります。
妊娠中は女性ホルモンが一時的に多い状態となります。通常、髪は生えて、成長し、抜けるという一定のサイクルで生え変わっていますが、妊娠により女性ホルモンが増えることで髪の毛が抜けにくくなります。
そして、出産すると女性ホルモンが一気に減少し、妊娠中に抜けなかった髪が一気に抜けてしまうため、髪が薄くなってしまいます。およそ半年程度で回復するケースが多いので、安心してください。
産後脱毛症について詳しく知りたい人は、こちら「産後の抜け毛はいつ始まっていつ終わる?原因から対処法まで完全ガイド」の記事を参考にしてみてください。
1-2. 髪を強く結んだり、引っ張り上げるなど長時間同じ髪型の方
心当たりがある方は、「牽引性(けんいんせい)脱毛症」という症状である可能性があります。
女性は髪をまとめて結んだり分けたりすると思いますが、髪が引っ張られたり髪の重さで毛根に負担がかかり、髪が抜けてしまう症状を牽引性脱毛症と呼んでいます。
毎日同じ髪型で髪に負担をかけている人や、髪が長く分け目の場所がいつも同じ人は注意が必要です。
牽引性脱毛症について詳しく知りたい人はこちら「プロが教える!牽引性脱毛症の8つの原因と対策の完全ガイド」の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
1-3. 10円玉サイズの丸い形にきれいさっぱりと髪がなくなっている方
心当たりがある方は、「円形脱毛症」という症状である可能性があります。
円形脱毛症とは、10円玉サイズほどの円形に髪が綺麗さっぱり抜けてしまう症状のことを言います。主にストレスや自己免疫疾患が原因と言われており、突然発症してしまう可能性があります。
円形脱毛症は軽度のものは時間が経つと治ってしまいますが、症状が悪化する可能性もあるので、心配な方は皮膚科に行きましょう。
円形脱毛症について心配な方は、こちらの記事「世界一詳しい円形脱毛症の完全ガイド|原因から治療法までプロが解説」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
1-4. 分け目、つむじなど髪全体が薄くなってきた方
近年特に増えているのがびまん性脱毛症です。別名、女性男性型脱毛症(FAGA)とも呼びます。
びまん性脱毛症とは主にホルモンバランスの乱れ、生活習慣などが原因と言われており、髪が細くなったり抜け毛が増え、頭全体が少しずつ薄くなっていきます。
これまで紹介してきた脱毛症に心当たりがない人は、ほとんどがこの「びまん性脱毛症」の方だと考えられ、最も発症しやすい脱毛症なので、本ページではこのびまん性脱毛症について詳しく解説していきます。
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このページでは、女性の薄毛の原因や対策について、徹底的に解説していきますが、一番確実で早いのが、医師に相談することです。
あなたの原因や体質に合わせ、一番最適な治療や薬を提案してくれます。
下記のクリニックは、女性の治療法が安くて豊富で、無料カウンセリングで話を聞いて断ることも可能ですので、一度話を聞いてもいいでしょう。
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2. 図解でわかる!女性の薄毛を引き起こす5つの原因
女性の薄毛は、非常にゆっくりと症状が進行していきます。髪が少なくなってくることで、分け目やつむじなどの頭頂部の地肌が目立ってきてそこで初めて気づくため、気づいた時にはすでに多くの髪が失われている可能性があります。
対策をしっかりととることで、薄毛は改善が可能ですが、原因を理解せずにやみくもに対策をしているために全く改善をしないという方が多くいらっしゃいます。
過去に私のところに相談に来た方の中にも闇雲に対策をしたために、改善しなかったという方がいらっしゃいました。
この方が理解できていなかったのは、シャンプーだけで対策できると思っていたところにあります。
この方と同じ失敗をしないないために、女性の薄毛の原因についてきっちりと理解をしましょう。
2-1. 女性の薄毛のメカニズム
女性は女性ホルモンを活発に分泌していますが、この女性ホルモンが髪の毛を発達させたり、髪の毛の成長を持続させる働きを持っています。
下記の図は女性の女性ホルモンと男性ホルモンの関係を表した図です。
女性ホルモンは男性ホルモンを抑制するため、本来であれば男性よりも薄毛になりにくいです。
しかし、女性ホルモンが減少する生活を送っていると、男性ホルモンの影響力が増し薄毛になってしまいます。
さらに、女性ホルモンは頭皮のコラーゲンの生成を促す働きをしており、女性ホルモンが減少することで、頭皮環境にも影響を与えます。それによって、シャンプーや皮脂などの頭皮が刺激を受けやすくなってしまうことが薄毛の原因になっている可能性もあります。
2-2. 女性の薄毛の主な5つの原因
女性の薄毛の主な原因をまとめると下記の5つです。
- 食生活
- 生活習慣
- 頭皮環境
- 女性ホルモンの減少(出産・加齢)
- 遺伝
乱れた食生活や生活習慣が脱毛ホルモンの影響力を増大し女性ホルモンの減少につながり、その結果、薄毛になっている可能性が高いです。
このように、いろいろな要素が絡み合っているので、1つ何か対策をすれば薄毛が治るという単純な話ではないので、多方面から対策をしなければ改善は難しいでしょう。
次章ではこの5つの原因の中で日常の行動で対処ができる赤字で示した3つのポイントに対する対策について詳しく解説していきます。
加齢・出産・ピル、遺伝については避けられるものではない人もいるので、仕方ないものとして受け入れ他の対策でカバーできるようにしましょう。
3. 今日からできる女性の薄毛対策12選
女性の薄毛は対策をとることで、改善が可能です。
これから紹介する12の対策の中から、あなたが「できていないな」と思うポイントを中心にきっちりと取り組むことで着実に改善の方向に向うことができますので、根気強く対策をしていきましょう。
それでは女性の薄毛の対策が可能な3つの項目について改善していきましょう。
- 生活習慣に心当たりがある方の対策4選
- 食生活に心当たりがある方の対策4選
- 頭皮環境が気になる方の対策4選
3-1. 生活習慣に心当たりがある方の対策4選
女性の薄毛を改善するためにできる対策を4つ紹介していきます。
- 睡眠は時間と質にこだわる
- ストレスの発散方法を見つける
- 有酸素運動をする
- タバコは吸わない
① 睡眠は時間と質にこだわる
仕事や家事など日々の生活が忙しく、睡眠時間が取れていないことはありませんか?
どうしても時間が確保できない方は睡眠の質にこだわってみましょう。
以下の4つを守ることで睡眠の質が向上するため、薄毛の対策となります。
- 寝る前にスマホやパソコンをなるべく触らない
- 90分の睡眠サイクルを意識する
- 22時~2時の睡眠時間を確保する
- リラックスした状態で睡眠時間を向える
② ストレスの発散方法を見つける
ストレスは女性ホルモンを減少させたりと、薄毛の直接の原因となります。
あなたなりのストレスの発散方法を見つけることも対策には効果的です。仕事など、ストレスから逃れることができなくても、そのストレスをうまく発散できれば髪の毛へのダメージを減らすことができます。
そこであなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。
下記の2つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。
- 「太陽の光を浴びる」
- 「ハーブティーを飲む」
③有酸素運動をする
ランニングなどの有酸素運動は、少量ではありますが汗と一緒に薄毛を引き起こすホルモンを流し出すことができるので薄毛の改善に効果が期待できます。
また、ストレスの発散や血行の促進にもつながるため、薄毛の対策をしたい方は定期的な有酸素運動をすることをおすすめします。血行促進により、卵巣も活発に女性ホルモンを分泌するようになります。
「ランニングはちょっと・・・」という方は、以下のように無理のないことから始めてみましょう。
- 通勤でバスを使わず歩く
- 休日に散歩をする
- 毎日湯船に浸かる
- サウナで汗を流す
無理して運動してストレスになってしまうと元も子もありません。
あくまでも気分をリフレッシュしながら汗をかけそうなものがあれば試してみましょう。
④タバコは吸わない
タバコは髪の育成に必要なビタミンを破壊します。
また、タバコは血管を収縮させ血行を悪くしてしまいます。
タバコは辞めるか、本数を減らすように気をつけましょう。
3-2. 食生活に心当たりがある方の対策4選
食生活は頭皮環境に影響を与えたり、薄毛を引き起こすホルモンを増やす原因になります。
食生活が乱れていると、女性ホルモンの分泌量にも影響を与えます。
女性の薄毛を改善するために食生活の面からできる対策を4つ紹介していきます。
- 脱毛を抑制する食べ物を食べる
- 髪の毛に良い食品を摂る
- アルコールは控える
- サプリメントを使う
①脱毛を抑制する食べ物を食べる
実は、脱毛症状を抑える効果があるとされている成分があります。
「イソフラボン」と「亜鉛」は、脱毛ホルモンとも呼ばれれるDHTの元になる物質を抑制する働きがあります。
そのため、イソフラボンと亜鉛を摂取しましょう。
- イソフラボンを取れる食材・・・納豆、豆腐など
- 亜鉛を取れる食材・・・・・・・牡蠣、煮干し、するめ、ビーフジャーキー、チーズなど
②髪の毛に良い食品
その他、髪の毛に良いとされる栄養素は「ビタミン」「たんぱく質」「ミネラル」と言われています。
- 「ビタミン」・・・血行促進・髪の老化防止
- 「たんぱく質」・・髪の毛の原料となる
- 「ミネラル」・・・髪の育成の促進をする
以上のことから「イソフラボン」と「亜鉛」だけでなく、「ビタミン」「たんぱく質」「ミネラル」も適度に摂取することが健康な頭皮作りに必要です。
基本的なことですが、1日3食、肉・魚・野菜・乳製品などバランス良く食べることを心がけましょう。
過度なダイエットなどは、薄毛を引き起こす行動の中でも最悪なので、薄毛を改善したいのであればすぐにダイエットをやめましょう。どうしてもダイエットがしたいかたは、しっかり食べて痩せられるので、糖質制限などはおすすめです。
③アルコールは控える
お酒をたくさん飲む人はアルコールを控えた方がよいでしょう。理由は3つです。
- 睡眠の質を下げる
- 薄毛を引き起こすホルモンを抑制するはずの栄養素が減少する
- 髪に必要な栄養素が破壊される
アルコールはこのように様々な部分に影響を及ぼすため、AGAを改善したい人は飲む量を減らしたり、飲む頻度を減らすように心がけましょう。
④サプリメントを使う
サプリメントを使うことで不足しがちな栄養を補うことができるので、栄養が偏っている人や栄養が不足しがちな人には効果が期待できる方法です。
サプリメントは種類がたくさんあり、なかなか何を選んでいいかわからないですよね。詳しい選び方については、こちらの記事「プロが教える発毛にサプリを世界一効果的に使う完全ガイド」で解説しています。
発毛サプリについての記事ですが、不足しがちな栄養素については男女関係ありません。なるべくコストパフォーマンスの良いものを選んで、効率的に栄養を補給しましょう。
3-3. 頭皮環境が気になる方の対策4選
頭皮環境は髪を育てるための畑のような場所です。そのため、頭皮環境が悪いことで髪の生育に関わるためしっかりとしたケアが必要です。
まず、薄毛が気になる方はパーマやカラーリングは頭皮の刺激となるので、なるべく控えた方がいいでしょう。
また、シャンプーの際、頭皮の洗い方には以下のポイントを意識するようにしましょう。
- アミノ酸シャンプーを使う
- シャンプーの仕方に気をつける
- 育毛剤を使う
- 頭皮マッサージをする
①アミノ酸シャンプーを使う
市販のシャンプーの多くが「洗いすぎてしまう」という問題があります。そういったものだと、頭皮の皮脂を必要以上に取り除いてしまい、その後皮脂が余剰に分泌されてしまったり細菌の繁殖や炎症につながるため、おすすめできません。
そこで筆者は髪の毛に優しいシャンプーは「アミノ酸系のシャンプー」をおすすめします。アミノ酸は皮膚や髪の毛を作るたんぱく質の成分になっています。そのため、適度に頭皮を洗浄することができるのでAGAには効果的です。
界面活性剤とは水と油の境目(界面)を混じり合わせるもので、本来は水で落ちないような汚れを落とすのに効果的な成分で、食器用の洗剤などにも活用されています。
市販の洗浄力が強すぎるシャンプーは、石油を原料とした人工的に作られた合成界面活性剤を成分にしています。
そういったものだと、皮脂を余分に取ってしまったり頭皮の皮膚細胞が破壊されてしまいます。
②シャンプーの仕方に気をつける
爪を立てて洗ったり洗い残しがあったりなど、シャンプーはしっかりとできていますか?
シャンプーは毎日行うことなので、正しいシャンプーの知識を身につけて頭皮を大事にしましょう。
下記の図を参考に取り組んでみてください。
1) 洗う前にとかす
髪が長い場合は、風や静電気によって髪が絡まりやすくなっています。
絡まったままシャワーを浴びると抜けやすくなってしまうので、毛先の方から手ぐしやブラシでとかしましょう。
ヘアスプレーや整髪料で固めている場合は、髪が引っ張られて余計に抜けやすくなるので注意が必要です。
2) お湯で汚れを落とす
整髪料や汚れを指の腹で、優しくとかすようなイメージで落としましょう。
お湯の温度は38度程度で、汚れの8割程度落とすつもりでシャワーをしましょう。
この時にしっかりと汚れを落としているとシャンプーの量が少なく済むので、頭皮に余計な負担をかけないで済みます。
3) よく泡立ててからシャンプーをつける
髪が短い場合は10円玉程度、ロングヘアの場合は500円玉程度の量をつけよく泡立ててから髪につけてください。
手のひらを丸め指先で円を描くようにすると泡立ち易いですが、うまく泡立てられない場合は洗顔用のネットを使うのもいいですね。
シャンプーの量が多すぎると、すすぎ残しの元になり頭皮に良くありません。
4) 爪を立てずに優しく洗う
襟足→耳の後ろ→後頭部→頭頂部→生え際の順に指の腹で優しくマッサージをするように洗ってください。
汚れは爪を立てなくても、泡に汚れを溶かすようにすると十分に落ちます。
5) しっかりすすぐ
すすぎ残しは頭皮トラブルの元ですので、しっかりとすすいでください。
目安は洗う時間の倍ぐらいです。
泡をすすぎ終わったら、シャワーヘッドで頭皮のマッサージをするように押し当てると毛穴もしっかりとすすぐ事ができます。
6) バスタオルで水気を取る
シャワーが終わったら、乾いたバスタオルを髪の根元から押し当てるようにして水気を取ってください。
髪が濡れている時は静電気や衝撃に弱くなっていますので、ゴシゴシと拭くのはNGです。
7) ドライヤーで根元を乾かす
ドライヤーをせずに髪の毛を濡れたままで放置すると細菌などが発生する原因になるので、必ずドライヤーをしましょう。
ドライヤーのコツは「熱量ではなく風量で乾かす」ことと「根元から乾かす」ことです。
また、髪の8割程が乾かす目安です。それ以上ドライヤーを当て続けると髪に必要な水分まで失われてしまいます。
そうすることで、髪に余計なダメージを与えなくてすみます。
③育毛剤を使う
育毛剤に含まれている成分には下記のような、薄毛の改善が期待できる効果を持った成分が豊富に含まれています。
- 脱毛の原因をブロック
- 頭皮の血行促進
- 頭皮細胞の活性化
日々の生活習慣を変えるのは中々難しいですよね。育毛剤をお風呂上がりに頭皮になじませるだけなので、とても手軽に対策できます。
筆者がおすすめの育毛剤は『マイナチュレ』です。
出典:マイナチュレ
『マイナチュレ』は、女性向けの無添加育毛剤です。無添加でありながら多くの有効成分を配合しており、その結果複数の雑誌で紹介されたり、7年連続モンドセレクションで金賞を受賞するなど品質にも安心できます。
また、3ヶ月~の定期コースでの申込みであれば、『公式ページ』からの申し込みで初回2,980円(税込)と非常に低価格から始められます。
④ 頭皮マッサージをする
頭皮マッサージは血行を良くし栄養の吸収効率を高めたり、新陳代謝を高め毛母細胞の働きを活性化する効果があると言われています。
入浴中などに時間をとってやってみましょう。
以下の手順で行ってみましょう。
簡単頭皮マッサージ手順
- こめかみあたりに両手の親指以外の4本の指をあてます。10秒間、指の腹を使ってぐーっと上へ持ち上げるように上下に動かしたり、ゆっくりと円を描くように頭皮の表面をグリグリと動かします。
- 10秒が経ったら、指を少し上へずらして同じように頭皮を動かしていきます。少しずつ指を上へずらし頭のてっぺんまでいきます。
- 次に、後頭部耳の後、髪の生え際あたりに4本の指をあてて、1と同じようにマッサージします。
- 少しずつ指を後頭部の中心部へずらしていき、中央までいきます。
注意:頭皮マッサージのやりすぎはよくないので、力を入れすぎず5分以上はやらないように注意しましょう。
参考:頭皮ツボ
特に以下の2つのツボには血行を促進させることが期待できるため、意識してみましょう。
- 百会
- 角孫
百会(ひゃくえ)
効果
血圧の安定・めまい・立ちくらみ、乗り物酔い、二日酔いなど、全身症状の治療に効果があります。疲れ目や、鼻づまりなどが原因で起こる頭痛、耳鳴りなどにも効果的です。自律神経系の調整をするので、リラックス効果もあり、寝違えや首・肩こり、脱毛症の予防、痔などにも有効です。
場所
頭のてっぺん、耳と鼻を延長線上で結んだところに位置します。
角孫
効果
結膜炎、耳鳴りや耳の痛み、むし歯や歯周炎、首すじから頭部にかけてのこわばりに効き目があるとされています。頭痛・頭重、めまい、立ちくらみなどにも効果が期待できます。
場所
もみあげ付近の、口を開けたり閉じたりする際に、くぼみができるところにあります。
4. 頭頂部の薄毛をかんたんに隠す方法7選
これまで紹介してきた方法にしっかりと取り組むことができれば薄毛の症状もグッと改善に向かうことでしょう。
しかし、髪はすぐには生えて来ないので、少し改善したかな?と感じるまでには最短でも3ヶ月〜6ヶ月はかかります。
それまでの期間、薄毛が気になったままだとそれだけでストレスになってしまうので、これから紹介する髪型やグッズを使って隠してしまいましょう。
- 分け目を変える
- 前髪を作る
- ショートヘア
- アップ
- ポンパドール
- シースルーバング
- ウィッグ
4-1. 分け目を変える
分け目を変えるようにするとよいでしょう。分け目がいつも同じであることで型がついている可能性があります。
流す方向を左右だけでなく、前髪から少し後ろ気味に流すことで分け目をなくすこともできます。
分け目を変えるだけでイメージも変わって、おしゃれ感もアップです。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=MUH2L45oQZQ
4-2. 前髪を作る
出典:http://tomio23.com/archives/3242
前髪やおでこあたりが気になる方は、前髪を自分で作ってしまいましょう。
櫛で頭のてっぺんからおでこに向かって流します。もともとの前髪と揃えて切ります。
そうすることで、てっぺんあたりにあった髪を前髪にしてしまうことができるので、前髪の薄毛やおでこが気になるかたは前髪を増やして作る髪型にしてしまいましょう。
4-3. ショートヘア
出典:https://www.beauty-box.jp/…
「ショートにすると、薄毛が目立つのでは?」と思ったあなた、実はショートこそ薄毛を隠すのに適した髪型なのです。
なぜなら分け目をなくすセットがしやすく、スタイリングによって簡単にボリュームを出すことができるからです。
ショートは今流行りの髪型の1つですので、おしゃれ感がアップです。
4-4. アップスタイル
出典:http://www.beauty-box.jp/style/
アップスタイルにすることで、分け目や頭頂部の薄毛を隠すことができます。
結婚式やパーティなどでよく見かける髪型ですが、大人っぽく、エレガントなイメージに仕上がります。
4-5. ポンパドール
出典:https://beauty.hotpepper.jp/…
出典:https://beauty.hotpepper.jp/…
前髪を上げてしまうことで頭頂部の薄毛を隠すことができて、とても優しい印象になります。
ショート、ロングなど髪の長さに関係なくできる髪型なのもよいですね。
4-6. シースルーバング
出典:https://beauty.hotpepper.jp/…
今最も流行っているのが、シースルーバングです。
石原さとみさんなどを筆頭に芸能人の方も多くの方もシースルーバングのスタイルにしています。
あえて前髪を薄くすることで、トレンドの髪型にしているように見せることができます。
4-7. ウィッグで隠す
出典:https://www.natural.ne.jp/tsuuhan/readymade/
薄毛を隠すにはウイッグ(カツラ)はとても有効です。
ウィッグは値段も安く手軽に付けられるので便利です。髪型の種類もたくさんあるのでおすすめです。
接着材でくっつけるタイプのものもありますが、頭皮に刺激を与えてしまったり周りの髪が抜けるおそれがあるのでおすすめしません。被るタイプかピンで留めるタイプのもの選びましょう。
5. さいごに
薄毛が気になりだし対策方法を検討している女性に向けて、女性の薄毛の原因と対策について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
女性の薄毛の原因は「びまん性脱毛症」である可能性が高いです。
薄毛の原因である下記の4点には注意しましょう。
- 生活習慣
- 食生活
- 頭皮環境
- 女性ホルモンの減少
本ページで紹介した上記の原因別に12の対策に取り組むことで症状は良い方向に向いますので、しっかりと地道に対策をしていきましょう。
改善には時間がかかるので、改善するまでは本ページを参考に髪型や小物を工夫して、薄毛を隠してしまいましょう。
また、以下のクリニックが無料カウンセリングを行なっていますので、一度相談してみてもいいでしょう。
- AGAスキンクリニック:https://www.agaskin-woman.site/
最大手の薄毛専門クリニック - DMMオンラインクリニック:https://clinic.dmm.com/
全国どこでもオンラインで治療できるクリニック
あなたの悩みが少しでも軽くなることを心から祈っています。
25歳女、薄毛で悩んでいます。 15歳あたりから約10年間ずっと薄毛に悩んでいます。 18歳からヘアファンデーション(黒い粉)でずっと隠して生活してきました。 若いのにハゲだと笑われそうで病院にも行かなかったのですが、このままではまずいと思い、先日病院予約をしたところです。 12月に結婚式を控えています。 パートナーにも禿げていることを隠しているので、結婚式での髪型どうしたらいいのか悩んでいます。 アドバイスをください。
出典:Yahoo知恵袋