フケが出たり、頭皮がカサカサするのを感じ、「頭皮の保湿って保湿をした方が良いのかな?」と頭皮の保湿を検討していませんか?
実は、ネットでおすすめされている頭皮の保湿ケア商品は効果が薄いものや、どう考えても効果があるとは言えない商品もあるため注意が必要です。
このページでは、頭皮ケアアドバイザーとして1000人を超える方々の育毛のお手伝いをしてきた経験を持つ筆者が、頭皮の乾燥で下記の流れで詳しくご紹介します。
このページを読んでいただくことで、頭皮ケアの真実がわかり、頭皮の保湿力を高めるためにどうすれば良いかわかるようになるでしょう。
1. 頭皮の乾燥が悪化すると大変!
頭皮が乾燥しているのを感じると、「頭皮も保湿が必要かも…」と保湿を検討している方もいますよね。
頭皮って保湿は必要なのでしょうか?結論から言うと、頭皮は保湿が必要なのではなく、乾燥させないことが重要です。
頭皮の乾燥は、あらゆる頭皮トラブルの前兆です。頭皮の乾燥状態が続き、症状が悪化していく、下記のような頭皮トラブルが起こってきます。
- 湿疹
- かゆみ
- フケ
- ニキビ
- 薄毛
以上のような症状を引き起こさないためにも、なるべく早めに対策をしましょうね。
2. 頭皮に保湿は本当に必要?要注意な頭皮ケア
頭皮が乾燥すると、「保湿をしなければいけない!」と焦るかもしれませんね。
しかし、頭皮に関しては本当に大事なことは、保湿ではないのです。
そして、保湿ケア用品には注意も必要です。
2-1. 頭皮は保湿ではなく”乾燥させないこと”が重要!
日頃の習慣の中に、頭皮を乾燥させてしまうものがたくさんあります。
そのため、乾燥した頭皮を保湿するよりも、日頃の習慣を見直すことで、頭皮の保湿力を復活できる可能性が高いのです。
乾燥した状態って?
頭皮は通常、皮脂膜によって外部の刺激をバリアし、皮膚表面の保湿を担う機能を守っています。
しかし、外部からの刺激が強すぎる場合、頭皮の皮脂膜のバリア機能が弱まり、外部からの刺激が皮膚に加わることで、保湿を担うセラミドの保湿機能などが弱まることで、皮膚表面の水分量が少なくなってしまって乾燥します。
皮膚は常に生まれ変わっていて、これを新陳代謝(ターンオーバー)などと呼びますが、刺激や乾燥などによって、ターンオーバーが乱れることで、フケやかゆみ、炎症などに繋がっていきます。
2-2. 注意が必要な保湿ケア用品
しかし、頭皮の保湿ケアとして、下記のような対策が紹介されているケースがありますが、使用の際は十分に検討することをおすすめします。
- 頭皮用の保湿ローション
- オイル
- 薬用シャンプー
それぞれ、なぜ注意が必要なのかについて解説していきます。
頭皮の保湿ローションに注意が必要な理由
「化粧水や保湿ローションなどを使って保湿をすると良い」という情報がありますが、注意が必要です。
「h&s地肌マッサージクリーム」「キュレル」などの安価な化粧水の中には、防腐剤やアルコールなどが入っており、敏感肌な人は刺激となり頭皮環境の悪化に繋がることもあるためです。
私を含め、相談に来られた人の中には化粧水やローションを頭皮に使ったことで症状が悪化したという方がおられました。
なるべくアルコール濃度が高いものは避け、添加物なども入っていないものを選ぶようにしましょう。
オイルに注意が必要な理由
ホホバオイル、椿油、オリーブオイル、米ぬか油などのオイルなどが有名ですよね。オイルというと保湿をしてくれそうなイメージがありますが、実はこれらのオイルでは頭皮を保湿することはできません。
皮脂は保湿をしているのではなく、保湿力を持ったセラミドや保湿因子などの皮下組織を刺激から守るために存在しています。
そのため、皮脂の減少により、頭皮環境が乱れ、皮膚がダメージを受けることで、保湿力が弱まり乾燥に繋がっているのです。
オイルは皮脂の役割を担えるわけではなく、また皮膚に浸透して水分を保持できるわけではないためオイルで頭皮を保湿をするというのは少し違います。
薬用シャンプーはNG
薬用シャンプーと聞くと、フケやかゆみなどに効きそうなイメージがあり、もしかして頭皮の乾燥にも良いのでは?と考えていませんか?
これらの薬用シャンプーには、主に抗菌作用がある成分が入っており、菌の増殖を抑えることで皮脂が多い人のフケやかゆみを抑えることができます。
しかし、これらのシャンプーは皮脂をしっかりと落とすために強力な洗浄成分が入っているため、頭皮の乾燥にはおすすめできません。
3. 頭皮の保湿ケアローション(化粧水)まとめ
2章を読んでもどうしても保湿ケアが気になる人のために、どんな保湿ローションを選べば良いのかについて解説していきます。
下記に、今売り出し中の頭皮の保湿ケア用品をまとめました。
頭用化粧水 | 刺激になる成分 | 価格 |
キュレル | パラベン | 1,400~1,500円 |
NILE スカルプヘアローション | フェノキシエタノール メチルパラベン 香料 | 2,480円 |
アスタリフト・スカルプフォーカスエッセンス | 安息香酸ナトリウム フェノキシエタノール メチルパラベン | 5,800~6,000円 |
ノブ薬用スカルプローション | メチルパラベン | 1,650〜1,870円 |
オルタニカ スカルプエッセンス | エタノール | 7,260円 |
アマナクラ スカルプケアローション | エタノール | 3,000円〜3,500円 |
POLA シンフリー 薬用トニック | エタノール オキシベンゾン 香料 | 1,980円 |
スカルプD ボーテ | エタノール フェノキシエタノール | 4,180円 |
スカルプ リッチ | エタノール フェノキシエタノール | 4,400円 |
以上のように、頭皮の保湿ケア商品は色々と販売されていますが、どの商品も刺激になる可能性がある成分が入っています。
そのため、価格や、刺激になる可能性がある成分の観点からおすすめなのは、「キュレル」です。
頭皮にあまりよくない2つの成分
先ほど、保湿ケア用品には、頭皮にはあまりよくない成分が入っているのですが、どんな成分がよくないのか参考までにご紹介します。
成分 | 危険性 | 成分名 |
①アルコール系 | 水分を奪う | エタノール(アルコール) |
②合成防腐剤 | 皮膚の刺激になる | パラベン、フェノキシエタノール |
①アルコール系
アルコール系の成分はすぐに気化するため、アルコールと一緒に水分も蒸発して乾燥してしまう可能性があります。
保湿をしたい場合には、エタノールなどのアルコール成分が含まれている化粧水やローションは使わないようにしましょう。
②合成防腐剤
合成防腐剤は多くの化粧品や化粧水などに使われているため、心配しすぎる必要はありません。
しかし、すでに頭皮が乾燥していて、敏感肌な人には、刺激になり乾燥が悪化してしまう可能性があります。
パラベンやフェノキシエタノールなどの成分には注意しましょう。
4. 頭皮の保湿力を復活させる対策9選
頭皮は保湿をするのではなく、乾燥しないために対策をしていくことが重要です。
頭皮の乾燥を防ぎ、頭皮本来の保湿力を復活させるための対策として効果的なものを1つずつ紹介していきますので、ぜひ実践してみてください。
① シャンプーの仕方を見直す
本来、38℃のお湯だけでも皮脂や汚れは8割落ちると言われており、ゴシゴシと頭皮に物理的な刺激が加わることで、頭皮環境が乱れることがあります。
シャンプーはお湯の温度や、洗髪の仕方など、意外と正しいやり方ができていない人も多いです。
下記の5つのポイントに注意しながら丁寧に洗髪をしましょう。
また、お湯の温度に気をつけながら、頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスが頭に残らないようにすすぎに気をつけることが重要です。
シャンプーやリンスなどのすすぎ残しにより、頭皮に刺激となって頭皮環境が乱れるためです。
② ドライヤーの仕方を見直す
「頭皮が熱い」と感じるまでドライヤーをあててしまったり、ドライヤーを必要以上に頭皮に近づけたりしていませんか?
ドライヤーの熱はとても温度が高く、頭皮の水分を急激に奪うため、乾燥に繋がります。
できるだけ頭皮に負担がかからないために、ドライヤーをする際のポイントをご紹介します。
過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。
頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり、乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してターンオーバーが乱れる原因になります。普段、乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。
③ 食生活を見直す
外食などが多くなり、食は偏っていませんか?また、過度なダイエットにより栄養は不足していませんか?
頭皮では常に新しい皮膚が作られて生まれ変わっていますが、ビタミン、ミネラルなど必要な栄養が不足することで、新陳代謝の乱れに繋がります。
栄養不足によって、皮膚の新陳代謝が正常に行われず、バリア機能や保湿機能が弱まるためです。
下記の表は皮膚の再生などに重要な栄養素と食べ物の表です。
栄養素 | 効果 | 食べ物 |
ビタミンA | 皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する | いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん |
ビタミンB | 新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える | 豚肉、レバー、卵、豆類 |
ビタミンC | コラーゲンの合成、抗酸化作用 | レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン |
ビタミンE | 血行促進、新陳代謝の活発化 | 油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ |
セラミド | 皮膚を保湿する成分 | 豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ |
リノレン酸 | 細胞分裂の補助 | えごま、大豆、小麦、柿 |
亜鉛 | 細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化 | 牡蠣、牛肉、たらこ、卵 |
基本的に、肉や野菜などのバランスの良い食事を心がけることが重要です。
上記の表を参考にしながら、普段の食生活に積極的に取り入れるようにしましょう。
④ ストレスケアをする
ストレスによって肌荒れなどを起こす人もおられると思いますが、ストレスによってホルモンバランスが乱れることで血行不良になり、皮膚の新陳代謝に必要な栄養素が不足するためです。
また、ストレスによって栄養素を多く消費するため、皮膚の再生に必要なビタミンなどが不足し、頭皮の新地代謝の悪化に繋がります。
ストレスは簡単に取り除けるわけではありませんし、ストレスが全て悪いというわけでもありませんが、これから紹介するトレス対策を参考に、ケアをするようにしましょう。
対策1) ストレスを和らげる
あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。
下記の7つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。
- 太陽の光を浴びる
- 森林浴をする
- 散歩
- 入浴
- 瞑想
- ハーブティーを飲む
- 人に相談する
対策2) 睡眠の質を高める
睡眠はストレスを溜め込まないための最も効果的な対策です。
特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。
1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。
睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。
⑤ 頭皮マッサージをする
頭皮マッサージは、頭皮を柔らかくして血行を良くすることができます。
頭皮マッサージをすることで、頭皮の血行がよくなり、頭皮の新陳代謝を活発にすることができると言われています。
この基本的な動作と、このページで紹介するポイントを意識しながら、あなたの気持ち良いと感じる部分をマッサージしてみましょう。
この動画では指を丸く円を書くように動かしたり、包み込むように引っ張ったりする方法を紹介しています。
これまでの頭皮マッサージで指を動かすバリエーションをまとめると下記の4つです。
- 指でグーっと押す
- シワを押上げる
- シワを押し上げるようにしつつ、円をかきながら動かす
- 頭全体を包むようにし、引っ張り上げる
これらの動きを参考にしながら頭のシワを動かしましょう。
こちらの記事「5分でできる!世界一簡単な頭皮マッサージの方法と全注意点」で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
⑥ 紫外線対策をする
頭皮が紫外線を浴びることによって皮脂が酸化し、酸化した皮脂が頭皮を刺激します。
酸化した皮脂や紫外線の刺激によって頭皮のバリア機能が弱くなり、乾燥に繋がります。
特に夏場は帽子などで、紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。なお、帽子をかぶる際は、蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう。
⑦ カラーやパーマは控える
乾燥しやすい人は、パーマやカラーの頻度を抑えるか、行わないようにしてみましょう。
パーマやカラーをする際は美容師さんにあらかじめ乾燥体質であることを伝えることで、頭皮を保護するクリームなどを塗ってからパーマやカラーをしてもらえる場合があります。
⑧ アミノ酸シャンプーに変える
頭皮の皮脂を洗い流しすぎると、頭皮が刺激を受けやすくなり乾燥に繋がります。
特に1000円以下のシャンプーなどは、食器用洗剤並みに洗浄力が強いとも言われているほどです。
シャンプーには界面活性剤(水では落とせない汚れをとる成分)の種類によって下記のように、硫酸系、石鹸系、アミノ酸系と種類があります。
ドラッグストアで1000円以下、あるいは1000円前後で販売されているシャンプーのほとんどは硫酸系、石鹸系のシャンプーで洗浄力が強いです。
界面活性剤の種類 | 刺激の強さ | 価格 | 備考 |
硫酸系 | × 強い | 1000円以下 | 1000円以下のシャンプーはだいたいこれ |
石鹸系 | △ 中位 | 1000円以下 | 石鹸カスが頭皮に残りやすい |
アミノ酸系 | ◯ 弱い | 2000円以上 | 洗浄力が適度で頭皮に優しい |
あくまでも目安ですが、2000円以上のシャンプーは、アミノ酸系の界面活性剤を使っており、洗浄力が優しいです。(高ければいいというわけではないのでご注意を!)
乾燥体質の人はアミノ酸系のシャンプーを使うことで皮脂を落とし過ぎないようにすることができます。おすすめは『haru ”kurokamiスカルプ”』というシャンプーですが、詳しくは5章を参考に選び方から身につけましょう。
⑨ 湯シャンを試す
シャンプーを使わず、お湯だけで洗う「湯シャン」をすることで、皮脂を洗い流さず、皮脂の頭皮を守る力を生かして、乾燥を防ぐことができます。
個人の体質によりますが、乾燥フケは湯シャンで改善する人もいます。
なお、頭皮がベタつく脂性フケの人は湯シャンで症状が悪化する可能性があるので、注意が必要です。
参考:頭皮のリセットにおすすめ!育毛サロンの無料体験
育毛サロンと呼ばれる、頭皮のエステサロンのようなサロンがあり、そこでは、頭皮の汚れやフケをスッキリ洗浄したり、頭皮マッサージを受けられます。
無料体験を行なっているサロンもあり、コスパよく、プロに頭皮を洗浄してもらえます。
例えば「バイオテック」は全国各地にある育毛サロンで、無料なのに90分間プロの施術を受けられる無料体験コースが存在します。
通常は有料でおこなっているコースですが、体験と言いながらも満足できる内容です。無料体験コースがあるうちに1度は行ってみることをおすすめします。
私も行ったことがありますが、頭皮がスッキリしてフケがしばらく出なくなったので大満足でした。
バイオテック公式ページ:https://www.biotech.ne.jp/
こういった無料体験のようなものは、「営業が強くないか?」と心配でしたが、そんなことは全くなく、美容室に行って髪を切った後のように、特に営業はなく、和やかな雰囲気のまま帰れました。
5. 頭皮ケアにおすすめのシャンプー2選
頭皮の乾燥を防ぎ、保湿力を高める対策としては、2章にあげたものがありますが、実際には継続をするのが難しいのです。
シャンプーは毎日行うケアで、違うものに変えるだけで頭皮の乾燥を防げる可能性が高いので、とても手軽です。
しかし、ちまたのシャンプーの中には洗浄力が強いものが非常に多く、選ぶのも難しいです。
そこでこの章では、シャンプーを選ぶ上でのポイントや、おすすめのシャンプーについて紹介していきます。
- シャンプー選びの3つのポイント
- フケ対策におすすめのシャンプー3選
5-1. シャンプー選びの3つのポイント
シャンプーを選ぶ際のポイントは3つです。
- 洗浄力が強すぎないこと←フケには最も重要!
- 添加物が少ないこと
- オイルが入っていること←(コンディショナーやリンスを使わない人)
① 洗浄力が強すぎない
先ほどアミノ酸系の界面活性剤を使いましょうとお伝えしましたが、さらに具体的に選び方をご紹介します。
本当に良いシャンプーは、ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤で、添加物が入っていないものです。
ベタイン系、アミノ酸系、グルコシド系の界面活性剤は一緒に入っていることもあり、おおよそこれらのシャンプーを総称してアミノ酸シャンプーなどと呼ばれていることが多いです。
界面活性剤 種類 | 洗浄力 強さ | 頭皮 安全性 | 具体的な成分 |
硫酸系 | ★★★★★ | × | ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム ラウレス硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム |
スルホン酸系 | ★★★★☆ | × | オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、オレフィンスルホン酸na |
石鹸系 | ★★★★☆ | △ | カリ石けん素地、脂肪酸Na、脂肪酸K |
スルホコハク酸系 | ★★★☆☆ | △ | スルホコハク酸(C12-C14)パレスー2Na、スルホコハク酸ラウレス2Na |
ベタイン系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン |
アミノ酸系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | ココイルグルタミン酸na、ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルアラニンNa |
グルコシド系 | ★☆☆☆☆ | ◯ | デシルグルコシド |
界面活性剤は複数入っていることも多いので、見極めるのが難しいと思いますが、成分一覧を見て、ラウリル硫酸、スルホン酸、脂肪酸、スルホコハク酸が入っていないかどうかをチェックしましょう。
② 添加物が少ないこと
シャンプーには、アルコール、パラベンなどの添加物が必ずといっていいほど入っています。
シャンプーを腐らせないためには必要な成分なのですが、肌が敏感になってしまっている乾燥肌の人はこれらの成分も刺激になっている可能性があります。
そのため、なるべく無添加なものを選ぶようにしましょう。
参考:添加物の種類
添加物とはどんな成分を指すのか下記の表にまとめました。
添加物 | 成分 | 概要 |
防腐剤 | パラベン メチルパラベン | シャンプーの腐敗を防ぐ |
合成ポリマー | ジメチコン メチコン トリシロキサン | 主に髪の滑りを良くしたり、コーティングする成分 |
鉱物油 | パラフィン | 乳化させるため(性質が違うものを混ぜ合わせる) |
人工香料 | 安息香酸Na 香料 | 香りづけ |
これらの添加物は、髪や頭皮への影響については専門家の間でも賛否両論あります。
皮膚が弱い人やなるべくカラダには良いものをと考えている人は、なるべくこれらの添加物が入っていないものを選ぶと良いでしょう。
③ オイルが入っていること
一般的なシャンプーにはシリコンなどが入っており、髪をコーティングしてスルスルと通りをよくしてくれます。
しかし無添加で低刺激のものは、シリコンも入っていないためギシギシした質感になりやすく、髪の仕上がりには不満を持ってしまう人もいます。
オイルが入ったシャンプーであれば、シリコンが入っていなくとも自然のオイルの力で頭皮に優しく、髪をスルスルと通りをよくしてくれます。
リンスやコンディショナーを使わない人はオイルが入っているものがおすすめです。
5-2. 乾燥が気になる人におすすめのシャンプー2選
シャンプーはとても種類が多く、選ぶのが非常に大変です。
この章の最下部でも比較をしていますが、今人気の低刺激シャンプーの中から20種類を選抜し比較をしました。
その結果、シャンプーの中でも添加物や、刺激が少なく、コスパも良いシャンプーを2つ紹介します。
- 『haru ”kurokamiスカルプ”』・・・総合おすすめNo1
- 『ハーバニエンス』・・・コンディショナーとセットで使いたい人におすすめ
『haru ”kurokamiスカルプ”』
『haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加のシャンプーで、今、女性に大人気のアミノ酸シャンプーです。
頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮に優しくフケのケアにも最適です。髪の仕上がりもスルスルとなめらかな仕上がりになります。
ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど、頭皮環境にお悩みの方が大絶賛するシャンプーです。
- 定期購入(2ヶ月毎): ¥3,256/400ml
- 通常:¥4,070
- 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン
出典:アットコスメ
haru「kurokami スカルプ」公式ページ
「口コミと評判でわかるharuシャンプー!体験してわかった使用感まとめ」のページに実際に使った体験談と他の利用者の口コミをまとめていますので気になる方はチェックしましょう。
『ハーバニエンス』
『ハーバニエンス』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。
植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。
ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているので安心できますね。
- 定期購入(2ヶ月毎): ¥2,200/300ml
(コンディショナーセット¥4,400) - 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り
泡立ちもよく、泡切れも早く、シャンプーが気持ちよくできます。
香りもすごくいい香りです。
価格は高いですが、価格以上の価値はあると思います。
ただし容器はもう少し改善してほしいです。ポンプのバランスが悪く倒れやすいことと、ポンプの根元から
シャンプーがにじみ出てきます。これさえなければパーフェクトです。
出典:Amazon
ハーバニエンス公式ページ
参考:シャンプー 上位10種類
洗浄成分や刺激になる成分、価格などを下記の表にまとめました。
シャンプー | 評価 | 添加物 刺激成分 |
1位 haru ”kurokamiスカルプ” 2ヶ月ごと定期コース:¥3,256/400ml 通常:¥4,070 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 ココイルグルタミン酸TEA コカミドDEA ココイルメチルアラニンNa ココイルグリシンKなど 【刺激成分】 エタノール |
2位 ハーバニエンス 2ヶ月ごと定期コース:¥2,200/300ml (セット¥4,400〜) | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◎ | 【洗浄成分】 ラウロイルメチルアラニンNa ココイルグルタミン酸Na ココアンホプロピオン酸Na コミカドプロピルベタインなど 【刺激成分】 – |
3位 ブラックシャンプー 定期コース:¥4,752/400ml 通常:¥5,280 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:◯ | 【洗浄成分】 コミカドプロピルベタイン ココイルグリシンK ラウリルグルコシド ココイルグルタミン酸TEAなど 【刺激成分】 エタノール |
モーガンズノンシリコン アミノ酸シャンプー白樹 ¥2,860〜/300ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 デシルグルコシド オレフィン(C14-16)スルホン酸Na コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNaなど 【刺激成分】 安息香酸Na ポリクオタニウム-10 エチドロン酸4Naなど |
マイナチュレシャンプー 1ヶ月ごと定期コース:¥2,979/280ml 通常:¥3,696 | 洗浄成分:◎ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ラウロイルメチルアラニンNa など 【刺激成分】 フェノキシエタノール 安息香酸ナトリウム など |
アスタリフトスカルプ フォーカスシャンプー 定期コース:¥1,980/200ml 通常:¥2,200+送料200 | 洗浄成分:△ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 ココイルアラニンTEA ココイルサルコシンNa PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na ラウリルベタインなど 【刺激成分】 メチルパラベン 安息香酸Na オレイルアルコールなど |
ZACCパールリッチシャンプー ¥6,380/400ml コンディショナーセット | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン スルホコハク酸ラウレス2Na ココイルグルタミン酸TEA など 【刺激成分(添加物)】 フェノキシエタノール メチルパラベン プロピルパラベン 香料など |
ボタニカルシャンプー (モイスト) ¥1,540/490ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 コカミドプロピルベタイン ココイルメチルタウリンNa ラウロイルメチルアラニンNaなど 【刺激成分(添加物)】 エタノールベヘントリモニウムクロリド,ジステアリルジモニウムクロリド,香料 フェノキシエタノールなど |
モンゴ流シャンプーEX ¥4,400/400ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:△ | 【洗浄成分】 ラウロイルメチルアラニンNaラウロイルサルコシンNa ラウロイルメチルβ-アラニンTEAなど 【刺激成分(添加物)】 エタノール フェノキシエタノール |
守り髪シャンプー ¥3,080/400ml | 洗浄成分:△ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 スルホン酸Na コカミドDEA ココイルグルタミン酸TEA 【刺激成分(添加物)】 エタノール フェノキシエタノール メチルパラベン プロピルパラベンなど |
ディアボーテオイルインシャンプー ¥781〜/500ml | 洗浄成分:◎ 刺激成分:× | 【洗浄成分】 ココイルメチルタウリンNa パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン コカミドメチルMEA ココイルグルタミン酸TEA 【刺激成分】 エタノール 安息香酸Na 塩化Na など |
<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系・硫酸系△/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×
6. さいごに
頭皮を保湿する必要があるのか?また、頭皮の保湿ケア用品についての注意について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
頭皮の乾燥はフケや炎症、薄毛などにも繋がる可能性があるため、なるべく早く対策をしましょう。
保湿ケア用品は逆効果になってしまうものもあるため、基本的には、洗髪の仕方やドライヤーなど日頃の習慣を改善したり、シャンプーを下記のような優しいものに変えてみましょう。
- 『haru ”kurokamiスカルプ”』・・・総合的におすすめNo1
- 『ハーバニエンス』・・・コンディショナーとセットで使いたい人におすすめ
あなたの頭皮の悩みが軽くなることを心から祈っています。
髪は、天然の黒髪で柔らかい猫っ毛です。元々傷みも無いし、フケや乾燥なども無い頭髪頭皮なので、何か劇的な変化を感じる事は無いのですが、リピート続けてるのには理由があるんですよね、やっぱり。一番は、とにかく楽ちん!泡切れも早くて、香りもキツくなくていい。髪も全くキシキシしないし、痒みも出ない。何より成分がいいので安心して使える所かな?3本セットで買えば、コスパもいいと思いますよ。